HP作成日記

更新情報のせてたのですがHP作成関連ばかりなので。
本編はリンクの本館へ。

エアコンはニガテ。でもやっぱり暑い

2005-07-11 | テーマサロン
なんだか晴れてるんだか晴れてないんだか蒸し暑ーい日でした。
おかげで昼はどんよりした日記を書いてしまって、さすがにこれはアップできまい、と、書き直し。

暑いというのではエンピツさんのこちらの日記も取り上げてますが
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=41506&pg=20050711

なるほど(笑。
私も腹黒で卑怯者なことにかけては右に出るものはないと自負しているのですが、冷房だけは嫌いだったりします。

一応うちにはお客様用にエアコン買ってあるのですが、お客様いないときはつける気になれない。
涼しいのは大好きなのに、なんでだろうと思ったのですが、多分カビなんじゃないかと。

夏になるとときどき肺炎っぽい症状が出ていたのですが(一回医者にいったらマイコプラズマじゃあないかと)、どうもそういうのに感染しやすい体質らしいです。

でここ数年うちでエアコンをつけないでいたら快適というか変な病気にはかかっていないので、多分こいつだろうと。

カビを掃除すればいいんでしょうけど、「そんなメンドクサイことをするくらいなら暑くていい」と、未だにエアコン放置したままです(開けるのが怖い)。

地球温暖化防止に少しは役立っているからいいかあ、と、怠惰の言い訳をしているのですが、やっぱり地味に暑い。

一番熱いのはPCだったりするから、こいつを消せばいいんですけどそれはちょっと、ということで、せめて部屋から熱がうまく逃げていくようにしてます(煙突がほしい)。


(追記)
耳たぶは放熱部になっているので、暑くて頭がぼーっとした時は水で耳を少し冷やすとすっきりします。トリビア。






MEMORIZERS
あつい

"World On Fire"

2005-07-10 | テーマサロン
表題はサラ・マクラクランの歌です。

これはあのアフガン戦争をモチーフに書かれた歌。

日本でもペシャワール会などによって井戸の不足が伝えられましたが、彼女もアフガンの窮状を知ってこの歌を書き下ろし、プロモーションビデオをわずか15ドルでつくったあと、収益を各人権団体に寄付したそうです。歌詞の中にも水を運ぶ話が出てきます。

寄付リスト一覧
http://www.worldonfire.ca/donations.html


世界は炎に包まれていて
私の力を超えている


やればやるほどわたしたちは小さくなっていく
ひとりが幸せになるということはほかの人たちのものが少なくなるということ



これは絶望と悲しみの歌です。
911のあとの転がるように戦争が拡がっていったあの時期。


原曲はこちら
http://www.worldonfire.ca/

ライブ8でも彼女は演奏しました。
こちらでまだ聴けます。
http://music.aol.com/artist/main.adp?tab=songvid&artistid=13644


彼女の伸びやかな声量のある歌声はゆったりとゆれるゆりかごのようです。



以下はその歌詞。


"World On Fire"

Hearts are worn in these dark ages
You're not alone in this story's pages
The light has fallen amongst the living and the dying
And I'll try to hold it in, yeah I'll try to hold it in

[Chorus]
The world's on fire and
It's more than I can handle
I'll tap into the water
(Try and bring my share)
I try to bring more
More than I can handle
(Bring it to the table)
Bring what I am able

I watch the heavens but I find no calling
Something I can do to change what's coming
Stay close to me while the sky is falling
Don't wanna be left alone, don't wanna be alone

[Chorus]

Hearts break, hearts mend
Love still hurts
Visions clash, planes crash
Still there's talk of
Saving souls, still the cold
Is closing in on us

We part the veil on our killer sun
Stray from the straight line on this short run
The more we take, the less we become
A fortune of one that means less for some

[Chorus X2]



戦争もテロもある。絶望もある。
ただ、その事実を共有することによって救いがある  かもしれない。












Live8

MEMORIZERS
戦争について

カントリー界の論争と期待の星と

2005-07-09 | テーマサロン
ロンドンのテロとその反応を見ていて「そうか・・・」と。
とりあえずテーマ作りました。後でメイン日記まとめられたら書きます。

32条は情報なく、依然先行き不透明。すでに起きた悲惨な死と、これから起こるであろう・・・とを見比べてますます鬱に。
でもブックマークさせて頂いていた方が日記を久しぶりに書いていらっしゃったので少しほんわかした気持ちに。ゆっくり、急ぐ。


さて、ちょっと戦争がらみ?になるかもしれませんが、フィラデルフィアのライブ8に出演したカントリーシンガーのことを。

みなさん、イラク戦争前のディキシー・チックス事件を覚えていらっしゃるでしょうか。
そう、ラジオで「ブッシュと同じテキサス出身なのが恥ずかしい―」と批判したら「愛国者」の方々からうんとこさ批判が来て、ついでにいやがらせもうんとこさ来たという、あの女性カントリーグループですね。

あの話には続報がございまして。

カントリーといえば、「アメリカの演歌」と言われていて、南部のおっさんたちの愛唱歌になっていますが、だから、俺たちが国を支えるんだ!という意識がとても強いのでしょうか。カントリーの代表的な歌手と言われるトビー・キースが「赤と白と青は自由と博愛とナントカを象徴していて―」と、星条旗大絶賛ソングを出して国威高揚に勤めたわけです。

それに対してやっぱり批判も起きて、こちらのページはディキシー・チックスのファンの方がおつくりになったページらしいですが(要反転)、
http://www.geocities.jp/dixiechicksjapan/songwriters/song.htm
こちらの最後の方にちょっと載っていますですね。
スーザン・ギブソン
トビー・キースが旗を振り回して、ジャケットに旗の写真が付いたCDを売ってお金をかき集めることよりもっとアメリカ的です。私にとってはキースは冒涜であり、愛国心の切り売り行為です。私は国を愛していますし、他の国に住むことなど考えられません。自由がなければ今の私もないでしょう。アメリカに神のご加護を、と思っています。サダムのおしりをブーツで蹴飛ばす歌を売ることが愛国心だとは思いません。そんなものは資本主義であり、商売行為であり、みんなの愛国心をもてあそんでいるのです。彼はみんなの愛国心をお金に換えているのです。だから、チックスの反国的考えより、トビーの愛国観のほうがよっぽど異常だと思います。

リパブリカンが多いといわれているカントリー界ですが、いろんな人がいる、ということです。

そういう意味では少しほっとするのですが、それまで素朴だったカントリー界が政治論争に巻き込まれてしまって、一時はかっとなったものの、ファンは少々お疲れ気味のようです。

で、その合間を縫って出てきたのがキース・アーバン。

カントリーと言えばアメリカ南部ですが、同じアングロサクソンのオーストラリアやイギリスもファンが多いようで。彼もそのオーストラリアのカントリー少年の一人だったようです。

彼のカントリーは、ロックと融合した、いわゆるオルタナティブカントリー(こんなジャンルがあることをはじめて知りました・・・)で、正統的カントリーではないのですが、雰囲気がとにかく素直。ミュージッククリップも素朴そのもので、日本では売れにくいでしょうが、もともと素朴さを好むアメリカのカントリーファンの心をとらえたようで、昨年のカントリーミュージックアウォードの最優秀男性シンガーに選ばれています。

保守的なアメリカカントリー界にあって、外国人が賞を取るというのは極めて画期的なことのようで、アメリカ人もやっぱり癒しを求めているのかな、疲れているのかな・・・という気がします。


で、その彼ですが、この間のフィラデルフィアのライブ8に出演しました。

私はこの人全然知らなかったので、先入観なしに聞いたのですが、冒頭はコテコテのカントリーで、カントリーがニガテな私はスルーしようと心に決めていたら、後半が、ちょっとU2みたいな、アイリッシュとかイギリスっぽい音になっていて、そのミスマッチが面白くてずっと聞いてしまった、という感じです。

もともとこの人はギタリストだったようで、ギターがとっても上手い(速弾きで、どちらかというとアメリカンへヴィメタルの方が合ってるんじゃないかと思うのですが、カントリーこれもいいのだそうで)。で、歌もなかなか上手いですね。ライブのセンスはかなりいいです。

U2みたいな硬質な音とソフトな音のミスマッチで売れば、世界でかなりいいところまで行くような気がするのですが、本人はあくまでカントリーが大好きのようですし、ミュージッククリップもアメリカのおじさんたちを対象に作った、どちらかといえばダサ目の素朴なものですし、ロックを中心に見ると、ああもったいない、という感じですが、カントリーのマーケットもかなり大きいし固定ファンがいるし、それでいいのかなあ。でもセンスいいのにもったいないなあ、と、カントリーに偏見がある人間は勝手なことを思ってしまったり。

詞の世界はかなり情緒的で、自由を求めて奥さんが出て行ってしまった男の子が、レコードもネコも持っていっていいよ、思い出だっていらない、ぼくはちっとも気にしていない、でも、君はぼくの事を必ず考えることになるんだ、絶対だよ、と、がらんどうの家の中で寂しく歌う、というような、ちょっと往年のブルース・スプリングスティーンみたいな感じ。永遠のアメリカンリリシズム、という感じでしょうか。


今のアメリカ人が彼の音楽に何を求めているのか正確にはわかりませんが、論争の末に彼らが求めたのが、「アメリカ」から距離を置いたオージーの、とても素朴なラブソングというのは、なんとなくわかるような気もするのです。

ライブ8での演奏はこちら。
http://music.aol.com/artist/main.adp?tab=songvid&artistid=271584
大ヒットしたという「Sombody Like You」はなかなかです。ロック好きの私としては後半だけなら100点満点をあげるのですが。







Live8

MEMORIZERS
LIVE8

業務連絡:MEMORIZERS企画もの

2005-07-08 | テーマサロン
きのうの不具合、はてなユーザーの方にはご迷惑おかけしました。
面目次第もござりませぬ。

はてなグループをいろいろいじっていて、「はてな、すごい!」と思っていた矢先でしたが・・・

何をいじっていたかというと、記事の中にRSSモジュールを表示できるか?ということで。
ばっちり表示できました。HTMLでアレンジもある程度できます。

いろいろなポータルサイトがほとんどRSSで動いていることを考えれば、やり方によっては実に多彩なサイトを作れる、ということなのですが、それがほとんどはてなの技術とサーバーに依存していることがちょっと怖い。

ブログ関係では、日本で多分一番の技術を持った会社だと思いますが・・・使うか、使わないか、どうしよう。はてなグループにもう1つ加入しちゃえば、あれもこれもできちゃうんだけど(いろんなことやりたい方には本当にお奨めです。発想次第で使い方多彩。しかも無料)。



さて、某SNSに加入なさっている方々はもうご覧になられたと思うのですが、LIVE8のテーマを企画物にして、非メンバーでも投稿できるようにしました。
http://memorizer.blog11.fc2.com/blog-entry-46.html

ほとんど管理人の趣味で申し訳ないです(汗)。
まあでも、音楽や映画は、ほんとうに一瞬のことですので、その一瞬を記録しておきたい、という願望で。

皆様も、こういう企画をやってほしい!というのがあったら、リクエストくださいませ。
もちろん非メンバーの方のアイディアも募集中です。

内部ではなんとなく緩いつながりを持ちつつ、外部と自由に行き来できるような感じかな、と考えています。

あと、FAQにも追加しておいたのですが、トラックバックがうまく行かない、という方、ご相談ください。
どうもダブルトラックバックによるトラブルが多そうです。


今日は業務連絡ということで。(尻切れとんぼ―)





MEMORIZERS
ブログについて

はてなの方へ:TBエラーがありましたすみません

2005-07-07 | テーマサロン
MEMORIZERSのはてなユーザーの方に、意図しないトラックバックを飛ばしてしまったようです。

MEMORIZERSを入れているはてなグループのサイトで今日ちょっとした実験をして、そのあとアクセスしたらそのエントリーがトラックバックされていました。(他のブログの方には行っていません。はてなダイアリーだけです)

はてなは、記事の中でたとえばID:ナニナニと記入すれば、その方の日記に自動でトラックバックが飛ぶことになっているのですが、アクセスしただけなのに???

先日、この自動リンクをオンオフできるように機能追加したらしいのですが、その余波でしょうか。


ともかく、トラックバックを飛ばしてしまった方々には申し訳ありませんでした。まったくの不具合ですので、削除して下さると嬉しいです。すみません。

急遽ご報告まで。
(はてな、しっかりしてくれ 涙)

ドイツのすごいおじさんミュージシャン

2005-07-07 | テーマサロン
きのう夜になって民主党からメールが。なんじゃらほいと思って開いたら、きのうの早朝に寝ぼけながら出した32条見直し嘆願のお返事でした。まあ儀礼的なことしか書いてませんでしたが、すぐに返信メールが返ってこなかったということは、自動返信じゃなく、一応きちんと目を通してくれているということなんでしょうか。

で32条関係、少しの間首がつながりました。
与党側、障害者自立支援法案の修正案まとめる 法案採決は13日以降に持ち越しへ

回復期で働ける人もいるけど、「毎日」「定時」というのができない。その日によっていきなり体が動かなくなる日もあるし、電車でパニックを起こしたりする時もあるし。体を動かせない人は自立支援してもらっても意味ないのです。でも「症状が重い軽い」じゃなく「病気」で負担率を決めてるから、自立じゃなく、ただ貧乏になって病院にいけなくなるだけなんですよね。ここを修正しない限り、廃案にしてもらう以外ない。


さて、きのう、ピンクフロイドのベスト版の売上が1300倍に伸びたと書きましたが、わたくし間違っておりました。

1300%でした。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081120643048.html

まあ落ち着いて考えてみたらわかったことなんですが、でも1300倍でも驚かないほどのパフォーマンスでしたわ。
次に伸び率が高かったのは、ザ・フーの「Then & Now 1964-2004」で、863%増。アニー・レノックスはユーリズミックスの「グレイテスト・ヒッツ」が500%、ダイドの「ライフ・フォー・レント」は412%増だ。

ほぼ納得の結果ですね。ダイドーはそんなによかったかな?という感じはしますが、まあそこそこ。コールドプレイは伸び悩みというけど、演奏自体はなかなかよかったのですけどね。元が売れてたから率としてはそんなものでしょう。

ピート・ドハーティは・・・だって、エルトンがよすぎたんだもの。
単独で出てたらスルーだったのに、盛り下げちゃったから風当たりはきついですね。ちょっと気の毒。


さて、昨日書いたコンプリートリスト、おなじみのミュージシャンのライブも聴いていますが、知らないミュージシャンのライブを見るというのも楽しいもので、ほとんどジャケ買いのような感覚でアトランダムにクリックして楽しんでいます。

さすがにそれなりの実力のミュージシャンばかりが集まっているので、適当に選んでもなかなかのパフォーマンスです。好みはあるだろうけど、レベルは一様に高いので。

で、滅多に聞けないドイツのミュージシャン。
ここにすごいのがいました。

ヘルベルト・グレーネマイヤー。

おじさんです。おなか出てます。二重あごです。まゆ毛ないです。顔の中心にパーツが集まっていて微妙な顔です。

それでもすごい。圧倒的な歌唱力です。ここはドイツのビアホールか?と思うような、ろうろうとした歌声です。

イメージとしては「ヨーゼフ」。「気がやさしくて力持ち」系です。でもすごい。


思わず検索して調べてしまったのですが、出てくるのはなぜかあのドイツ戦争映画の名作『Uボート』ばかり。

「?」と思っていたら、あっ、と思い出しました。

あの従軍記者!

Uボートの主人公は乗組員ですが、狂言回しとして従軍記者が出てきて、艦内の様子を彼の目を通してみるようになっていますが、その記者がLIVE8に出演したこのおじさんだったというわけです。イメージ全然違うなあ・・

彼はもともとミュージシャンだったようで、ドイツ三大ポップスターの一人だそうです。
http://www.tatsachen-ueber-deutschland.de/2095.0.html

ドイツといえば、クラフトワークとかのテクノやら、あとはもうヘビメタしかないのかと思っていたら。

こちらのページにちょっとレビューが。
http://web-box.jp/warabi2/herbertgroenemeyer.html
うーん、「フィル・コリンズ」・・・? この曲の発声は似てるかも(でも後は髪が少ないところしか)。

こっちのページには「なんともいえない雰囲気」「カリスマ性」とありますね。
http://www.muc.de/~martgo/midoripopsjap.htm

高音で伸びのある歌声は、確かに聞いていて気持ちがいい。それでいて厚みがあるので、とても暖かい雰囲気があります。

一言で言えば

キミはいろんなことがダメかもしれない。
ボクもいろんなことがダメかもしれない。
でもできるんだ

という、まったく根拠がない、でもなぜか納得させられてしまう、超ポジティブな雰囲気に満ち満ちています。

「元気になりたい時はいいかも!」と上のページの方も書かれていましたが、元気をたくさんくれる歌声です。

LIVE8での演奏はこちらから。
http://music.aol.com/artist/main.adp?tab=songvid&artistid=559411&albumid=0
最後の「Bochum」は圧巻です。


ベルリンのLIVE8にはたくさんのスターが出て、いろいろ盛り上がりましたが、ベルリンっ子の一番の喝采をもらったのが彼だったのでした。





LIVE8の大元の活動、MAKE POVERTY HISTORYのバナーなど貼ってみました。
ここのページからいろいろなバナーをコピーできます(アクセスするとまず例のクリックの音が出てきますので、ご注意)
http://www.makepovertyhistory.org/getinvolved/banners.shtml

(追記)
gooはスクリプト関係貼れないんでしたね・・・とりあえず剥がしました。
静止画などあとで探してみます。
(再追記)
地味目ですが、ホワイトバンドのバナーを。
(しかし、世界中がアクセスするのに・・・ほんとにお金かかってるこのイベント)



Live8

MEMORIZERS
LIVE8

Deep Purpleって(汗)

2005-07-06 | テーマサロン
梅雨らしいお天気が続きます。うすら寒くて長袖などはおる毎日ですが、それでもうっかりするとカビなどが生えるのでああ梅雨だねえ、と。

32条に関してはこんな感じ。

障害者自立支援法案の国会採決を目前に全国から1万人以上が集結し抗議行動

ただでさえ体と脳がボロボロな状態の人たちが何でこんなことをせねばならんのか、と思うと暗さがいや増すのですが。

さて明るいのか、もっと暗いのかわからないお題。

ライブ8のコンプリートリストが出ましたですね。
http://music.channel.aol.com/live_8_concert/london_philly_toronto

これでアーチストと曲目ごとに映像が見れます。
でも東京と南アのヨハネスブルグの映像だけない(怒

いやビヨークなんかはグローバルのダイジェスト版で見られましたけど。
でも、ダイジェスト版でみた所、ヨハネスブルグのコンサートはアフリカのミュージシャン中心で、それはそれはかっこよくて、でもネームバリューがないから少ししか映していなくて。

歌えないポールマッカートニーなんてどうでもいいからヨハネスブルグを見せろ(怒)

でもこれも商売だから仕方ないですかねえ・・・AOLのサイトはとにかくお金かかってるし。これだけのミュージシャンの映像を丁寧にわかりやすくアクセスしやすくしたのは大したものです。

その代わりにここを通じてCDも買えるようになってたから、莫大な利益を得たらしいですね。
だって、ピンクフロイドのベスト版のセールスが1300倍以上に跳ね上がったとかいうし(いやでも納得あれだけのパフォーマンスなら)。

まあその恩恵を私たちユーザーが素晴らしい音楽という形で受けているわけで、文句はないのですが。その分何かで応えたいものです(アーチストの心意気に)。


で、つらつら上記のリストを眺めていたら

Deep Purple



・・・・え?


でぃーぷぱーぷる ですか?

別のバンドではなく?

http://music.channel.aol.com/artist/main.adp?tab=songvid&artistid=4061

見たらしっかりご本尊様たちでした。

3曲もやったのか・・・

見た(聴いた)感想はといえば、

うーん・・・ボーカルのイアン・ギラン(と推測。顔が変わりすぎてわからない)が悲惨だ・・・

いやすごくいい感じの温厚な顔になっていて、人間としてはいい感じですが、声は・・・

逆に、他のメンバーが元気だったのに驚きました。
ドラマーのイアン・ペイスなんかはもう叩けなくなっているかと思いきやそれなりの音を出していたし、キーボードのジョン・ロードも元気いっぱい。(さすがにギタリストは若いメンバーになっていました)

これは他のおじさんバンドにも言えたのですが、楽器についてはあまりあらが目立たない。年をとってもやれる。でも、声だけは、普段使ってないのはすぐわかってしまう。

プラシド・ドミンゴとか、オペラの人たちはそれなりの年齢になっても声が出ますが、それは毎日訓練を欠かさないからで、こういうイベントだから、といきなりトレーニングをしても、簡単に戻るもんじゃないですね。同じおじさんでもザ・フーのロジャー・ダルトリーなんかはずっと歌っていたらしく、あの年でもそれなりに聞ける音を出していました。

人間の体がいかに精密にできているか、ということですね。

でもポール・マッカートニーなんかはずっと活動していたのにあの声というのは、なんなんだろう。
若い頃にムチャをやったせいなのだろうか。

イアン・ギランはあそこまでひどくはなかったけど、やっぱりはらはらしどおしで。
ちょっと残酷な感じはいたしました。

でも、学園祭で誰もが一回は弾くというスモーク・オン・ザ・ウォーターや、ギタリストのためにあるようなハイウェイスターなどを聞いていたカナダのギターキッズたちは「伝説」を目の前にしてそれなりに嬉しかったようです。肝心のリッチー・ブラックモアはいなかったけれど、若いメンバーが実に嬉しそうに早弾きギターソロをやっておりました(気持ちよさそうだったなあ・・・)。

ディープパープルはゴシックロックとも言われていたクラシックへの傾倒が本質だと思うのですが、個人的にはジョン・ロードのちょっと古臭い、でも元気いっぱいのキーボードが印象的でありました。








Live8


MEMORIZERS
LIVE8

自分を守ろう

2005-07-05 | テーマサロン
昨日は梅雨寒で、しまい損ねていた羽根布団をかけて寝てしまいました(それでも寒かったよ・・・)。
ライブ8は少しずつ映像を増やしているような。グリーンデイのベルリンでのライブはなかなかよかったです。

さて、ちょっと考えたのですが、やっぱり全員の問題なので。

今精神衛生福祉法32条が改悪されようとされています。

32条って何ぞや?という方にはこちらが簡単な説明を。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a3%b3%a3%b2%be%f2

精神疾患というのは、誰でもなる可能性がアリアリの病気、あるいは怪我です。脳の状態がガタガタになるので、精神修養もいいけど、なったら自分の意志では動くのが難しい。そういう状態です。

過労だったり、プレッシャーがきつかったり、本当に誰もがなる可能性がある。別に心弱いからなるわけじゃなく、環境と状況によっては誰でもがなります。骨折や胃潰瘍と同じです。

なったら働けません。静養して適切な治療をする必要があります。
が、無収入なのに薬は高価なものが多いのが悩みの種。そのために、国が負担を減らしてあげましょう、という、とてもまっとうな考え方の法律が32条です。

これを国ではなく、家族が負担してよ、というのが今の改悪の骨子でありますね。
今の不況、働けないだけでも家族の負担になるのに、薬代まで負担させるということが患者の大きな心理的負担となり、症状を悪化させる可能性は大です。自殺者の多くがうつ症状になっていると解明されつつある今、時代に逆行したやり方です。

精神疾患は患者に安心を与えることがまず大事。なのに不安にさせてどうする、と。

今の社会は、例えばばい煙の中で暮らしているようなものです。
ストレスは多く、そういう中では精神疾患はとても起こりやすい、身近な病気と認識すべきです。
早く発見、少しでも安らかに暮らすには、なるべく不安を減らすこと。少なくとも病院代、薬代は病気になっても安心して下さい、という本来の医療保険制度の精神を最もよく体現した法律であります。

今の財政たしかに苦しいです。でも、これは一番弱いところから毛布を剥がすようなやり方です。
財政難であれば、他の無駄な部分を見直ししてからやるべきだろう、と。真っ先に弱いところを狙うってどうなんだ。

安心して日々を戦うために、これは必要な法律です。
すでに病気になってしまった患者さんのためでもありますが、何よりも私たちにとってとても身近な病気のケアを減らされてはたまりません。

初めから運動!でなく、まず、この法律があることを理解しましょう。でないと損します。
一部の人のための法律ではないです。私たちすべての健康を守るための法律です。
病気した時は働けません。その備えに。


以下、これについて活動していらっしゃるサイトの呼びかけ文を転載。



【転載歓迎】精神保健福祉法「32条制度」が危機に瀕しています! 【 32条改悪関係 】
---------------【転送・転載歓迎】-------------------
(このメールが重複して届いた場合、また、希望していないのにメールを受け取られた場合は、ご容赦の上破棄して下さい)

<<知って下さい、精神保健福祉法 「32条制度」>>
       緊急周知キャンペーン!

ストレスがまん延する、現在の日本社会。近年、うつ病など心の病についての関心が高まり、精神疾患が「誰でもがかかる可能性のある病気」として理解され始めています。自殺者が7年連続で年間3万人を超えるという深刻な事態をうけ、厚生労働省もようやく、自殺を減らすための大規模なうつ病対策研究に乗り出しました。

その一方で、心の病にかかってしまった患者の通院医療費(自己負担)を減らす制度=「精神保健福祉法 32条制度」が存在していることは、まだあまりよく知られていません。

うつ病などにより働けなくなった患者にとって、治療を続け命をつなぐためのまさに「命綱」と言うべき32条制度。この制度が今、危機に瀕しています。現在国会で、この制度の大幅な改悪がされようとしているのです。今年の春に行われた32条改悪に反対する署名活動では、全国で最終的に23万人近くの署名が集まりました。しかし、この32条改正問題はメディアでもほとんど取り上げられることもなく、知っている人はまだまだ限られています。

ぜひ、一人でも多くのお知り合いの方にこの問題をお知らせ下さいますよう、お願い申し上げます。
  32条改悪反対グループ「32project <患者と現場の声>」 一同


■心の病にかかってしまった時…
  …患者の医療費自己負担を減らす「32条制度」があります

 「32条制度」とは、正式には、精神保健福祉法第32条の「通院医療費公費負担制度」と言い、申請により精神的な病気の通院医療費の自己負担が5%(残りの95%は公費負担)になるという制度です。自治体によってはさらに、自己負担率0%となる所もあります。心の病気にかかると会社へ行ったり仕事をしたりすることができなくなり、収入を断たれる場合が少なくありません。この32条制度があるおかげで、収入が断たれた人も経済的に安心して病院に通い、病気の治療を行うことが可能になっています。

■「障害者自立支援法」で現行の32条制度が消える…!

 今の国会に、厚生労働省が「障害者自立支援法」という法案を提出しているのをご存知でしょうか。これは、身体・知的・精神の3つの障害にまたがる内容の大きな法案で、7月3日に投票が行われる東京都議会選挙の争点にもなっているため、報道等で耳にされた方もいらっしゃるかもしれません。与党(自民・公明)は法案に賛成し、野党(民主・社民・共産)はいずれも法案に反対の立場を取っていますが、実はこの「障害者自立支援法案」に、現行の精神保健福祉法の改正と、32条制度の大幅な見直しが盛り込まれているのです。

■精神疾患患者のための福祉が大幅に切り捨てられる…!

 32条制度での通院医療公費にあたるものは、「障害者自立支援法案」では「自立支援医療費」という名前で出てきます。様々な政令・省令規定の具体的中身が明確にされていないため、この法案は極めて分かりにくいものですが、基本的な厚生労働省の方針は、

 ◎ 生活保護世帯を除き通院医療費の自己負担率は10%に引き上げる。一定所得以上(所得税30万円以上)の場合は公費負担を廃止し、医療保険の全額自己負担(=自己負担率30%)とする。
 ◎ 自己負担率の決定に際しては、本人所得の額ではなく世帯単位の所得を基
準とする。
 ◎ 一定所得以下と”重度かつ継続”的な患者のみを公費負担の継続的対象者とする。その他の者は制度改正後、公費負担の対象者として認定されない(=30%の全額自己負担になる)可能性がある。

…などというものです。

 しかも厚生労働省は、“重度かつ継続”的な患者の定義を「病名によって行う」としています(具体的には統合失調症・狭義の躁うつ病・難治性てんかんの3つのみで、うつ病などは含まれていません)。これについては、精神医療関係者の間や国会質疑の場で、「疾病名による定義は、専門的な見地からは非現実的で無意味」ときびしい批判が出ています。

 つまりこの法案が成立すると、これまで5%の自己負担で済んでいたのに、10%あるいは30%の自己負担をしなければならなくなる患者が大量に生まれます。精神医療の薬は高額なものが多く、就労不可・制限で経済的に苦しいなか、通院医療費の自己負担が増加するとなれば、必ず患者は受診抑制や病院離れを起こし、それによって病気をさらに悪化させるという悪循環におちいってしまいま
す。

 このように今回の制度改正は、通院治療の必要な患者を経済的・心理的に追い詰め病状を悪化させ、自殺という形でその命まで奪いかねない、大変な改悪なのです。現在政府が「自殺予防や心の健康の問題に取り組む」と一方ではうたいながら、他方では心の病気の治療を困難にさせ、患者の回復や社会復帰を阻害するような制度改正を行うというのは、全く納得できません。

■改悪を阻止できるのは、今しかありません!

 現在、衆議院での「障害者自立支援法案」の審議はストップしていますが、都議選投票日(7月3日)前後に審議が再開され、その後1週間以内程度で採決に持ち込まれると言われています。
 この法案についてはこれまで、多くの障害者や団体が問題を指摘し、「当事者の声を聞かずに法案を決めないで!」と反対運動を行ってきました(http://www.jdforum.jphttp://www.j-il.jp/jil.files/daikoudou/daikoudou_top.htmなど)。

 国会の審議でも、法案の様々な問題点や不明確な箇所が浮き彫りになり、6月8日には民主党が、32条制度の改正凍結など法案の大幅修正の要求を与党に提出しました。しかし、与党が法案修正に消極的であったため結局与党・民主党間の修正協議は決裂。結局、与党自民党・公明党の賛成多数により、法案がそのまま成立してしまう可能性があるのです。

■私たち市民にできることは…?

<32条制度・障害者自立支援法案に関する情報を広めて下さい!>
 心を病んでしまった時、唯一受けられる公的福祉がこの32条制度ですが、まだまだ広く一般に知られているとは言えません。患者の中にさえ、制度を知らないまま通院し医療費を払っている人がいるほどです。ぜひ一人でも多くの人に、32条制度・障害者自立支援法のことをお知らせ下さい。

<患者の生の声を知って下さい!>
 当グループでは、患者にとってまさに「命綱」である32条制度の存続を訴えるため、インターネット上で患者の生の声を集め、厚生労働省や法案審議を担当する国会議員に送りました。就労不可による経済的困窮、職場での偏見や家族の理解の無さ、いつまで続くとも知れない治療、高価な薬代、この不況下で親や家族を養わなければならない重責、難しい再就職への道、「自分は家族に迷惑をかけている」「消えてしまいたい」という思いとの1分1秒ごとの戦い…。グループの合同サイト(http://www.geocities.jp/project32c/)上で紹介していますので、是非、患者の切実な声を聞いて下さい。

<「32条制度改悪反対」の声を、国会議員・厚生労働省へ送ってください!>
 先述のように、国会では法案の採決が日々迫っており、改悪を阻止できるのは今しかありません。ぜひ「精神保健福祉法32条制度の改悪に反対し存続を求める」声を、各党の意見窓口(特に与党)、地元の国会議員・厚生労働委員会所属の議員、厚生労働省などに、メール・ファクス・電話などで送って下さいますよう、お願い申し上げます。

所属国会議員一覧
 ・自民党 http://www.jimin.jp/jimin/main/giin.html
 ・公明党 http://www.komei.or.jp/members/index.html

意見窓口
 ・自民党 http://www.jimin.jp/jimin/main/mono.html
 ・公明党 http://www.komei.or.jp/announcement.html

 ・厚生労働省 精神保健福祉課 03-5253-1111(代)
      https://www-secure.mhlw.go.jp/getmail/getmail.html
      http://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose
(必ず「精神保健福祉法32条改正について」など具体的なタイトルを入れて下さ
い)
 ・首相官邸 http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html

 ・民主党 http://www.dpj.or.jp/koubo2005/003.html
      info@dpj.or.jp
 ・社民党 seisaku@sdp.or.jp
 ・共産党 info@jcp.or.jp

長いメールを最後までお読み頂き、どうもありがとうございました。
なお、当グループのサイト・ブログもご覧頂けると幸いです。

************************************************
  ◆    32条改悪反対グループ    ◆
  ◆ 「32project<患者と現場の声>」 ◆
 (精神疾患患者を中心に結成されたグループです)
     c32_project@yahoo.co.jp
合同サイトhttp://www.geocities.jp/project32c/
      http://www.32project.com
(新サイト)
グループブログhttp://weblo.jp/32project/

---------------【転送・転載歓迎】-------------------


転載おわり。

なお、運動していらっしゃる方々はかなり負荷が高い状態で動いていらっしゃるので、その点よくご考慮くださいますよう。


http://hakuryou-hiiragi.net/archives/2005/06/post_69.htmlにトラックバックさせて頂きました。








MEMORIZERS
32条

哀愁のマンディ

2005-07-04 | テーマサロン
雨の月曜、しっかり雨が降るのは梅雨的にはナイスなのですが、外が暗いと気持ち的にはやっぱりどうも。

で、いきなりですが、ライブ8です。土曜日にやっていましたね。日曜日、PCにかじりついて聴いていました。

これは、まあアフリカ云々はともかく、まず聴いてみるのが吉。

ライブエイドと比べてどうなんだ、という話はありますが、リアルタイムでライブエイドを聴いた身としては、比べてもそれなりによかったのではないかと。少なくとも「音」としては、聴いても損しません。

「元祖」のライブエイド自体が、初の衛星中継だの何とかだので、マスコミの方が興奮して、しかも時代はニューロマンチックブームで、出演アーチスト自体が妙に華やかでスタイリッシュなバンドが多くて、チャリティというよりは実にバブリーなイメージのするイベントだった記憶があるので、その当時のおかしな感じよりは違和感はなかったです(そう、当時はなんだか無駄に華やかだったのですよ)。


オープニングのポール・マッカートニーが全然声が出てなくて耳を覆わんばかりだったとか、「サージェント・ペパーズ・ロンリーハートクラブバンド」は血管切れそうで、年齢的には選曲に無理があったのではないかとか、ブライアン・アダムスは角刈りのおっさんになっていてしかも声まで変わっていて別人かと思ったとか、U2はボノが余計なナレーションを入れなければ最高によかったのにとか、いろいろあるのですが(いいところはまたどこかで。でもここで言っている以外のおじさんたちがすごいですの)、いい音源だと思います。

ここで見られますが、見ていると2時間くらいはすぐたってしまうので、お暇なときに。
http://music.channel.aol.com/live_8_concert/live_now_global
全部見ると7時間くらいかな。ずっと流し続けているので、細切れに見て全体がつかめる感じですが。グローバルフィードが編集してあるので見やすくておすすめ(署名もありますよ)。


で、オーガナイザーのボブ・ゲルドフでありますが、ブームタウンラッツの元ボーカル。
エチオピアの飢餓を知ってからアフリカにのめりこみ、今ではその活動中心らしいですが、ブームタウンラッツ、異色のバンドでなかなかよかった。中でも有名だったのが「哀愁のマンディ」という曲。

79年にアメリカで起きた女子高生による銃乱射事件を題材とした曲です。「なぜ」と聞かれて「月曜日って嫌いなの」と答えたことで有名になった事件ですが、銃社会、そして子供でさえ精神を病んでいる社会アメリカを批判した曲です。
http://my.reset.jp/~baikal/i-don't-like-mondays.html
歌詞はこちら。
http://www.geocities.com/~sdsundstrom/idont.htm

邦題の「哀愁」はいくら何でもないだろう、という気がしますが、この時代のボブ・ゲルドフは当時のニューウェーブブームに乗って社会性もありつつ、新しい音を探す、という姿勢だったようです。

ただ、パンクムーブメントの中に入るかといえばそう政治的でもなく、80年代イギリスで流行ったビジュアル系バンドのニューロマンチックにも入らず、はたまたポリスのような行き方でもなく、微妙な立ち位置であったような感じはあります。

パンクムーブメントからちょっと距離を置いた彼らは、今から考えると「アイリッシュロック」とでも言うべき音だったような気はします。「哀愁のマンディ」がヒットしすぎて、その他の曲と違和感がありすぎてだんだん消えていってしまったのですが、曲自体はボーカルとピアノの掛け合いが快感の、軽快でいい曲です。

今回のライブ8でも予定外でしたが、演奏してまして。
これは、ライブエイドの時のライブの方が圧倒的によかった。
ボーカルとピアノのコントラストがポイントの曲なのに、リードたるボーカルがボロボロで声が出てなかったので、ピアノをはじめ演奏全体がガタガタになってしまっていました。

ボブ君は、「ミュージシャン」を止めてしまったのだなあ、と寂しく思ったのですが、彼自身の人生を別に選んだということなので、それはそれでいいかと。

でも、曲のためにはとても残念で、ライブで最も生きる曲が死んでしまったのがとても悲しく思ったのでした。

原曲はこちらのページの下のほうのリンクから聞けます(midiはインストゥルメンタル)。
http://www.geocities.com/~sdsundstrom/


ライブ8自体は、各々が信じた行動をとればよろしいことで、ただ、出演したアーチストたちを見ていると、「音」に対するそれぞれの行き方や人生模様が見えて、切ないような、嬉しいような。

そちらが一見、いや一聴の価値があります。




Live8

MEMORIZERS
ライブ8

選挙、ブログ、電波

2005-07-03 | テーマサロン
すでにトップと新着ページには貼ってあるのですが、MEMORIZERS運営開始からひと月、ということで、アンケートを実施しています。今後の運営のためのデータになりますので、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

本当は任意にすべき質問もうっかり必須にしてしまったので、どれかを選ばなければならないようになってしまっています。ご迷惑おかけしますが、よろしくお願い致します。

すでに何人かの方からご回答を頂いているのですが、ニーズがばらけているところから一致しているところまで様々。貴重なデータですので、心して拝見いたします。ありがとうございます。


さて、本日は某所で選挙でございます。

いろいろな日記で、この頃妙に仲良くなった人がいるとか、事前投票でどこに投票したか聞かれたとか(なぜ聞く)、いろいろと人間関係微妙な時期。

(ちなみにワタクシは貴重な時間を消費させられた慰謝料として、電話攻勢をされた党には絶対に入れない、その党しかない場合は白票を投じるというヒネクレ者のポリシーを貫いておりますふふふ)


どこに投票、など聞かれても普通の関係なら無視できるのですが、むげにもできないご関係の方には

「うーん、「黒革の手党」かなー」

などとおやじギャグを飛ばして嫌がられましょう。

何でこっちが気を使わなきゃならんのだ、という気もしますが、そこはそれ、日本社会のお約束なので。


しかし、一時期ブログで政治を!という呼びかけがライブドアとか幾つかのサイトであったのですが、この頃あんまり聞きませんね。

皆さんサイトはお持ちのようですが、それが役立っているのかどうか。
大抵コメント欄は閉じてあるし、トラックバックもできないんじゃないかな。

ネットというのは基本的に非常に感情的になりやすい場なので、それをさらに煽り立てるツールは、公的な立場にある人は避けた方がよろしいという、まあ妥当な判断でしょうが、それだと有権者を惹きつけることができてるのかと。

双方向コミュニケーションが売りだったネットですが、まあそう夢のようなツールでもない。それよりも匿名を利用したサポーターの活動の方が中心になってきて、それはそれでどうなんだろうな、と思いますが、ネットとしては当然の帰結かしら。

個人的には、地道な活動の報告を淡々と載せていらっしゃる議員さんの日記を時々流し読みしていて、まあ他県なので投票権はないのですが、変にあおったりネガティブキャンペーンをしたりする議員さんよりは応援したくなるかな、とは思っています。



しかしそれにつけても不思議なのが、選挙になると必ずでてくる「宇宙から電波が・・・」系候補者の方々。
当然落選はするものの、毎回必ず数百票は獲得している。
一体誰が投票しているんだ、と不思議に思う今日この頃であります(ご家族?)。




MEMORIZERS
生活・日常の中で感じたこと

名画の後のソーセージ

2005-07-02 | テーマサロン
昨日、スパムメールのことを書いたらいつもの3倍のアクセスが。
ど、どうしたんだ。

やっぱりみなさん、スパムメールには頭にきているので関心があるということなのか、それとも梅雨真っ只中、遊びに行く気力がないのでネットをみんなやっていたのか(金曜の夜なのに・・・)、どちらなんでしょう。

でも管理画面のトップを変えて「昨日のアクセス数」をどーんと見せてるのは私たちにアクセス厨になれということですかgooさん、と少々気になったり。



さて今日は食べ物ネタ。
ベルリンにカレーソーセージ博物館が来年オープン
[ベルリン 30日 ロイター] 「カリー・ヴルスト」と呼ばれるカレーソーセージの博物館をベルリンで来年初頭にオープンすると博物館関係者が木曜日に発表した。

 カレーソーセージは第二次世界大戦後の1949年、廃墟となった西ベルリン地区でヘルタ・ホイヴァーという女性が販売を開始したのが最初とされる。

 「カリー・ヴルスト」とは、ひと口大に切り取られたソーセージにケチャップを掛け、その上にカレー粉をまぶしただけのもので、フォークを使用して食べる。

 「カレーソーセージは、素晴らしいという他ない」と同博物館の館長バーギット・ブレローさんは語る。彼女は「毎年35万人くらいのソーセージ好きが訪れる名所となるだろう」と自信満々に記者会見でコメントした。

 博物館はまた、「カレーソーセージとベルリンの歴史的繋がり」についてもスポットを当てる。

「カレーソーセージは、素晴らしいという他ない」(笑)

カレーソーセージがよほど好きな方なのですね(そういえば日本でも石坂浩二がカレーパンについて熱く語った本を出していたような)。

カリー・ヴルストは食べたことはないのですが、ヴルストはウィーンの屋台で食べたことがあります。直径5センチの、それはそれはぶっといソーセージで、脂肪たっぷり、ボリュームたっぷり、という感じで、全部食べるとしばらくもう何も食べたくない、という感想。

お味はというと、まずくはない、でもどちらかといえば素朴な感じのする食べ物です。
ただこれを毎日食べるとコレステロールが体にとぐろを巻く(イメージです)だろうな、という感じはしました。

ウィーンといえばウィーン美術史博物館。ここはハプスブルクの富と、美術に関する眼のよさを圧倒的に見せ付ける夢のような空間ですが、特にブリューゲルで有名です。その中の絵に豚の解体を片隅で描いた絵があるのですが、豚を殺したあと血をフライパンに流してそれも使おうとしています。かたわらでは子供が豚の膀胱を風船代わりにして遊んでいます。

博物館の閉館ギリギリまで粘ってたくさんの絵のオーラによる幸福なめまいでふらふらしながら西駅の近くの屋台で食べたのがヴルスト。強烈に「豚」を感じさせる食べ物だな、と、舌で思ったものでした。


ベルリンといえば、レンブラント派の「黄金かぶとをかぶった男」があるわけですが、さて、彼を見たあとのカレーソーセージのお味はいかがなのでしょうか。


(追記)
ウィーン美術史博物館に関して言えば、ブリューゲル自体はブリュッセルやアントワープの博物館の方が個人的には儲けものだという気がしました(それでもすごいですが)。むしろルーベンスやクラナッハの絵で、すごい絵が集まっています。ルーベンスは最も苦手とする画家なのですが、あそこの絵は「参りました。好きではありませんが、あなたはすごいです」と言わしめるものがあります。





MEMORIZERS
旅行

スパムメール

2005-07-01 | テーマサロン
7月に入りましたが相変わらず梅雨真っ只中。
今週は雨ベースだそうで、水不足は解消されるのかな。今年は梅雨らしい梅雨になってくれないと困りますねえ。じめじめはイヤだけど。

さて、ウソかほんとか、この話題。
迷惑メールは健康に良い!?
[ワシントン 30日 ロイター] カナダの研究チームが30日、明らかにしたところによると、健康に関する習慣を非難するスパム(迷惑メール)が繰り返しくる場合、スパムは健康によろしいそうだ。

アルバータ大学の研究チームによると、「健康的な食生活を」「運動を続けなさい」などのスパムにさらされると、人間、ついエクササイズして減量してしまうという。

・・・
医学誌「American Journal of Health Promotion」に掲載された論文によると、スパムを受け取った人々は、そうでない人と比べて、より多くエクササイズを行ない、その効用に関する知識が増えた。

うちではスパム専用のアドレスがあって、いや別に集めたわけじゃないですけど、なんとなくスパムだらけになってしまって、めんどくさいから定期的に無条件にメール削除しているというごみ箱のようなアドレスになっているのですが。

健康にいいか悪いか、久しぶりにじっくりタイトルを。


「夏に向けて今からが勝負!2005ダイエット大作戦」
「夏までにスタイル美人になる!」

季節柄、こういうの多いですね。

「おなかのぜい肉をメラメラ燃やし」

「メラメラ」というところが気合が入っていてよろしゅうございます。
でも

「アポロチョコ一ヶ月(30個)当たる」


というのもあるので、健康に役立つのかなあ。と疑問視する声も。

そして

「川奈まり子の「溺愛」ランジェリー談義」

「溺」という字になんとなくどろどろな雰囲気が感じられていいタイトルだと思うのですが、健康にはならないかと思います。


「奥様の花園にご招待」

なんとなく妄想をかきたてるタイトルですが、その気になれば銭湯の女湯などで奥様方にはお会いできる身なのでご招待されても。


これは日本物なのであまり健康にならないのだろうか。
外国物は、外国サイトに登録したりするとどっと来るのですが、だいたいバイアグラ関係と、あとなんだかわからないけども、とにかくやばそうな薬を安価で仕入れました、というご案内とか。

最近はダイレクトなものが不評なのか、「おれだよ、おれ」とか「ありがとう」とか。この辺は日本のネカマ系スパムと同じ手口。

なかなか詩的だな、と思ったのが

「YES」

ジョンとヨーコのエピソードのようだね、と。


しかし、これだけタイトルを見てもどう考えてもスパムで健康になるとは思えないのですが。

大体、HTMLメールなんて開けると、小さなスパイと言われるウェブビーコンが埋め込まれてるし、それで個人情報取られちゃうし、健康以前にセキュリティが危ないかと。

スパムメールで危機感をつのらせて運動をしたという人は日本ではまずいない(というかそれ以前にスパムはごみ箱に直行かと)。


というか、こういうので運動しました、ということ自体、マルチ商法とかに騙されやすい人のような気が。

限りなく怪しい「カナダの研究チーム」。一体どこがスポンサーだったんでしょう。



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