トスカーナ州の州都であるフィレンツェ。
英語ではフローレンス、つまり花という美しい都です。
街全体は、茜色の瓦屋根におおわれ、中世の雰囲気がただよう。
街中は、ルネサンス期の芸術品であふれ、街全体が巨大な美術館のよう!
世界の美術品の3分の1はイタリアにあるといわれています。
写真の聖母教会ドゥオモは、完成までになんと600年の歳月を要した。
正面の3つのドアは、パッサリオとカッシリオの作。
内部は3廊式になっていて、フィレンツェ・ゴシック建築の代表的建物。
シエナの写真でも見た事ありますが、これは修復のとき、同じ大きさの巨大な写真のような垂れ幕(?)を前面にかけて、直すようですね。
後陣の礼拝堂には、ミケランジェロの傑作「ピエタ像」があります。
美しかった!
そして、フィレンツェの象徴であるドームの屋上には、463段の階段を上っていきます。
映画「冷静と情熱のあいだ」は、フィレンツェを、綺麗にうまく撮っていましたね。
映画館では、観れなかったのですが、すぐDVDで観たら、スタッフも皆、
フィレンツエのアパートで暮らしながら、撮影したそうですね。
主人公達が街にうまく溶け込んでいて、ほんとに綺麗な画像でした。
30歳になったら、フィレンツェのドゥオモで会う、その約束のための場所。
天才建築家ブルネッレスキによって掛けられた半球状の円蓋(えんがい)クーポラ。
見事に空撮していましたね!
30歳の誕生日は、すごく大切なものだと何かの本で読んだことがあります。
映画「眺めのいい部屋」もフィレンツェが舞台。
ドゥオモ聖堂が見える部屋から、物語は始まります。
どちらの映画も、フィレンツェの細い道が、綺麗に描かれていて、
素敵な映画です。
次回は、ちょっとおもしろい露天市ですよ!
来週はまたコンサート前なのでお休みです・・・
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