フィレンツェ  Ⅱ

2007-05-02 05:12:33 | イタリア

トスカーナ州の州都であるフィレンツェ。

英語ではフローレンス、つまり花という美しい都です。

街全体は、茜色の瓦屋根におおわれ、中世の雰囲気がただよう。

街中は、ルネサンス期の芸術品であふれ、街全体が巨大な美術館のよう!

世界の美術品の3分の1はイタリアにあるといわれています。

写真の聖母教会ドゥオモは、完成までになんと600年の歳月を要した。

正面の3つのドアは、パッサリオとカッシリオの作。

内部は3廊式になっていて、フィレンツェ・ゴシック建築の代表的建物。

シエナの写真でも見た事ありますが、これは修復のとき、同じ大きさの巨大な写真のような垂れ幕(?)を前面にかけて、直すようですね。

 

後陣の礼拝堂には、ミケランジェロの傑作「ピエタ像」があります。

美しかった!

そして、フィレンツェの象徴であるドームの屋上には、463段の階段を上っていきます。

映画「冷静と情熱のあいだ」は、フィレンツェを、綺麗にうまく撮っていましたね。

映画館では、観れなかったのですが、すぐDVDで観たら、スタッフも皆、

フィレンツエのアパートで暮らしながら、撮影したそうですね。

主人公達が街にうまく溶け込んでいて、ほんとに綺麗な画像でした。

30歳になったら、フィレンツェのドゥオモで会う、その約束のための場所。

天才建築家ブルネッレスキによって掛けられた半球状の円蓋(えんがい)クーポラ。

見事に空撮していましたね!

30歳の誕生日は、すごく大切なものだと何かの本で読んだことがあります。

映画「眺めのいい部屋」もフィレンツェが舞台。

ドゥオモ聖堂が見える部屋から、物語は始まります。

どちらの映画も、フィレンツェの細い道が、綺麗に描かれていて、

素敵な映画です。

次回は、ちょっとおもしろい露天市ですよ!

来週はまたコンサート前なのでお休みです・・・

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