Newアラジン日記!

アラジン日記をリニューアルしました!
なるべくこまめに更新したいと思います(笑)!

不定期コラム【障がい児とのクライミング】

2016年12月02日 | 金曜コラム

おはようございます!
~~~ヾ(^∇^)おはよーございます♪

今日は良い天気ですね!
アラジンはお休みなので、
日頃思っていることを書きたいと思います。

この内容は過去に何回か書きましたが、
繰り返しアピールすることが大事なのだと思います。

アラジンでは日々たくさんのスクールをしています。
大人の方のスクールから障がい児さんのスクールまで、
場所もアウトドアからインドアまで様々。
クライミングを通してたくさんの人たちと関りを持っています。
それは自分の幸せの部分でもあります。

今日は、
その中の障がい児さんとのスクールで日々感じることを書きたいと思います。
アラジンに来てくれる障がい児さんの多くは、
身体障害ではなく、自閉症などの発達障害のお子さんが多いです。

はじめてそういうお子さんと接した時、
どういう対応(指導)をしたら良いのかわからずに迷いました。
でも、時間っていうのは大したもので(笑)、
10年も続けていると、何となく(言葉で説明は難しいですが、、、)、
その子たちとの距離感を見つけることが出来るようになりました。

そして、この手の話をすると必ず出てくる、
パンドラの箱的な感じですが、
『普通』って言う表現です。

『普通にやって』
『普通に登ろう』
つい、この都合の良い言葉を使ってしまう時があります。

でも、
普通なんてことはありません。
それはたまたまそれをやっている人が多い(平均)だけのことです。

障がい児スクールの基本的な指導は、
その子に合わせた内容をしています。
登れる子はガンガン登らせてフィジカルの発達の意識をしたり、
身体を動かすのが苦手な子は、マイペースで達成感を感じられるようにしたりと、
あの手この手でベストを考えて接しています。

ただ、1番大切にしていることは、
偉そうな表現ですが、
その子どもがまわりの人たちから愛される(仲良く出来るポジティブな人間になること)人間になって貰いたいと思って接しています。

障がいは『個性』と言いたいですが、
現場を見ていると正直、そんな簡単な言葉だけでは片づけられないと思います。

一見すると、この子のどこに障がいがあるの?って子どももいれば、
かなり重度のお子さんもいます。
そして、大事なのはその子たちの将来です。
兄弟がいたりすれば、そこから助けを借りられるかもしれないけど、
1人で問題を解決しないといけない場面も必ず出てくると思います。

そこで思うのは、いかに周りの人間と仲良くなれるのかだと思います。
良好な関係を築くことが出来れば、
困難な問題に対しても周りの協力が得られて解決出来ると思います。
なので、自分は障がい児さんのスクールでは、
この部分にも力を入れてスクールをしています。

そうすることによって気づいたのですが、
これは別に障がいがあるからなのではなくて、
どんな人に対しても大切な事なのだと改めて気がつきました。
自分は、これを彼らから教えて貰ったと思います。
とても感謝をしています。

世の中の余裕がどんどん無くなっている気がしますが、
お互い感謝の気持ちを持って、
気持ちよく生きていきたいものですね(^^♪


家の窓から雪化粧をした奇麗な富士山が久しぶりに見えました。

弘資


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