秋津蛉のモンスターリスト

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海竜種の書 天眼タマミツネ

2024-03-08 21:27:38 | 海竜種












「天眼」
天眼タマミツネ
Soulseer Mizutsune
海竜種
海竜目 海獣竜亜目 泡狐竜下目 タマミツネ科
全長約2307.07〜2792.77cm





・狩猟地
渓流、霊峰、原生林、密林
・概要、特徴
老成した泡狐竜タマミツネの特殊な個体。
生存競争の果て、宿敵との戦闘によって両目に深い傷が刻まれ、視力を失っている。

その為、本来であれば淘汰される存在だったものの、泡を用いた感応力を著しく発達、特化させることで全盲という致命的な障害を補い、そればかりか規格外の力を獲得して生き残った



それによって感覚器である頭部のヒレや体液などにも独自の発達、変化が見られ、戦闘時は武器となる爪や尻尾もより大きく発達している。
特に爪は外側の2対が長大に伸びており、雷狼竜の前脚のように普段は上向きに折り畳んでいる。
なお、両目の他にも頭部のヒレも一部が欠損している。
本個体は老齢であるため、通常個体のように繁殖期に活発化することは無い。


そのため、雌へのアピールのために身繕いを行うことも無く、結果として戦闘中に行われるもの以外で身繕いを行うことは殆ど無いため、尾や前脚の体毛は白く固まって普段は硬質化している。
噂においては、閉じた眼の内に執拗な恨みの炎が渦巻き、泡に捕らわれし者は二つ名たる「天眼」の真なる意味を知る、とされる。
二つ名持ちの例に漏れず、ギルドではこの個体について特別措置を設けており、特別な許可を得なければ狩猟に向かうことは許されない。


・危険度、戦闘能力
年老いた個体であるため、普段は泡を縄張りに撒き散らし、静かに眠って過ごしている場合が多い。







しかし、これは泡を用いて常に周囲を警戒してのものであるため、何者かが泡に触れるとその割れた音や臭いなどによってその存在を感知し、直前まで熟睡中だったとしても即座に興奮状態に突入、即座に排除すべく激しく暴れ始める。
二つ名持ちの例に漏れず、その危険度は通常個体を大きく上回る。
臨戦態勢に入ると口から赤色の泡を吐き出し、毛繕いによって前脚や尻尾に付着させることで、攻撃と同時に大量の泡を相手に付着させる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1493002492233191429?s=19
こうして外敵の動きを泡によって読み切り、まるで見えているかのように正確に攻撃を仕掛ける。






目を覚まし、興奮状態に入ると筋肉を活性化させるために急激に体温を上昇させ、その結果目の周りについている分泌液は蒸発、傷ついた目からは青く輝く水蒸気が立ち昇り、陽炎の如く妖しく揺らめく特異な容貌となる。
この青く輝く目こそ「天眼」の二つ名の最大の由来であり、この状態は「天眼状態」と呼称される。





通常のタマミツネとは異なる行動の一つとして、口から大きな青い泡を吐く事がある。

狐火泡ブレスと呼ばれるこの泡は、何かに触れた瞬間大きく爆ぜるという極めて危険な性質を持ち、巻き込まれたものを吹き飛ばし、そのまま炎上させてしまう。







また、通常個体には見られなかった攻撃方法として、周囲に小さな泡を多数展開し、外敵の位置を察知した直後に構えをとり、高く跳び上がって背中と尻尾で相手を圧し潰す、また姿勢を低く構えて力を溜めた後、身体をくねらせながら突進するというものがある。
これらの攻撃は絶大な威力を誇り、喰らえばあまりの衝撃に意識を刈り取られる危険性もある。



・食性
通常種と同様だが、主な捕食対象はサシミウオではなく、バクレツアロワナとなっている。
これは、天眼は盲目であるために、感覚器でも捉えられる大きな魚しか捕食することが出来ないため。
狐火泡ブレスの危険な性質も、捕食したバクレツアロワナの爆発性の成分により、体液や泡が変質した結果と推測されている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1493003583356211202?s=19





・利用
天眼から得られる素材は見る者触れる者を魅了してしまうほどに美しく、それ等を加工して作られた武具には天眼の魂が宿り、一般的な武具とは異なる特異な性質を得るとされる。
・ソース
MHXX
モンスターハンター発想の法則2 禁忌の書
https://www.monsterhunter.com/xx/3ds/sp/monster/four/01.html




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