秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

両生種の書 鬼蛙 テツカブラ

2023-08-01 23:08:29 | 両生種










「鬼蛙」
テツカブラ
Tetsucabra
両生種
有尾目 鬼蛙亜目 カブラ科
全長約1139.22〜1569.59cm
全高約511.7cm
足裏のサイズ約205cm

https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1686357789244116994?s=19

・狩猟地

古代林、孤島、未知の樹海、地底洞窟、地底火山、氷海など
・概要、特徴

下顎の骨が伸び、高密度化して形成されている巨大な一対の牙が特徴の両生種の大型モンスター。
目の上には二対の小さな角を生やしており、その厳めしい面構えから「鬼蛙」と通称される。

全身は堅固ながら柔軟な鱗に覆われており、その赤と黒の色合いは生息する洞窟内では優れた保護色となっている。



四肢は逞しく発達しており、特に後脚は鬼「蛙」の名に相応しく極めて高い跳躍力を誇り、急な斜面や複雑な地形をものともしない。
鬼の金棒のような棘の生えた尻尾は普段は黒ずんでいるが、岩を持ち上げるなどして力が込もると膨張し、棘が隠れて白い柔皮が露呈する。





幼体は尾が左右に平たいヒレ状になっており、牙や角、手足といった各器官は未発達ながらその原型を既に備えている。

・生態

主に陸地で生活するが、土中に潜んで獲物を待ち伏せる事もあり、更に長距離を移動する際には牙を使って地中を掘り進むなど、その活動域は幅広い。

また、氷海や地底火山といった過酷な環境にも姿を現す事が確認されていることから、高い環境適応力を持っていると思われる。

非常に獰猛且つ食欲旺盛で、動くものが視界に入ると即座に獲物と看做し、地面諸共噛み砕くほどの勢いで襲いかかる。

一見して小さく見える顎はその実非常に大きく開き、小型のモンスターであれば一呑みにしてしまうほどで、更に巨大な岩石をも易々と噛み砕くほどの非常に強い咬力を持つ。

顎と一体化している大牙は削れる度により強固に生え替わる事が判っており、地面を掘って移動する事や攻撃用の武器として使うだけでなく、地面に突き入れて岩塊を掘り出し、それを攻撃や防御に用いるほか、獲物を追い詰めたり、強力な捕食者の視界を塞ぐ事で逃亡に利用することもある。



なお、このように岩を持ち上げるなどして上半身に強い力を込める際には尻尾で行動の軸を補佐しており、尻尾に白い柔皮が露呈するのはその時である。

この岩を動かしたり噛み砕く行動は自己の強さの主張でもあり、より固く大きな岩を噛み砕ける雄ほど繁殖には有利である。

繁殖期になると雄は岩盤に大きな穴を掘って柔らかな地面の層を穴の中に剥き出しにし、雌は気に入った巣穴に入って交尾を行う。

雌はその後に穴の柔らかな土の中に卵を産むが、するとその卵を雄が土ごと口に入れ、孵った幼生に足が生えるまで飲まず食わずで口内で育てる。

・食性

肉食性。口に入るサイズの小型のモンスターを丸呑みにする他、草食種やその死骸を捕食する様子が観察されている。

口のサイズから、アルセルタス程度の大きさのモンスターまでであれば捕食できるという見解もある。

https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1552118021488971776?s=19

・戦闘能力

外敵を発見すると怒号のような咆哮を上げ、積極的に攻撃を仕掛けてくる。

屈強な後脚による跳躍により、急斜面でも自在に動き回って外敵に襲いかかる他、時には空高く跳び上がってから外敵を叩き潰すような荒々しい攻撃方法を取ることもある。

咆哮

https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1477863015475138560?s=19

狂竜化ver.

https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1552115277441093632?s=19

巨大な牙による殺傷能力は言わずもがなであり、また岩塊を掘り出し、それを噛み砕くことで岩の破片を飛ばして攻撃を行う。

力をつけた個体は顎の力だけで岩を投げ飛ばし、距離を置いた外敵に対する攻撃手段として用いる。

また、口から吐き出す緑色の粘液は強い異臭を放ち、繰り出す攻撃の、直線的で小回りのきいていないという欠点を補うため、これで獲物の動きを鈍らせてから飛び掛かる事もある。

危険度は水獣や毒怪鳥と同程度とされているが、攻撃を岩や顎に弾かれて狩猟を諦めるハンターも少なくなく、狩猟例は少ない。







・利用

テツカブラから得られる素材は耐久性に優れ、特に甲殻は硬質ゴムのような硬さと柔軟さを併せ持ち、武具を初めとした加工品において需要が高い。
特に質の良いものは、動きやすく、それでいて壊れにくいタフな武具の素材として重宝されている。

テツカブラから得られる素材を用いた防具は東方の国では歴戦の豪傑のみが着用を許される伝統の鎧として知られ、古来より受け継がれる加工技術と共に重用されていた。

また、武器の素材として用いても無骨ながら極めて頑丈な逸品として仕上がり、異国の製法を用いた独特の意匠を有する。

また、テツカブラをはじめとした大型の両生種からは人工では生成できない未知の油が採取され、複雑な機構や加工時の補佐に使用される。

加えて品質によって異なる効果を発揮する事でも知られており、上質なものは熱量の増加、最上級のものは加工品の耐久性の大幅向上といった効能を持つ。

・ソース

MH4G

MHXX

MHR:S

ハンター大全4

youtu.be/argqgQoXHhg





最新の画像もっと見る