秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

牙獣種の書 赤甲獣 ラングロトラ

2023-08-24 19:57:25 | 牙獣種










「赤甲獣」
ラングロトラ
Volvidon
牙獣種
尖爪目 堅爪亜目 甲獣下目 ラングロトラ科
全長約604.81〜852.23cm
全高約348.51cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1694647708328526050?s=19


・狩猟地
古代林、モガの森、城塞高地、遺群嶺、火山、溶岩洞、砂原、砂漠、旧砂漠


・概要、特徴
赤く分厚い甲殻に身を包んだ姿が特徴的な中型の牙獣。この事から「赤甲獣」と通称される。
暑熱の地域に適応した結果この甲殻はマグマの熱に耐えるほどの耐熱性と硬度、そして弾力性を併せ持つ。
腰の辺りには蛇腹甲と呼ばれる部位があり、文字通り蛇腹の構造となっていて身体を綺麗な球体に丸めることが可能。
前脚には太く大ぶりな爪を備え、4本指ではあるが第2指がコテ状に大きく肥大化している。細い頭には側面に平たい突起が伸び、また腹は甲殻に覆われず、極彩色とも言える派手な色合いをしている。
他の牙獣種とは異なり、体毛は殆ど持たない。
・生態
長距離を移動する際や外敵から身を守る際は身体を丸め、そのまま転がるようにして移動する事が多い。
その様子から「赤き獣弾」の異名を持ち、その形状から人を転ばす怪異としての逸話が残っている。
餌場に踏み込む外敵に対しては攻撃的な面を見せるが、普段から争いを好む訳では無い。いざとなると丸まって洞穴に潜り込むなどして身を守る。



小型の甲虫種を好んで捕食し、瞬間20mまで伸びる伸縮自在の舌で獲物を捕える。
伸ばされる舌の精度と速度は飛び回るブナハブラを確実に捕らえるほどで、オルタロスの巣穴に直接舌を突っ込んで一気に捕食する様子も観察される。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1694650924172742877?s=19
また、時折自身の甲殻を舐めて掃除をする様子も見られる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1496686504864727041?s=19




甲殻にはガス孔があり、食事後や外敵を撃退する際にはそこから強烈な悪臭を伴う腐食ガスを放つ他、唾液には麻痺性の毒を有するが、これらの悪臭や毒は捕食した甲虫種の体液などの成分によるもの。

唾液に含まれる麻痺性の毒は獲物の動きを封じ、確実に捕食することを助けている。
溶岩洞ではヨツミワドウと縄張り争いを繰り広げる様子が観察されることもあり、危険度は本種の方が高く見積もられていながら、体格でやや勝るヨツミワドウ相手には分が悪いようである。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1478563375038676992?s=19
・食性
雑食性。甲虫種を好み、オルタロスやブナハブラを主に食べる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1496685099600936961?s=19
・危険度、戦闘能力
外敵を確認すると立ち上がって鳴き声をあげて威嚇し、前脚の大きな爪を主要な武器として振り回す。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1496687009993162753?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1496687367465304065?s=19
また、接近してくる相手に対しては強烈な悪臭を噴き出して攻撃してくる場合があり、下手に近づけば飲食物に臭いが移ってしまう恐れがある。
転がった勢いのまま体当たりを仕掛ける攻撃が得意で、甲殻の弾力性を利用してゴム毬のように辺りを跳ねまわったり、時には自身の体高の数倍の高さまで飛び上がり、そのまま外敵を押し潰しにかかる事もある。
口からは強力な麻痺性の毒を含んだ唾液の塊を吐き出し、これで外敵の動きを封じる。
また、この唾液で敵が動けなくなったのを確認すると、その隙に強烈な攻撃を叩き込もうとするという狡猾さも見せる。
また、時には舌で相手を突き刺す、鞭のように伸ばして振るう、絡み付けることで外敵を引き寄せるなど戦法を取る事もある。
これらの厄介な特性や一筋縄ではいかない戦闘能力から、中型モンスターの中では高い危険度に定められており、カムラの里では水獣に比肩する脅威としている。



・利用

ラングロトラから得られる甲殻は耐火性に優れ、特に分厚いものは加工に高い圧力が必要だが、その素材としての性能は大変に魅力的。
特に、柔軟性に優れた蛇腹甲は武具の可動部の保護に適した素材として重宝される。
また、独特の美しさを持つ舌や甲殻の鱗はモガの村では特産品として扱われる。




加工屋ではその特異な身体構造に着想を得た、変形機構を備えた武器の開発に成功している。
また、火の国では成人の儀式の際、ラングロトラの素材から作られた、火の精霊を象った防具を身に纏う風習があり、現在ではその防具はハンター用の装備として各地で利用されている。
・ソース
MH3G
MHXX
MHR:S
https://s.famitsu.com/news/201108/08048146.html?s=09
モンスターハンターライズ 公式設定資料集 百竜災禍秘録





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