I.D.S.

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栄誉ある死か、隷属の繁栄か

2007-02-22 21:10:41 | 朝鮮(南/北)
●対日赤字原因のIT・鉄鋼部品、国産化が急務(綜合ニュース)
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=022007022002300
サムスン経済研究所は21日、長年の対日貿易赤字の原因となっている情報技術(IT)や鉄鋼部品・素材の日本依存度を下げるよう促した。企業最高経営責任者(CEO)向けの情報サイトに掲載したレポートに記載されたもの。サムスン研究所は、「日本は韓国の輸出市場としては中国、米国に次ぐ3番目の市場だが、韓国は1965年に韓日基本条約を締結してから42年間、対日貿易で一度も黒字を計上したことがない」とし、貿易赤字は1965年の1億ドルから1974年は10億ドル、1994年は100億ドルと増加を続け、昨年は254億ドルと過去最大の赤字を記録したと報告した。貿易赤字が続く原因としては、日本向け輸出単価の下落、日本からの輸入増加率の拡大、円安の進行などを挙げている。
 輸出単価の下落については、日本向け主力輸出品となっている石油化学製品は国際原油価格が安定しているため、鉄鋼や産業用電子製品は中国の低価格攻勢のために下落に転じたと分析した。対日輸入の増加率拡大に関しては、主力品目の部品や素材が日本依存度が高いためと説明した。1990年代以降、韓国の輸出増加率と対日輸入増加率は高い相関関係を維持しているという。昨年韓国は船舶、半導体、自動車部品、乗用車などで輸出が好調だったものの、同時にこれらの部品となるシリコンウエハーや鋼板、自動車部品の日本からの輸入も2けたの増加率を記録した。

 報告書は、対日貿易の数値を改善するには、日本市場への積極的なマーケティングを行うとともに、部品素材の日本依存度を下げる必要があると指摘した。特に情報技術(IT)と鉄鋼分野については、部品素材の国産化を早急に進めなければ、輸入先が日本から中国にシフトされ韓国の部品素材部門の発展が難しくなり、中国向け貿易黒字の縮小も加速する恐れもあるとしている。



韓国の産業が日本に大きく依存したものだということは、当の朝鮮人が何年もまえから言い続けていることです。しかし、それは現状では日本から輸入しないと入手することが出来ない部品を国内生産すればいいとかそういうことで解消できる問題ではありません。そもそもからして、その部品を生産するためには日本から製造装置や技術を購入せざるを得ません。それで、対日依存度が下がるわけではないのです。

なぜ、韓国の産業がそうなってしまったのか?韓国がよく主張するように所謂「日帝残滓」なのでしょうか?答えは勿論否、断じて否であります。

その日本であっても過去には欧米から技術を導入し、重要な部品を購入していました。日本がその状態を打破できたのは、(韓国の報告書が奨めているように)その部品を国内で生産したからなどではなく、国内で生産した部品の品質が本家である欧米産の部品を上回ったからです。そのおかげで部品の流れが逆流し、日本製部品が世界を席巻し欧米の部品を市場から駆逐してしまったのです。

ここまで書くと結論は想像がつくと思います。
日本から技術を導入し、日本から製造機械を購入する、そこまでは別に良いのです。しかしそれで製造される部品が日本製の部品を凌駕できない限り韓国が現状を打破することは出来ません。しかし朝鮮民族は長期的な視野がもてないのか、すぐに安売り攻勢を仕掛けます。それで技術の供給元を潰してしまっては、それ以上の飛躍は望むべくもないのに。そんな短絡的な計画から脱却することが韓国の経済的自立の絶対条件なんですが…。

いえ、私は別に韓国を擁護したいわけではないんですw
だって、隣国が弱体な方が日本にとって幸せなのですから。

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