I.D.S.

ニュースは日々大量に配信され、そして消え去っていきます。記憶しておくべき情報を拾い上げ、保存することを目的としています。

韓無月の季節

2008-10-01 20:26:22 | 朝鮮(南/北)
●韓国ウォンが急落 1ドル=1200ウォン台に(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/asia/20080930D2M3003730.html

9月30日のソウル外為市場で韓国ウォンが急落した。1ドル=1207ウォンと前日比で18.2ウォンウォン安・ドル高が進んだ。2003年5月以来、5年4カ月ぶりのウォン安水準となる。米金融安定化法案が米下院で否決されたことを受け、外貨の流動性確保のため金融機関や企業がドルを買う動きが広がった。

ちなみに今年の春頃だと、適正レートは1$=950~1000ウォンだと韓国の中の人が言ってました。

下落を続けるドルよりも、金融危機が叫ばれる米国よりも弱いなんてどんだけ?
下落も急速すぎます。ついに介入するドルが無くなったんでしょうか。
※対ドルでヲン(貨幣)の価値を上げるには、ドルでウォンを買ういう事になります。需要と供給というやつです。なのでドルの外貨準備が無くなるとあとは完全に市場任せ、ハゲタカに身を任せる事になります。


”KINO”とかいう為替保険があるそうです。もともとは為替差益を保証するもので、ウォンが高いときはドルが市場よりも安価で手に入れられるという契約だが、ウォンが安くなったら契約で得られるドルは市場価格よりも高くなるというものらしいです。(要するに、「精算時の為替レートがいくらであっても、1$=1000ウォンで交換する」といったという契約なのでしょうか?)

1$=1200ウォンを超えると大幅に損が生じ、企業は強制的にドルを巻き上げられるらしいという噂があります。




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●ウォン安:為替レート、年末には安定か
http://news.livedoor.com/article/detail/3840592/

 米国発の金融危機により為替レートが短期間に大きく揺れ動いているが、年末には安定する可能性が高い、と韓国貿易協会が分析した。


 貿易協会は30日、「最近の米国金融機関の破産動向および今後の動向」と題する報告書で「外国人が本社の流動性の確保に向け韓国市場を後にしたため、ドル供給が減った反面、韓国企業はドルを確保しようとする心理が強く、ドルの需給バランスが不安定化している」と説明した。


 また、金融監督院の関係者も「機関が互いにドルを出そうとしないため、普段に比べて外国為替市場でのドル取引が非正常化している」と、ウォン安の背景について説明した。ウォン相場は、先月29日に28.3ウォンも暴騰したのに続き、30日にも18.2ウォン上がって1ドル=1207ウォンを記録。1200ウォンを突破して5年4カ月ぶりに最高値を更新するなど、最近は外国為替市場が大きく揺れ動いている。


 しかし貿易協会は、国際的にも原材料価格が低下し、貿易収支が改善されれば、ウォン安にも歯止めが掛かって安定化する可能性がある、と予想した。


 その上で「しばらくの間は、金融機関の共倒れに対する懸念から、金融取引を不安視する傾向が続く可能性はあるが、長期的には経営状態の悪化した金融機関の構造調整を通じて金融市場の不確実性が除去されるため、金融取引のこう着状態は緩和される」との見通しを示した。




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