ミネラル
体内に約40種類存在し、無機質と呼ばれます。体重の4~5%。
お互いに影響したって機能する為、微妙なバランスを崩すと障害を招く。
体内に約40種類存在し、無機質と呼ばれます。体重の4~5%。
お互いに影響したって機能する為、微妙なバランスを崩すと障害を招く。
カルシウム Ca
骨や歯を形成。
神経の情報伝達、筋収縮、心臓の収縮リズムの維持に必要。
血液凝固を促進。
エネルギー代謝に関与する酵素を活性化させる。
細胞膜の浸透性を高める。
牛乳、その他の乳製品、小魚、海藻類などに多く含む。
日本人は欠乏しがち(更年期の骨粗鬆症)。
リン P
骨を形成する材料。
脂肪と糖質の代謝(ATP)に関与。※ATP(アデノシン3リン酸)生体内のエネルギーの貯蔵・供給・運搬を仲介している重要物質。アデノシン二リン酸( ADP )への加水分解に伴いエネルギーを放出する
核酸代謝に関与。
脂肪輸出の為のリン脂質を形成。
酸、、塩基バランスの緩衝作用(衝突や衝撃を和らげる)
体内ではカルシウムやマグネシウムとのバランスが重要。
卵、魚、肉、海藻類、乳製品に多く含む。
清涼飲料水や加工食品に多く含まれる為、過剰摂取が問題です。
カリウム K
細胞内液の中心的陽イオンで、細胞内外の浸透圧、水分バランス、酸、塩基バランスに重要な働きをしている。
心臓収縮リズムの維持、骨格筋の収縮、タンパク質合成、グリコーゲン合成に必要。
肉、魚、海藻類、緑黄色野菜に多く含む。
塩分を多く摂取時はカリウムの摂取量も増やす必要がある。
ナトリウム Na
細胞外液にあり、陽イオンの1つとして浸透圧や酸、塩基バランスに関与。
神経、筋の興奮に必要。
細胞膜においてグリコース輸送のポンプの役目を果たす。
塩、魚介類、海藻、乳製品に多く含む。過剰摂取は高血圧や胃潰瘍を引き起こす原因になる。
鉄 Fe
ヘモグロビン(赤血球)、ミオグロビン(筋)となり、酸素の運搬を担う。
酸化酵素の構成成分にもなる。
ヨウ素 I
甲状腺ホルモンの構成成分。
基礎代謝を盛んにする。
魚介類、海藻に多く含む。
マグネシウム Mg
カルシウムと共に骨や歯を形成する成分になる。
糖質代謝において、酵素を活性化する。
筋や神経の興奮に関与。
銅 Cu
ヘモグロビン合成時に、鉄の吸収や利用を助ける。
骨や歯を形成時、必要な酵素成分。
マンガン Mn
糖質の酸化、尿酸生成、たんぱく質の加水分解などに関与する酵素成分を活性化させる。
亜鉛 Zn
蛋白質や核酸の合成に関与。
インスリン構成元素。
炭酸脱水酵素、乳酸脱水酵素などの成分。
味覚を正常に保つ。