明鏡   

鏡のごとく

「安国寺集落遺跡公園弥生のムラ」

2019-03-05 21:06:36 | 茅葺
安国寺集落遺跡公園弥生のムラの葺き替えが終わった。

さか葺きは、初めてだったので、勉強になった。

通常は、もとが屋根の表面を覆うのだが、さか葺きの場合、葉の多い穂先で覆う。

昔の人が着ていた、みのがさのような風情である。

風になびく穂先が揺れて、弥生時代には、こうやって、近くにあった茅で、壁や屋根を葺いていたと想像できるが、遺跡から発掘されたものに、木の幹や枝があり、土台は結構、しっかりしていたのではないかと思われた。

茅をどう葺いていたかは、想像の範疇に入るが、それほど、違わないのではないかと思うが、風になびく、茅の屋根の下で寝転ぶと心地よく、少し肌寒いながらも、つくしがニョキニョキと生えてくる大地と近い暮らしも、いいものだと思われた。

湿地であるため、豊かな土壌が作られていたのではないだろうか。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。