明鏡   

鏡のごとく

古民家の優しさと幸せ

2020-04-08 21:10:14 | 茅葺
早良区の古民家の茅葺屋根を葺いた。
久米さんの御宅のお屋根は美しく、黄金色に眩く太陽を吸い込んでいた。
犬のリコちゃんは優しい目をしていた。
久米さんご夫婦のお人柄そのままの優しい日々を過ごしているのがよく分かる。
茅葺は、その家の方々を優しく包み込んでくれるようで、ありがたかった。

先日、天山草庵さんの御宅の杉皮葺のお屋根にも上らせてもらったが、こちらは、子供さんがいるお家らしく、とても、まろやかで、あったかく、ずっと仲良く、穏やかに過ごしていくのだろうなと、嬉しくなった。

自分の手で作った米や菜の花のきれいな味噌汁、アチャール、たくあん、ジャム、パンをいただき、心の籠った温かいお食事をみんなでいただき、体と心の隅々まで、いい空気が漲っていくのを感じた。

みなちゃんが、人は空気が七割で、あとは食事で補っているんだと言った。

本当に、彼/女らを見ているとそう思えた。

超然とした中で、何か忘れているものを、見つけられた、ほっこりさせてもらい、本当に幸せであった。

子供の笑顔がある幸せは格別である。

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