ダイアンサスは、14世紀ごろからはカーネーションの原種のダイアンサス・カリオフィルスが、栽培されるようになり、ピンクもカーネーションも広く愛好されるようになりました。ピンクという言葉の由来はヘブライ語、ドイツ語、ケルト語起源の諸説があり、はっきりとわかっておりません。18世紀ごろには、その花色からピンクが桃色を意味する言葉になったと言われています。
そのダイアンサスですが、今ではその花色、花形、品種は多種多様に広がり、世界の人たちに愛されるようになりました。私たちの身近で、よく目にするのがカワラナデシコが有名です。ここに紹介したダイアンサスはその一部にすぎません。
ダイアンサス_Dianthus ssp.
和名:撫子
英名:pink(ピンク)の名前があり、輝く目の意味があり、ピンクという色の語源は、この花にあるらしい。
ナデシコ科ナデシコ(ディアンツス)属、常緑多年草(一年草もあり)
花言葉:苦い追憶
原産地はヨーロッパ、アジア、アフリカ。
ナデシコ属全体では、日本を含め極地以外に広く分布する植物で、熱帯地方では主に山岳の涼しいところに自生しているそうです(アフリカから欧州を経て極東まで約300種が分布)。大半は多年草で、暑さ寒さに強く病害虫も少なくて、育てやすいものが多く、形態は大型種からマット状になる小型種まであり、花形、花色にもそれなりの変化があって、葉が銀白色の美しい種類もあります。
[流通名:テルスターカーマインレッド]
[流通名:オールウッディー・アルピヌス]
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
カワラナデシコ_Dianthus superbus var.longicalycinus
撫子(ナデシコ)名前の由来:我が子を撫(な)でるようにかわいい花であるところからこの名前に
別名:ヤマトナデシコ、ナデシコ
開花時期:6月~8月
花言葉:貞節
原産地は日本、東アジア。
秋の七草の1つ。ピンク色の可憐な花。縁がこまかく切れ込んでいる。早咲きと遅咲きがあり、よく見られるのは河原撫子(かわらなでしこ)で、河原に生えるとも限らないが、なぜかこの名前です。野、山、高原どこででも見かける、どちらかというと日当たりのよい草原に。
中国から平安時代に渡来した、唐撫子(からなでしこ:石竹)に対して、在来種を大和撫子(やまとなでしこ)と呼んでいます(この言葉は日本女性の美称によく使われています)。
草の花は なでしこ 唐のはさらなり 大和のもいとめでたし
清少納言(せいしょうなごん) 枕草子
野辺(のへ)見れば 撫子の花 咲きにけり わが待つ秋は 近づくらしも
万葉集
わが屋戸に まきし撫子 いつしかも 花に咲きなむ なそへつつ見む
大伴家持 万葉集
うら恋し わが背の君は 撫子が 花にもがもな 朝な朝(さ)な見む
大伴池主 万葉集
久方の 雨は降りしく 撫子が いや初花に 恋しきわが背
大伴家持 万葉集
秋さらば 見つつ偲(しの)へと 妹(いも)が植えし 屋戸の撫子 咲きにけるかも
万葉集
そのダイアンサスですが、今ではその花色、花形、品種は多種多様に広がり、世界の人たちに愛されるようになりました。私たちの身近で、よく目にするのがカワラナデシコが有名です。ここに紹介したダイアンサスはその一部にすぎません。
ダイアンサス_Dianthus ssp.
和名:撫子
英名:pink(ピンク)の名前があり、輝く目の意味があり、ピンクという色の語源は、この花にあるらしい。
ナデシコ科ナデシコ(ディアンツス)属、常緑多年草(一年草もあり)
花言葉:苦い追憶
原産地はヨーロッパ、アジア、アフリカ。
ナデシコ属全体では、日本を含め極地以外に広く分布する植物で、熱帯地方では主に山岳の涼しいところに自生しているそうです(アフリカから欧州を経て極東まで約300種が分布)。大半は多年草で、暑さ寒さに強く病害虫も少なくて、育てやすいものが多く、形態は大型種からマット状になる小型種まであり、花形、花色にもそれなりの変化があって、葉が銀白色の美しい種類もあります。
[流通名:テルスターカーマインレッド]
[流通名:オールウッディー・アルピヌス]
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カワラナデシコ_Dianthus superbus var.longicalycinus
撫子(ナデシコ)名前の由来:我が子を撫(な)でるようにかわいい花であるところからこの名前に
別名:ヤマトナデシコ、ナデシコ
開花時期:6月~8月
花言葉:貞節
原産地は日本、東アジア。
秋の七草の1つ。ピンク色の可憐な花。縁がこまかく切れ込んでいる。早咲きと遅咲きがあり、よく見られるのは河原撫子(かわらなでしこ)で、河原に生えるとも限らないが、なぜかこの名前です。野、山、高原どこででも見かける、どちらかというと日当たりのよい草原に。
中国から平安時代に渡来した、唐撫子(からなでしこ:石竹)に対して、在来種を大和撫子(やまとなでしこ)と呼んでいます(この言葉は日本女性の美称によく使われています)。
草の花は なでしこ 唐のはさらなり 大和のもいとめでたし
清少納言(せいしょうなごん) 枕草子
野辺(のへ)見れば 撫子の花 咲きにけり わが待つ秋は 近づくらしも
万葉集
わが屋戸に まきし撫子 いつしかも 花に咲きなむ なそへつつ見む
大伴家持 万葉集
うら恋し わが背の君は 撫子が 花にもがもな 朝な朝(さ)な見む
大伴池主 万葉集
久方の 雨は降りしく 撫子が いや初花に 恋しきわが背
大伴家持 万葉集
秋さらば 見つつ偲(しの)へと 妹(いも)が植えし 屋戸の撫子 咲きにけるかも
万葉集
バラはバラで女王様だけど、こういう可愛い小さなお花大好きなのです。
絞りの撫子は初めてです。
どの写真見ても凄いのでため息の連続 こんな風に撮影できたら、なんて夢見たいなこと考えています。
今日は早々とコメント戴き有り難う御座いました。
このお花の種類、色、形の多さに今更ながら思い知らされている、今日この頃です。
犬キャラなので、どうかなと思いましたが、
ひょっとしてお好きかな????と思い、TBさせて頂きました。
ワンワン、だいすきですよ。
前は、この部屋にシャットランドが、いました。
部屋中毛だらけでした。(他界(泣き!)
今は、ニャンコがいます。
name is MEW!
今では、私の部屋を占領させています。(うれし泣き!)今度、紹介します!
華やかな写真の数々、最後に真打を登場させるなんて
流石と思いました。
万葉以来、草の花は なでしこ ですね。
始めは見たときはこれナデシコ?そんな感じで、撮り直しに行きました。
調べると、その種類の多さにびっくりです。
奥が深いお花ですね。それとカーネーションと同じ仲間ということにも驚かされました。
そういえば、花びらを見ると大きさは別として同じような花びらをしていますよね。
おーちゃんさんは気づきましたか?