上山明博 なう。

ノンフィクション 作家・上山明博のブログです
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志賀泉さんの『無情の神が舞い降りる』出版記念会に出席した。

2017年04月26日 | イベント.講演
昨夕(4月25日午後6時より)、太宰賞作家・志賀泉さんの『無情の神が舞い降りる』出版記念会が、一ツ橋の如水会館で行われた。会場のケヤキの間を訪ねると、普段お世話になっている脱原発文学者の会の皆さんの顔があった。
会の代表の加賀乙彦さん、副代表の森詠さんと森千春さん、事務局の村上政彦さん、歷史時代作家クラブ代表の岳真也さん、平和作家の伊神権太さん、詩人の森川雅美さんと野武 由佳璃さん、ノンフィクション作家の渡辺一枝さん、ノンフィクションノベル作家の橘かがりさん、童話作家の星野はしるさん、同じく童話作家の大島理恵さん、東日本大震災に咲く会代表の橘光顕さん、文芸評論家の川村湊さん、日本ペンクラブ 環境委員長の山本源一さん、元集英社編集者の高橋至さん、光文社編集者の竹内充さん、学研編集者の増田秀光さんなどと久しぶりに再会し、とても楽しい時間を過ごすことができました。


日本ペンクラブ 環境委員長の山本源一さん(左)と私.上山明博


童話作家の星野はしるさん(左)と私.上山明博と光文社編集者の竹内充さん(右)


作家の橘かがりさん(右)と私.上山明博。橘さんの右隅に渡辺一枝さんが、


童話作家の大島理恵さん(左)と私.上山明博


当日司会を務めた作家の村上政彦さん(右)と志賀泉さん(左)


志賀泉さんの『無情の神が舞い降りる』の扉に書いて頂いたサイン「上山明博様,ありがとうございます,志賀泉,2017年4月25日」

日本生物地理学会主催のシンポジウに参加した。

2017年04月09日 | イベント.講演
昨日(4月8日)午後1時から、日本生物地理学会主催のシンポジウ「次世代にどのような社会を贈るのか」があり、小雨の降るなか会場の東京大学弥生講堂一条ホールを訪れた。
冒頭、日本生物地理学会会長の森中定治氏が主旨説明に立ち、戦争を起こさせないための科学的(客観的)論拠の必要性を訴えかけた。
その後、「科学者は戦争で何をしたか」をめぐってノーベル賞受賞者の益川敏英(名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構長)と人類学者の長谷川眞理子(総合研究大学院大学学長)両氏による対談がおこなわれ、大学の軍事研究の是非や向後世界大戦が起きる可能性などについての意見交換があった。
続いて、カント哲学者の渋谷治美氏が話を取り纏め、カントの『永遠平和のために』について解説を加えた。
最後に、シールズの奥田愛基と新外交イニシアティブ事務局長の猿田佐世両氏が次世代(若者)を代表してシンポジウムの感想を述べた。
じつは、さして期待せずに出かけたのだが、演題に立った森中氏、益川氏、長谷川氏、渋谷氏、さらに奥田氏、猿田氏の、どの話もとても面白かった。
わけても、戦争をなくすために、道徳や倫理や宗教などの理念に頼るだけではなく、戦争を起こさせないための客観的な裏付け(理論)を確立することが急務であると力説された主催者の森中会長の主張は新鮮だった。シンポジウムのあと、森中さんとお話をさせていただき、刺激を受けるととも大いに勇気づけられた。多謝!!


『2017年度第72回日本生物地理学会年次大会講演要旨集』(500円)と、
主催者の森中定治日本生物地理学会会長からいただいた名刺


森中定治氏のサイン

上山明博 著「プロパテント・ウォーズ」の講演会を行いました。

2017年04月01日 | イベント.講演
昨夜、(3月31日19:00より)日比谷図書文書館コンベンションホールにて、拙著「プロパテント・ウォーズ」の講演会を行いました
当日は、プレミアムフライディーと年度末と雨天が重なり、会場にお運びいただけるか案じていましたが、演題に立つと、思いのほか大勢の方にご来場いただき、ありがたく思いました。
講演は、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ガリレオ・ガリレイ、エイブラハム・リンカーンなどが行った発明について触れながら、特許制度の歷史について解説しました。
また近年、TPP協定交渉の主要議題になるなど、知的財産に大きな注目が集まるなか、特許制度の社会的意味と、特許法の法の精神についてお話しました。

上山明博 著『プロパテント・ウォーズ』(電子書籍)





















講演会の後は誘い合って近くのお店に参集。詩人、歌人、小説家、絵本作家、童話作家、ミュージシャン、弁理士、税理士、大学教授など、一夜限りの懇親会を行いました。