考へる足(じゅん日記)

我踊る 故に我有り

今夜町内の七夕祭り

2016年08月06日 07時06分21秒 | Weblog

年に一度、彦星が天の川渡って織姫に逢いに行くっちたら、おおromanceやなー!の世界なんだけど、

万葉集に載っている七夕相聞歌は、もっとそのものズバリです。

 みたいな歌ばっかです。

 

「今夜、竿おっ立てて船こいでお前んち行くからな、、待ってろよ!」

「裳(スカート)の紐ゆるめて、待ってるわー、早くやりたいわー」

  2048番  天の川川門に立ちて我が恋ひし君来ますなり紐解き待たむ

うーん、いいですねー、可愛いです。

「すぐそこまで来たのね、パンツ脱いで待ってるけんね!!」

 

 

ヤンキーカップルのデート約束メールみたいっすな。

  花火見上げ帯触れる手のネイルアート  銀シャリ

或いは、ふぁんしぃ命!ディズニー大好きカップルのお泊りデート的に、

 織姫は靴蹴リ脱いでベッドイン  銀シャリ

 ジーンズのファスナー下げつつ靴を脱ぐ  蛸卜 

 

恋が、夏の日の遠い花火になってしまったオイラには、療養所俳句のほうが心に沁みます。

  七夕竹惜命の文字隠れなし 波郷