Strawberry Sunday♪

楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、日々徒然・・・。

例えば 演劇

2005-09-18 20:07:44 | Weblog
私はお芝居が好きだ。

短大生の頃は、弱小演劇部と一般の吹奏楽団とをかけもちしながら、そして勉強もしながら(高校なみの時間割だった・・・(TmT)アタフタと毎日を過ごしていた。

今思えば、保育の仕事に演技力は必要だと思う。
子供と一緒にファンタジーの世界で遊ぶという保育実践なわけだから、当然演技力は求められる。
他の保育理論においても同じなのではないかなぁ。
「ごっこ遊び」は正に演劇の要素が入っている遊びではないだろうか。

いや、それはいいのだけど。


私が生きてきた中で最も影響を受けた人生の師ともいえる人が、やはり演劇狂で、自分で演技もするのだが、特に前衛演劇が大好きでそのために、富山まで演劇祭に行くほどなのだ。
(知る人ぞ知る、富山・・・)

そして、自分が良いと思っているものを理解できない人は、なんとゆーか・・・「それだけの感性の人間」とみなしてしまうというクセを持っている。
私はかわいがってもらったのだが、前衛演劇だけはどうしても理解できない。
単純だから、起承転結がはっきりして、ストレートで、最後はハッピーエンドになるようなわかりやすい展開が好きなのだ。
人気急上昇の芝居も好き。
ミーハーと言われても、好きなものは好きなのだ。

でもその人はそれをわかってくれない。
「本物の前衛を見てごらん。貴女なら絶対に理解できるはず」

・・・いやあの・・・みたんです。
あなたが好きな芝居。
見た上でダメって思ったんです。

私が前衛を理解できないってことが理解できない。

・・・なんで?

人それぞれ好きなものは違うだろう。
どんなものに惹かれ、どんなものを拒絶するのか、それは十人十色だ。
なぜそれをわかってくれないんだろう。
なぜ自分の色に染め上げようとするんだろう。

いろいろな人を受け入れ、指導していく立場になければならないのに、突如として入り口が狭くなっていく。

その急激な差を見るのがすごく辛い。


私はその人の前で、正直な自分でありたい。
その人の機嫌を取るために、思ってもないことを言うなんて、そんなことは絶対にしたくない。
いつかわかってもらえる時がくるんだろうか。
それとも、今度は私の方がそんなその人を受け入れるしかないのだろうか。


今はまだ、
その人の前で「前衛は苦手です」と言い続けている。


例えば、演劇の場合。


あ~~~

2005-09-18 01:57:15 | Weblog
一日更新できなかった・・・(TmT)。
せっかく今週は頑張ろうと思ったのにぃぃ~~。

ま、いーや。
今日の夜もう一個書けば数はあう(って、何が・・)。

今日は映画を観てきた。
今超話題の「ナナ」。

本当はもうすでに一回見てるのだ。
とても感動して良かったから、娘が「また行こうね」と言っていたのだが、まさか今日行くことになろうとは・・・。
それでも2回目といえども前回と同じように感動し、同じように涙して帰ってきた。

あ~見てよかったねw
と感想も同じ。
ホントに歌える人をキャスティングしてるから嘘っぽさがないのだ。
イメージも、原作のナナとよく合っている。
この分じゃDVDまで買いそうな勢いだw

本編が始まる前にこの先公開予定の映画の予告がいくつか出てくる。
その中でも面白そうな映画を見つけた。
「この胸いっぱいの愛を」という作品。

原作は「黄泉がえり」の著者の本。
逆黄泉がえりって感じかなぁ。
自分の大事な人をそれぞれ失っている人たちが、まだその人たちが生きている時代に戻ってくる。
何のために戻ってきたのか。
最初はわからずとまどう人たちも、だんだん理由がわかってくる。
自分なりに答えを探して見つけ出して、そうしてまた還っていく。
それぞれが還っていく場所は違うけど・・・。

単純かもしれないなー。
設定は面白いけど、登場人物の心のあり方や動きなんかはベタだなぁ・・・。
でもそんな単純な暖かなお話がやっぱり一番いいのかもしれない。

しかもこれ、流れてる音楽が「カヴァレリア・ルスティカーナ」っ
泣かせよーとしてるのかっ。
見え見えなんだよーーーー(TmT)。
そしてきっと絶対、のせられて泣いちゃうんだよーー。
予告見ただけで泣いてるし・・・。
あーぁ。

私には戻りたい時間なんてない。
愛している人は現在にいるし、戻ってやり直すっていったって、その過去があってこその自分だと思うから。
それがなかったら、今の自分はあり得てないし、大切な人とは会えてなかったかもしれない。
存在すらしなかったかもしれない。
だからもう、そのままでいいって思う。

人生戻ってやり直すなんて、そんなのアリ?
自分が歩んでいた道をまた過去から軌道修正するなんて、アリなのー?
そう思いつつも、一生懸命誰かを愛している人たちの姿を見て、やっぱり涙してしまうのだった。

見にいきたいなぁ・・・。