Strawberry Sunday♪

楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、日々徒然・・・。

最近

2005-09-13 02:12:01 | 保育 教育 
最近、以前勤務していた保育園の子供たちの事ばかり思い出す。
担任していたのは1歳。
ときどき0歳クラスにも入っていたので、0、1歳が担当だったといってもいいかも。

このくらいの年齢は薄情なもので、半年も顔を出さなかったら、以前の担任のことなんてケロリと忘れてしまうのだ。
そういう時期でもあるし、また新しい担任と心をつないでいかないといけないから、そうあって然るべきなのだが。
忘れられた方は、かなーーーーりサミシイ。

だいたい私は半年単位で勤務していたから、忘れられるにはもってこいの保育士。
3月まで勤務して、それから退職。
また10月あたりから子供が増え始めるので(いったい少子化とゆーのはどこへ?)お呼びがかかる。
そしたらたいてい1歳くらいの子を担任していたので、そのくらい期間があけばもう覚えている子の方が少ないくらいになってしまう。
あ~~~悲しい。

そういえば3年前に復帰して初めて受け持った子供たちはもう年長児。
来年は小学生になる。
いつまでも心から離れない自閉症のKくんは、今どうしているだろう。
もっともっとしてあげたかったことがある。
もっと遊びたかった。
もっとふれあいたかった。
なんであのとき、自分の思い通りに関わってあげられなかったんだろう。
その当時、まだ障害がわからず健常児として在籍していたために、加配の人間がつかず、実際手が足りなかった。
あのとき、Kくんに1人つくべきだった。
その必要性を園長に訴えるべきだった。
そうしたら彼の発達はまた違ったものになっていただろうと思う。

私たちの関わり次第で変わっていく運命がある。
子供と関わる立場の人間は、保身を考えては何もできない。
損得を考えては前に進まない。
でもそれは理想で、生活という壁は常に立ちはだかっているのだ。

どうしたら、子供の発達が最優先の保育現場ができるのか。
いったい何が邪魔しているのか。
どうしたらその邪魔者を排除できるのか。

子供のことだけを考える現場って、やっぱり理想にすぎないのかな。