幼い頃から猫を飼っていたから、月齢の小さな子猫を長時間お留守番させるのはよくないと知っています。
子猫を置いておいても誰かが面倒をみてくれるような寛大な職場なので、子猫を保護した際も、"しばらくは子連れ出勤だな"と呑気に構えていました。
ところが、猫風邪でぐったりしていた時は良かったのですが、いざ元気になってきたら、不安から大声で母猫を呼ぶように鳴くようになり、職場に連れて行く選択肢は消えました。
さて、どうしよう…?
幼子を家に置いておけないしなあ、もう少し大きくなるまで病院に頼もうかしら、それとも友人にお願いするしかないか…と考えを巡らせていました。
ひとりで犬や猫の保護活動しているインスタやブログをよく見ます。その中に個人で熱心に保護活動していらっしゃる方がいるんですけど、働いているため日中家にいられない時間があるようでした。それをコメント欄で咎められたことへの返信は、
「では、あなたがわたしの仕事の日預かって下さい」
でした。その方も書かれていました、「そりゃあお留守番がない方がいいに決まってる、でも誰も手を挙げてくれないから、この子達はここにいることを分かって欲しい」と。
私達人間にも生活がありますものね。潤沢な資金がある訳じゃない、けど助けたい一心で活動してらっしゃる方も多いと思います。
この言葉を思い出して、保護した子猫ちゃんは我が家にお留守番させることに決めました。大雨に打たれたり、車やカラスの危険にさらされる外より、長時間のお留守番の方がマシなはず…と信じて。
幸いこの子はトイレトレーニングが完了!子猫用のご飯を食べられる!食欲旺盛!という安心要素もありました。
で、昨日は何とか1日過ごせたようです。
結局、私はやれることしかできないのだから、その中で最善を尽くそうと思えたので、少し心が軽くなりました。