アラフィフおひとりさまの現実

何てことのない日常を綴っております。

熟年カップルの前に立ちはだかる壁

2018-11-20 13:21:27 | 熟年カップルの◯◯
彼と楽しく穏やかな時間を過ごせた週末でした。ところが母からの電話で、それは打ち破られてしまいました。


先日母に会った際、薄っすら彼のことを話したのが事の始まりで、その時は"良かったね"と返されたのですが、

「色々考えたんだけど、今はまだその時ではないと思うから、しばらく彼と会うのは止めて欲しい」

とのことでした。他にも色々と釘を刺されました。私が彼の良さを伝えようとすればする程、

「のぼせ上がってるだけよ、あなたはいつだって男性を見る目がないんだから」

と母は強い言葉を重ねてきます。これ以上言い争いたくなかったので、"わかりました"と話を終えたのでした。


もちろん母や世間一般の考える常識というのは、理解しているつもりです。でも、その片隅にいつまで未亡人という縛りにグルグルと括られなければならないのだろうと悲しくなっている自分もいるのです。

子供のことで悩まされて、その上彼のことも諦めなくてならないとしたら、私にはあまりに辛い現実です。


彼には長いメールを送りました。

その後、電話でも沢山話しました。

お互いを取り巻く環境など複雑なことはあるけれど、私は彼とこれからも一緒の時間を過ごしたいし、彼も私を失うことは考えられないという気持ちを確認し合った上で、それでも誰も傷つけない、誰にも後ろ指を刺されないように、その都度ふたりで考えながら共に笑顔で生きていこうという結論に辿り着きました。



母の言葉をそのまま彼に伝えることは、彼に嫌な思いをさせることなのに、

「母親としては当然の気持ちだと思うよ、仕方ないんだよ」

と決して母を悪く言わない彼に、本質を見たような気がしました。

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