好きです川崎・愛のまち

東京や横浜にはない川崎の魅力をたくさん見つけて紹介したい
つゆき明美の川崎愛ブログです

川崎市議会平成26年第一回定例会 代表質問

2014-03-27 09:42:49 | 日記

川崎市議会平成26年第一回定例会 民主党議員団の代表質問は3月4日に行われ、概要は以下の通りです。質問者は織田勝久(宮前区選出)副団長です。

(答弁に対する露木明美の意見は<意見>として記載)

Q 市長の市政方針は?

 A 厳しい財政状況が続く中、行財政運営に関する改革プログラムを策定し、更なる民間活用や債権確保などを着実に進める。市民目線に立って「最幸」のまちの実現に取り組む。

<意見>次年度以降実施予定の新施策に対する予算計画がなく、施策全体の見直しを行わなければ、実施は難しいのでは。 

 

 Q 26年度予算・消費税増の影響についてどう考えるか?

 A 38億円の歳出に取り組み、保育にかかる予算を32億円増額した。公約に掲げた事業など、市民の暮らしを支える行政サービスを提供するための予算を計上した。消費税増税分の交付金26億円は待機児童対策等を含む医療・介護・子育ての財源の一部として活用する。

<意見>市税の増収や消費税交付金増に助けられた予算であり、長期的には不安要素が大きい。

 

Q 新総合計画の策定はどのように?

A 幅広く市民ニーズを収集し、専門の学者等の意見も得、社会情勢・行財政改革策定作業とあわせて作業を進め、27年度中に計画を策定する。

<意見>2年という期間は長すぎる。早急に策定すべき。

 

 Q 地域の寺子屋(660万円余)の内容は?

 A 7校でモデル実施する。週1回の学習支援、月1回土曜に企業や大学の出前講座や世代間交流などを行う。コーディネーターを育成し対応していく。

<意見>費用対効果の点で疑問が残る。現有する地域教育会議や既存のボランティア団体との関係も不明。実施目的が曖昧。

 

Q 指定管理者制度の今後のあり方は?

 A 更なる審査の公正性・適正性の確保に努める。客観性や実効性のあるモニタリングを行い、より良いサービスを提供していく。所管局と総務局と密接な連携を図り対応する。

<意見>市民ニーズをつかみ切れてないのでは? 市民サービスの確保について注視していく必要あり。  

 

Q 待機児童対策・子育て支援策?

 A 昨年より1330人受け入れ枠を拡大した。27年4月の申請数の試算は1540人増。地域保育園を認定保育園に認定する、「子ども・子育て支援新制度」への対応も進める、保護者保育料補助を拡大する、保育所入所不承諾保護者対応を強化するなど、対策を行っていく。

<意見>26年3月時点で不承諾者多数発生の現状から更なる対応が必要ではないか。

 

 Q 特別支援教育のありかたは?

A 現状では対象児童は増加傾向。田島養護学校の再編整備、中央支援学校の高等部分教室・小学校分教室の再編整備を進めた。中学校通級指導教室は3地区体制が整った。通常学校の児童支援コーディネーターの拡大を図った。

<意見>コーディネーターの専任化、全校配置が必要。

 

 Q 中学校給食実施に向けた取り組みは?

A 児童生徒・保護者からのアンケート結果、他都市事例、既存施設・設備の調査結果、所要額、財源等を精査し素案を策定する。アレルギー対応・異物混入対策などの安全対策、栄養職員の配置などについて検討していく。教職員の生徒と向き合う時間の確保が図られるよう、効率的な事務執行の方策を検討する。

<意見>生徒や教職員の現状や意向を把握しながら、慎重に検討を行う必要あり。

 

 Q 災害に強いまちづくりに向けた取り組みは?

A 消防ヘリコプターの更新を2年かけて行う。消防団の処遇改善を図る。消防救急無線デジタル化などは継続して実施する。緊急消防援助隊活動拠点整備は必要機能を確保し、26年10月着手、27年12月完成予定で進める。

<意見>着実に進められているので評価したい。

 

 Q 生活保護制度の対応は?

 A 受給世帯は依然として増加傾向。就労・自立支援の強化、不正受給への厳正な対処、医療扶助の適正化など、法改正の趣旨を踏まえ、公正・公平な生活保護の実施に取り組む。

<意見>計画通り実施できるよう注視していく必要あり。

 

 Q 小児医療費助成制度の方向性は?

 A 27年度以降の拡大範囲や実施時期等について検討していく。小学校6年生まで拡大したい。

<意見>限られた財源での実施は可能か疑問。実施する場合は所得制限なしで。

 

Q 区役所の権限強化予算、各区500万円でどのように実施するのか?

 A 区独自事業に「区の新たな課題即応事業」を新設し、区長の裁量により新たな課題に適切かつ迅速な対応を可能とする。身近な課題は身近なところで解決できるよう区の権限を強化した。

<意見>新たな課題は区や時期によって様々に発生する、一律500万円の予算では十分対応しきれない。

 

その他に、出資法人等への再就職、医療と介護の連携体制のあり方、横浜市営地下鉄3号線延伸、川崎縦貫道路構想、国家戦略特区への対応、工事入札問題、コミュニティー交通、公衆無線LANの環境整備、鷺沼駅周辺のまちづくりなどについて質問しました。

好きです川崎・愛のまち

 川崎市議会議員(多摩区選出)

  露木 明美

 

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 26年度川崎市予算審査特別委員会 | トップ | 特別老人ホームラスール麻生... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事