厚生労働省は大病院での初診料を10,000円程度とする案を決めたと言う事です(8月30日 日経新聞朝刊)
大病院への軽度の患者受診を回避し、その分救急患者や重症患者への対応を厚くすることが目的です
実際、軽度の患者が大病院に直接受診している割合は約50%
万が一のことを考えて、また、転ばぬ先の杖として、地域の医療機関を経ずに大病院を受診する気持ちはわからないではありませんが・・・
実は私 つゆき明美は7月にスポーツ中にけがをしまして休日急患のある とある大病院へかかりました
膝を痛めましたがそのMRIの予約は2週間先になり 患部の分析がかなり遅れました
大病院への軽症者の集中ばかりが原因ではないと思いますが やはり問題だと思います
全国の病院で患者集中や医師不足が深刻です
大病院の医師の負担は年々大きくなっており 限界とも言われています
地域の主治医を持つことが望ましいという厚生労働省の指針もあり まずは身近な信頼できる医療機関を受診し 重篤な病気・怪我も場合は大病院を紹介してもらって受診するという原則がこれまで各自のモラルや努力目標にされてきました
こうした問題の解決や大病院の負担軽減のためには初診療10,000円は必要なのかもしれません
ただし 実施に当たっては低所得者への配慮は必要です
また そのために忘れてはならない事は 地域に信頼できる医療機関があることです
地域には様々な医療機関があり いろいろな先生がいらっしゃります
一人一人の特性や人柄 また利用者との相性など・・・
これらの点については悩ましい部分もあり 医師会での積極的な論議も必要です
PS.私の怪我は結構重症でその後入院・手術・リハビリと 全治3か月と診断されました
(今は退院しリハビリに励んでおります
関係者にご心配をおかけしましたが 仕事には支障はありません)
好きです川崎・愛のまち
川崎市議会議員(多摩区選出)
つゆき 明美