★畠山記念館 サイト
秋季展『新収蔵記念 近代数寄者の交遊録―益田鈍翁・横井夜雨・畠山即翁』
※12月17日(日)まで
永青文庫と同様、これも今ひとつ食指が動かず、行こうかどうしようか迷っていた。
まぁ、要するに畠山即翁が鈍翁を如何に慕っていたかがわかる展覧会という印象。
なので、鈍翁ゆかりの道具、かつて鈍翁が所蔵していた道具、鈍翁お気に入りの職人、
そして鈍翁の書、消息~
のオンパレード。
ちょっと、ゲンナリ~
横井夜雨という名前は初めて?
ちょっと謎な人。
即翁と同じように鈍翁を慕って、私塾していた由。
展示品に関しては、かつて何度も拝見したので、新たな感動はなし。
唯一、松平不昧公の豆腐茶箱の写し(渡辺喜三郎作)がよかった。
不昧公の和歌もね、書いてあった。
『やわらかて 豆腐のように 世の中は 豆て四角て おさまり入よ』
春に松江で本歌を見たような気もする。
新収蔵品が2つ。
大野鈍阿作の「鶴首茶入」と室町時代の大海茶入 銘「発掘」
まぁ、今回はこの新しい収蔵品にからめたテーマということで。
畠山記念館のように近代数寄者が集めたコレクションによる美術館は他にもある。
五島美術館はたしか「新たな収蔵はしない」というスタンスだったかと。
湯木美術館も?だったかなぁ。(ちょっと覚えていない)
藤田美術館は一部を売却して、美術館のリニューアルもしちゃったもんね。
たぶん、美術館として法人化する前だと思うけど、
気に入らなくなったとか、交換したとかの理由で数寄者は道具を売買していたみたい。
だから、一旦は手元に置いたものの、後に手放したお道具も少なからずあるようで、
それこそ美術館の展示のテーマで○○年○○月○○日の道具組を再現しようにも
「あら、ないわ」ということもあるようで。
手放した後の経過が明確にわかっていたなら、美術館として買い戻して再収蔵~
なんてことがあるといいナ。
てなことで、この展覧会も「別に行かなくてもよかったかも~」と思ってしまった。
でも、お庭の紅葉がステキだったから、よしとしよう。
次は『茶懐石のうつわ』展 2018年1月20日(土)~3月18日(日)
これは少し食指が動く。
★畠山記念館バックナンバーリスト
2017年5月→『茶の湯の名品 破格の美・即翁の眼』
2016年8月→『茶の湯ことはじめ』
2015年12月→『桃山茶陶と「織部好み」』
2015年4月→『畠山即翁の大師会茶会-井戸茶碗 信長の取り合わせ』
2015年2月→『開館50周年記念 The琳派 -極めつきの畠山コレクション』
2014年11月→『大名茶人 松平不昧の数寄―「雲州蔵帳」の名茶器―』
2014年5月→『開館50周年記念 茶道美術の玉手箱―畠山記念館名品展―』
2014年1月→『千少庵没後400年記念 利休とその系譜』
2013年8月→『涼をもとめて―畠山即翁の朝茶事』
2013年5月→『麗しの漆―蒔絵と螺鈿』
2013年1月→『春を祝う -仁清・乾山・光琳-』
2012年11月→『利休と織部 -茶人たちの好みと見立て-』(後期)
2012年10月→『利休と織部 -茶人たちの好みと見立て-』(前期)
2012年8月→『ふしぎ発見! 茶道具と銘をめぐる物語』
2012年6月→『唐物と室町時代の美術』
2012年4月→『唐物と室町時代の美術』(前期)
2012年1月→『畠山即翁の茶会―光悦雪峯茶碗を中心に―』
2011年11月→『茶人 畠山即翁の美の世界』
2011年9月→『明代陶磁の魅力』
2011年6月→ 『国宝 離洛帖と蝶螺鈿蒔絵手箱』
2011年2月→ 『生誕250年 酒井抱一-琳派の華』
2010年11月→『織部が愛した茶碗 高麗・割高台』その2
2010年10月→『織部が愛した茶碗 高麗・割高台』その1
2010年8月→『涼を愉しむ-書画・茶器・懐石道具-』
2010年5月→『茶の湯の美-数寄のかたちと意匠-』
2010年2月→『懐石のうつわ -向付と鉢を中心に-』
2009年10月→『戦国武将と茶の湯 -信長・秀吉ゆかりの品々-』
2009年4月→『畠山記念館名品展 季節の書画と茶道具』
2009年2月→『冬季展 日本の春-華やぎと侘び』
2008年10月→『益田鈍翁 -心づくしの茶人-』
2008年8月→『夏季展 夏のやきもの -金襴手・万暦赤絵・古赤絵・南京赤絵』
2008年4月→『細川井戸と名物茶道具』
2008年3月→『花によせる日本の心 -梅・桜・椿を中心に』
2007.12月→『茶の湯の美 -利休から宗旦へ-』後期
2007.11月→『茶の湯の美 利休から宗旦へ』前期
秋季展『新収蔵記念 近代数寄者の交遊録―益田鈍翁・横井夜雨・畠山即翁』
※12月17日(日)まで
永青文庫と同様、これも今ひとつ食指が動かず、行こうかどうしようか迷っていた。
まぁ、要するに畠山即翁が鈍翁を如何に慕っていたかがわかる展覧会という印象。
なので、鈍翁ゆかりの道具、かつて鈍翁が所蔵していた道具、鈍翁お気に入りの職人、
そして鈍翁の書、消息~
のオンパレード。
ちょっと、ゲンナリ~
横井夜雨という名前は初めて?
ちょっと謎な人。
即翁と同じように鈍翁を慕って、私塾していた由。
展示品に関しては、かつて何度も拝見したので、新たな感動はなし。
唯一、松平不昧公の豆腐茶箱の写し(渡辺喜三郎作)がよかった。
不昧公の和歌もね、書いてあった。
『やわらかて 豆腐のように 世の中は 豆て四角て おさまり入よ』
春に松江で本歌を見たような気もする。
新収蔵品が2つ。
大野鈍阿作の「鶴首茶入」と室町時代の大海茶入 銘「発掘」
まぁ、今回はこの新しい収蔵品にからめたテーマということで。
畠山記念館のように近代数寄者が集めたコレクションによる美術館は他にもある。
五島美術館はたしか「新たな収蔵はしない」というスタンスだったかと。
湯木美術館も?だったかなぁ。(ちょっと覚えていない)
藤田美術館は一部を売却して、美術館のリニューアルもしちゃったもんね。
たぶん、美術館として法人化する前だと思うけど、
気に入らなくなったとか、交換したとかの理由で数寄者は道具を売買していたみたい。
だから、一旦は手元に置いたものの、後に手放したお道具も少なからずあるようで、
それこそ美術館の展示のテーマで○○年○○月○○日の道具組を再現しようにも
「あら、ないわ」ということもあるようで。
手放した後の経過が明確にわかっていたなら、美術館として買い戻して再収蔵~
なんてことがあるといいナ。
てなことで、この展覧会も「別に行かなくてもよかったかも~」と思ってしまった。
でも、お庭の紅葉がステキだったから、よしとしよう。
次は『茶懐石のうつわ』展 2018年1月20日(土)~3月18日(日)
これは少し食指が動く。
★畠山記念館バックナンバーリスト
2017年5月→『茶の湯の名品 破格の美・即翁の眼』
2016年8月→『茶の湯ことはじめ』
2015年12月→『桃山茶陶と「織部好み」』
2015年4月→『畠山即翁の大師会茶会-井戸茶碗 信長の取り合わせ』
2015年2月→『開館50周年記念 The琳派 -極めつきの畠山コレクション』
2014年11月→『大名茶人 松平不昧の数寄―「雲州蔵帳」の名茶器―』
2014年5月→『開館50周年記念 茶道美術の玉手箱―畠山記念館名品展―』
2014年1月→『千少庵没後400年記念 利休とその系譜』
2013年8月→『涼をもとめて―畠山即翁の朝茶事』
2013年5月→『麗しの漆―蒔絵と螺鈿』
2013年1月→『春を祝う -仁清・乾山・光琳-』
2012年11月→『利休と織部 -茶人たちの好みと見立て-』(後期)
2012年10月→『利休と織部 -茶人たちの好みと見立て-』(前期)
2012年8月→『ふしぎ発見! 茶道具と銘をめぐる物語』
2012年6月→『唐物と室町時代の美術』
2012年4月→『唐物と室町時代の美術』(前期)
2012年1月→『畠山即翁の茶会―光悦雪峯茶碗を中心に―』
2011年11月→『茶人 畠山即翁の美の世界』
2011年9月→『明代陶磁の魅力』
2011年6月→ 『国宝 離洛帖と蝶螺鈿蒔絵手箱』
2011年2月→ 『生誕250年 酒井抱一-琳派の華』
2010年11月→『織部が愛した茶碗 高麗・割高台』その2
2010年10月→『織部が愛した茶碗 高麗・割高台』その1
2010年8月→『涼を愉しむ-書画・茶器・懐石道具-』
2010年5月→『茶の湯の美-数寄のかたちと意匠-』
2010年2月→『懐石のうつわ -向付と鉢を中心に-』
2009年10月→『戦国武将と茶の湯 -信長・秀吉ゆかりの品々-』
2009年4月→『畠山記念館名品展 季節の書画と茶道具』
2009年2月→『冬季展 日本の春-華やぎと侘び』
2008年10月→『益田鈍翁 -心づくしの茶人-』
2008年8月→『夏季展 夏のやきもの -金襴手・万暦赤絵・古赤絵・南京赤絵』
2008年4月→『細川井戸と名物茶道具』
2008年3月→『花によせる日本の心 -梅・桜・椿を中心に』
2007.12月→『茶の湯の美 -利休から宗旦へ-』後期
2007.11月→『茶の湯の美 利休から宗旦へ』前期
先日、五島美術館の七宝を観に行き、五島美術館では七宝など~珍しいと思っていましたら、ほとんどの展示品は他の美術館から来ていました。
そして五島美術館所蔵の展示品には写真OK!なのがあり、こちらもSNSに反応しているのかしら?
でもガラスが反射するので、MOA美術館のように反射しないガラスで写真OK!だと綺麗に映るかな・・・と思ったりしていました。
最近、五島美術館はご無沙汰です。
年間会員やめたせいかなぁ。