戦国武将と茶の湯

『戦国武将と茶の湯　－信長・秀吉ゆかりの品々－』
畠山記念館　※12月20日(日)まで

お目当てはなんといっても、油屋肩衝
畠山が所蔵していることは前から知っていたけれど、機会に恵まれず今回が初見。

大名物の唐物茶入・銘『油屋肩衝』は社中にレプリカがある。
前の日に稽古場に行った時、たまたま油屋肩衝が出ていて、触れてみた。
「大きくて、貫禄があって、立派だなぁ」と写しを観ても感心したくらいだから、
本歌は何をか況や。

気品があって、美しくて、やはり貫禄があって。
大きさ的には他の大名物と比べて際立って背が高いということはないけど、
胴回りはちとおデブかなぁ。

あとは井戸茶碗の銘『信長』も出ていた。
こちらも初見。
やっぱねー、細川井戸や有楽井戸には及ばないかな。

今回はこの２つを観るために足を運んだと行ったようなものなので、他は流し気味

茶道具ではないけれど、安国寺恵瓊が所持したと伝わる金鎖、
秀吉の消息。以前、おちゃう宛の消息を見たけど、また別物。
筆跡に特徴があるので、パッと見て「秀吉さんの字だぁ」とわかるようになった。

ほか香木の蘭奢待。「えーっ」って思っちゃった。

昔、高校生の頃はれっきとした歴女（れきじょ）だったワタシ。
まぁ、あの頃に読んだり観て得た歴史物の知識に、
今はなんとなく助けられていることがしばしばある。
ということで、歴女さん方にはオススメしたい展覧会

※参考　過去の畠山記念館
2009年4月→こちら
2009年2月→こちら
2008年10月→こちら
2008年8月→こちら
2008年4月→こちら
2008年3月→こちら
2007.12月→こちら
2007.11月→こちら