Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

長谷川等伯の障壁画

2017年11月29日 06時55分17秒 | 茶道具以外の展覧会
『長谷川等伯障壁画展 南禅寺天授庵と細川幽斎』
永青文庫 ※11月26日(日)会期終了
サイト

『怖い絵』展が9:30すぎに見終わってしまったので、
つい永青文庫まで足を延ばした。
(飯田橋から歩いた~ 椿山荘の表側を通って行った~)

長谷川等伯がかかっているのはチラシで知っていたんだけど
なんせ遠いのと、今ひとつ食指が動かなかった。

久しぶりの永青文庫美術館。春画展以来だろうか。
(だとすると、約2年ご無沙汰したことになる)

春画展で儲けたのか、門のあたりとかちょっとした庭の案内がキレイになっていた。


4階までのエレベーター、前からあったっけ?

チラシやポスターに採用されていた禅宗祖師図は前期展示で拝見できず。

松鶴図と等伯画説(←本法寺収蔵)が拝見できた。

鶴の絵は南宋の画を手本としたのだろう。
永徳初期の襖絵(大徳寺の聚光院)と同じ感じ。

保存の関係が墨が薄くて、ほとんど見えない鶴さんもいたのが残念。

等伯画説は日通さんの筆。
(まぁ、内容はよくわからないんだけど、小説読んでるし「これかぁ」って感じ)

幽斎さん関係は、もう何度も拝見しているから目新しさなし。

信長の書状、相変わらずスゴイな。

美術館を出て、門へは向かわず、○になっている石を潜って、庭園に降りてみる。

ものすごい急なスロープで、通り抜けできなかったら戻ってくるのが大変だなぁと思っていたけど、
そこは大丈夫。



紅葉が美しかった。

向こうの建物では抹茶とお菓子もいただける(有料)らしい。



ライトアップもしているそうで。

展覧会は1,000円もして「別に来なくてもよかったかな」と思った。

だけど、このお庭と紅葉狩りができて、気晴らしになったのでよしとしよう。

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