半年ぶりに藤田美術館へ。
ちょうど天神祭メインイベント、船渡御と花火の25日。その午後3時ごろに訪れた。
大阪城北詰駅で気が付いた。「花火見物の最寄り駅だ!」
時間待ちで美術館が混んでいたら嫌だなぁ~と思ったけど、着いてみるとさほどの混雑はない。
早朝から電車を乗り継いでの旅だったから、やはり一息つきたい。
と、あみじま茶屋へ。
旧館の蔵の柱なのかなぁ。ベンチに生まれ変わってよかったね。
と思いながら一服。
それから展示室へ。
今回のお目当ては紫式部絵詞。
ちょうど藤原道長が描かれた場面が展示されている。
教科書にも掲載されている「藤原道長」。何度か拝見したが、久しぶりにまた鑑賞したかったから。
他にも三十六歌仙図屏風も展示されていた。小ぶりの屏風で描かれている人物像が見えづらい。
5年前に京都で鑑賞した佐竹本の三十六歌仙展で買った図録を今こそじっくり読みた~いっ!!と思った。
他では思いがけず国宝の曜変天目が展示されてあった。
こちらももう何度も拝見している。東京、奈良へ出張された際も追っかけ(?)で観に行った。
リニューアルされてからは初めてだっけ?
暗い室内で放つ静かな光がやはり素敵。
他、茶道具も出ていたけど、今回は特に印象に残らず。
かつては睨みつけるように鑑賞していたけど、今は形とかサラッと見る。
気分によってはこの茶道具たちが茶席で使われている様(さま)を想像してみたり。
今はそんな鑑賞でいっかな。
以前は1年のうち春と秋に各3カ月間の会期で開いていたので、年2度訪れるペースだった。
今は通年開館している代わりに3カ月で展示が一巡するペースになっている。
だけど年4回訪れるのはキツイな。ペース的にもお財布的にも。
またそのうちに。
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