Akatsuki庵

日々と向き合って

行之行台子

2009年06月14日 00時01分00秒 | 稽古の備忘録
「奥秘の稽古の日くらいは着物で」とは思っていたけれど、疲労には勝てず。
稽古着と灰匙セット、ノートをバックに詰めた

まず、当番の方が竹台子の炭手前と行台子。
(電車内でチェックしたノートの内容を思い出しつつ、予習)

自分の番がきて、控え室で白靴下を足袋に履き変え、二部式の稽古着を着用。
前回もそうだったけど、足袋の感覚、袖や裾などの感覚が和服チックでいい
落ち着いて点前ができた。

順番はほぼバッチリで、流れるように進行
だけど、「今さら~」な直しがあった。
ずっと水指からの水の汲み方を間違っていた。
(以前から、口頭で解説してもらっていたのだけど、理解できなかったようで)
姉弟子さんが隣に座って、実際に手を見せて下さり、
やっと「あ、こうするのか」とナットクした次第。
ちょっと恥ずかしい話。

ノートは数年がかりで稽古や研究会のたびに修正していて、そろそろ完成版?
いやいや、細かい点で手直しが入った。

自分の点前が終わった後は速やかに稽古着を脱ぎ、相弟子さんの行台子を見学。
いい復習になった。

隣の部屋では若手さん2人が濃茶点前デビュー。
1年先輩さんは四ヶ伝の稽古。

竹台子を小板に換え、縁側で竹台子を解体して箱に収納。
更好棚を据え、濃茶平点前の客に入った。
先生が2箇所同時に細かく稽古を見るのは無理なので、フォローすることに。

2人同時デビューだからね。
まずは割稽古から。
仕服の結び方、解き方。仕服の脱がせ方。四方捌き。
口頭では説明しきれないので、一緒にやってみせながら理解してもらう。

それから点前。
平点前なんだけどねぇ。
行台子から急に平点前だから、スイッチが切り替わらなくて。
最初の方の点前の時は、チョコチョコと頭が混乱。
後の方が点前される時になって、漸く落ち着いて点前を見ることができた。

さすがに灰形練習の余裕ナシ。

帰宅後、ノートを修正しようとしたら~
パソコンの調子悪く、バックアップデータごと消去してしまった

数年間の努力が水の泡

仕方がないので、炉の行台子のデータをコピー。
手元にある印刷されたノートと見ながら、風炉バージョンに書き換える。
と、炉のノートの間違いを発見
「うーなかなか完成しないなぁ」と思いつつ、復旧作業。
結局約1時間半かかった。
ついでに炉のノートのデータも呼び出し、修正しておいた。

なんとかなって、よかったぁ。
データ管理は要注意だナ。
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