死が遠のくときー臨死体験？

臨死体験とは言わないが体内的な、身体的な「意識不明に陥ったときのこと」どう説明したらよいのか？過去に意識は死を覚悟しつつとぎれていくなかで、
過去の全く予想だにしなかった場面が、次々と現れては消えていった。
そうした中でも体が冷えていくのは感じられて、しかしあがなう術もなかったそれに反して、何かとても温かく心地よい感覚が体を取り巻いていきその度合いがどんどんと増していったーもしこのまま死を迎えるとしたら・・・。
少しも苦しくないし、寧ろ経験したことのない充足感に満たされているものなのだろう。
死は畏れる必要はないのだ・・と言うところで、意識が途絶えた。
そうして私は死んだ、、としたらどれほど幸福だったことだろうか？
自分の感覚として、止まっていた血流が体全身を駆け巡りはじめた感じがして遠くで聞こえていた男性の声がうるさくて、むかっとしたら目が開いた。
それでも、何かを私に向けていい続けているのはわかったが、なにを言っているのかはわからなかったが、仰向けに車の中に寝かされている状況はわかった。そんな訳で、今これを書いている。多分私は長生きをするだろう。
憎まれっ子何とかと言うから。