正論ちゃう?正論webBlogトップページです。  嶌田法海華(Simada.Norika)

常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。最近ボケ気味

1年にわたる長期ロケの記録  --ある寺の撮影ーその九

2017年05月17日 21時04分01秒 | マイブック用に

空から光がその寺にだけ 差し込む というイメージを具体化するために

空からは無理だから 下から空に向けて光を放つ。

撮影するお寺の構成もわからないと思うのですが、鎌倉の中では比較的大きな

お寺で入口から奥の院まで800mは超える長さ。

深夜から 朝4時までが時間のリミットで 撮影場所は一番初めの方に書いた

反対の山の中腹。機材はペンタックス67 に400mm 800mm計2台と

シノゴカメラにニコンの1200mmを付けたもの さらにフジのGX680 250mm

1万キロワットsecondのストロボ電源14台をレンタルして、さらにミニカム

ジャイアンツというGN100のハンディタイプを10台レンタル、人員は25名で

その寺が経営している寺に隣接している学校から電源と照明を当てる。

入念に 寺の 案内図を描き 誰がどの場所で何回ストロボを発光させるか

そして ストロボヘッドは2灯 と1灯 つまり瞬間的に1万キロwsの光と

5000×2  基本的に全てのストロボヘッドにグリッドといってハチの巣

のような切れ込みがあるものを使い さらに発行時には撮影する所から

見えない位置 見える場合は黒いつい立てを立てる、リハーサルは1回だけで

1番から25番まで の番号を決めて 1番はここで1回移動して1回という

ように理論値をもとに 配置を決めた。なお 撮影する場所が離れているので

無線を使い 責任者を3名 指示がいきわたるようにした。

単純にいえば ライトアップのようなものだが ストロボの光は瞬間なので

皆黒いTシャツで、一応撮影があることを 所轄警察にも届けた。

一人が間違えれば アウトだが 深夜の境内は予想以上に歩きにくいと。

私の イメージは  2階建ての大きさがある山門あたりに光を集中させて

光の束が下りてくることと、撮影場所から みて朝日が当たるとまずいのだが

そのギリギリのところまで 約50分のシャッターで多少ディテールがでる

事を考えた。なので 夜中なのである。そして露出の時間が1回で50分なので

深夜と実際の撮影(仕上がりイメージ)故にリハは一回だけ。

その50分の間に 25人が決められたように動いてくれることを祈りつつ

テストにはいった。   続く


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。