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常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。最近ボケ気味

カメラマンボウ   記憶を辿りながら   4

2015年08月27日 14時06分00秒 | マイブック用に

 ここからはややこしくなります。

露出は 絞りを優先に考えていきます。F(絞り)が32と固定して 屋内 窓越しの風景、照明 部屋の

  シャドウ部分すべてを測り F32にした時に シャッター速度がどうなるか? を記録します。

  そうするとどうなるかといえば 30秒から15分の1秒などまちまちな値にになります。

  これを元に今度は 各露出を180秒の露光に換算しなおします。

  なぜかといえば フィルターワークが必要で180秒だとタングステンフィルムでも 

   相反則不軌が起きます。つまり数字通りの露出では露出が不足になるのですが、

   それはフィルターワークで解決します。

   ディープシャドウには ストロボを補助的に使いますが、基本的には、

 露出時間をを伸ばしてそれを10分割した計算をします。例えば外の景色には、

 タングステンフィルムは3200kしか無いので色温度変換フィルターを使います。

 書き忘れていましたが、フィルターによっても露光補正が必要なばあいがありました。

 外の風景は もっとも明るいということになります。

 10分割の中でさらに 分割しておく必要があり、外光などを日が当たる部分なども

 含めて、ハイライトになるのです。ハイライトだけを一回露光してしまうというのではなく

 ハイライトは多重露光では他の露光もあるため一番露光量を少なくするのです。

 逆に最初の露光で シャドウとなった部分や照明などは、10分割では露光を多くします

 何をしているのかというと、全ての物の露光をポジフィルムの再現域内に収める作業と

 なるのです。 この意味がわかるかなぁ~。

 ハイライトも回数を重ねるとオーバーになるだろうと思うのが普通なのですが、

この方法で やると 不思議かもしれませんが、ちゃんとハイライトから電球までが

 綺麗に写るのです。

  フィルターワークは10で割れば10回以上の多重露光となりますので。

  続く


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