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黙るのは美徳ではない。無知無関心がこの国を滅ぼす。

アホがしたがる憲法改正と教育改革 2020/02/10

2020-02-10 11:10:00 | 日記

茂木健一郎氏 知識や洞察力のない人による教育改革は悲劇


英語民間試験や記述式問題の導入が頓挫し、大学入試改革に赤信号がともっている。安倍政権が進める教育再生の先には、どんな社会が待っているのか――。世界の教育事情を知る脳科学者の茂木健一郎氏(57)が小手先の教育改革をぶった斬る。


 ◇  ◇  ◇

■生ぬるく甘ったるい“個性重視”

  ――大学入試改革の迷走をどう見ていますか。

 今回の政府の入試改革案は、日本の将来を託す子供たちを育てるという意味においては、まったく話になりません。あんな小手先の改革で済むと思っている時点で、文科省には当事者能力がないんだなと強く感じました。例えば、導入が見送られた記述式問題。受験生は10枚、100枚とたっぷり記述し、採点する教師の側も自らの価値観が表に出る。主観と主観のぶつかり合いが記述式です。入試改革では、ちょっと書かせて「記述式」だと称しているだけ。大学も選考に対する自信や眼力がないのでしょう。とても根は深い。

  ――小手先の改革は安倍政権らしい。理念や哲学がない。


 安倍首相の最大の特徴は縁故主義。これが最も残念なところです。お仲間優先が強すぎて、日本国内のベスト・アンド・ブライテストを集めていない気がします。必ずしも安倍首相の思想に共感しない人や考え方が違う人も、オールジャパンやワンチームで教育改革をするという雰囲気があれば、世界的な水準と比べてもう少しマトモな教育改革ができているはず。世界の教育についての知識や洞察力のない方々が政策を担っているのは、非常に悲劇的なことです。

  ――世界の教育はどう違うのでしょう。

 僕は象徴的に「ハーバード大学はFランクの大学だ」と言っています。偏差値で見れば、低い人でも入れるし、高いから必ず入れるわけでもない。この学生を入学させたらハーバードが発展するのかどうか、必死になって個性を見極める。そういう入試を実践しています。

  ――ハーバードはどういう学生が欲しいのですか。

選考プロセスが公開されていませんが、情報はある。例えば、理想的な志願者の一例として、ゴツゴツした路面で一輪車に乗る競技を自分で思いついて、小学校の時からずーっとその記録を取っている。“ゴツゴツ一輪車乗り”の記録の履歴を示して、「年齢を重ねるに連れてこんなに伸びました」というリポートを書いてくるような学生をハーバード大学は欲しい。自分で開発しちゃうような学生です。だけど、次の年、ゴツゴツ一輪車乗りをやって合格するかというと、もう駄目なんだよね。

  ――とても難しい選考方法ですね。

 日本は戦国時代、それをやっていた。織田、豊臣、徳川。誰についていくべきか。自分の出世どころか、一族郎党の命が決まってしまうわけですから、必死になって、個性を見極めていたのです。

  ――安倍政権の教育改革も個性重視をうたっている。


 日本でいう個性はほんとに生ぬるいというか、甘ったるいというか、人間の存在の幅が狭すぎる。狭い幅の中で、「あの子は思いやりがあって、やさしい子だ」「やる気があって目が輝いている」みたいなレベルで言っている。そんなもの何の役にも立たないですよね。

  ――英語、国数記述式の民間導入は頓挫しましたが、民間の「eポートフォリオ」導入が検討されています。高校生活全期間の活動を記録させ、入試の評価につなげるという構想です。

 終わってますね。eポートフォリオでボランティア活動などを点数化するなんてくだらない。eポートフォリオに書けるようなものは個性じゃない。標準化というものが根本的に違うんですよ。原則自由で標準化しないというのが多様性を担保するのには大事なことなのです。


若者のリアリズムに希望
 ――若者と話す機会が多いようですね。


 今は、子供から学ぶ時代ですね。中高生としゃべっていると、アニメやゲームは彼らの方がはるかに進んでいるので、常識が通用しないんですよ。大人たちが持っている価値のヒエラルキーとは全く違うところで子供たちのリアリティーがある。しかも、アニメとか漫画はグローバルにつながっているから、グローバルカルチャー。日本は、アニメや漫画のコンテンツを作る力は、中国などに比べてまだまだ強い。子供たちの世代は日本も期待できるところがあると思う。でも、大人がクールジャパンとか言い出すと、結局ムダ金を使って、台無しにしてしまう。

  ――若者は大人をどう見ているのですか。

 中央省庁がシュレッダーで公文書を破棄したと言っているような国です。政治家など偉そうにして大人たちは威張っているけど、どうせ次の世代は自分たちの持ってるリアリティーが世界の中心になるということを知っている。無駄な軋轢を起こさないというのが若い世代の特徴である気がします。そういう子供たちを拾えるような体制になっていたら、日本はもう少し発展する機会が増えるんじゃないかと思う。

  ――“古い大人”は何も言わない方がいいですね。


 日本の課題や、やるべきことをリアルに見る時代が来ていると思う。明治維新はよかったと言っているフェーズは終わった感じがします。リアリズムから見たら、日本の教育、高齢化、少子化対策は待ったなしです。少子化対策について、諸外国を見ると、古い家族制度にこだわっていると、子供は増えないというのがほぼエビデンスで示されている。一部の方が夫婦別姓に反対したり、従来からの家族観に固執して家族を限定的にとらえるのは、もはやファンタジーなんでしょう。リアリズムで、いかにシングルマザーの人を支えるかとか、いろいろな家族形態を認めるか考えた方がいいですよ。

■いろいろな出会いの組み合わせが天才を生む


  ――外国ではリアリズムで語られているのですか

ある有名な文化人がゲイカップルに育てられた。お父さんが2人。米国でも収入の男女格差があるので、父―母より、父―父の世帯の方が所得が高くなり、有利だという議論があります。父―母がいて家族だというのがファンタジーだとしたら、ゲイカップルの方が経済的に実は有利だというのがリアリズムの議論です。日本で、そういう議論は一部ではあるのでしょうが、永田町や特に自民党では全く行われていないように思う。その辺が時代に合わなくなっている気がします。政権交代の可能性が常にあるという状況でなければ、政治家は堕落するし、油断する。仲間内でいろいろやろうとしちゃうんじゃないですか。それでいいと思っている日本人は大丈夫なのかというのが実感です。


  ――天才を誕生させるのは、後天的に教育で脳を発達させることが重要なのか、それとも遺伝的な要素で先天的に決まってしまうのか。脳科学の観点からどうですか。

天才は遺伝しない。アインシュタインの息子も研究者になりましたが、「ウィキペディア」には、要するに「いい人だった」と書いてある。モーツァルトの息子も2世として売ろうとしたが、ダメだった。逆に、アインシュタインのお父さんは平凡な人だったし、モーツァルトのお父さんも普通の音楽教師。天才は凡人から生まれ、子供をまた凡人に変える。IQ(知能指数)は50%、身長は70%遺伝しますが、天才は遺伝しないのです。個人の資質と時代が出会った時に、天才という事象が生まれる。偏差値で輪切りにして、この大学に行きなさいみたいなやり方が一番最悪です。現状の日本は、成績がいい人が東大に行くとか、行き先が狭く定まっている。こういう融通のない社会は、いろいろな出会いの組み合わせが起こらない。いろいろな人が、いろいろなことを試すことができるというのは、結局、組み合わせを通しての天才が誕生するきっかけになっていくんだろうと思います。だからハーバード大学は、勉強のできない子も入学させるんですよ。ペーパーテストができない人もいるから、多様な出会いができて、いろいろと試すきっかけになるのです。

詰め込みスパルタ教育がダメだからと言って『ゆとり教育』に。

それでまた失敗して学力低下、労働力低下したからと言って『ゆとり教育廃止』へ。

詰め込み世代
↓↓↓
ゆとり世代
↓↓↓
さとり世代

な〜んてコロコロ変えてるけど、その教育改革なんなの?

国立大学廃止して、理系学部強化と文系学部の縮小。

何がしたい訳?

システムをコロコロ変えて戸惑う子供たち。

自分らの利益追求のため、子供たちを犠牲にする。

来年度から大学入試制度が変わるということで、高校3年生にとっては、最初で最後のセンター試験。

今年落ちて浪人すれば、来年の入試は新入試制度対策をしてきた今の2年生と競争するのに不利だと教師らに何度も言われプレッシャーをかけられた。

見てるだけで気の毒な今年度現役の生徒たち。

政府の思いつき教育改革によって被害に会うのは子供たちだ。

だからと言って評価書(内申書)は大学入試ではほとんど反映されない。

当日の入試試験で何点取れるかで合否が別れる。

それなら、日々の大量の宿題はやめたら?

好きなことを伸ばした方が良くないか?

入学試験があるから、大学に行きたいならそりゃ勉強はするでしょう。

それ以外に家庭学習を強要せずに、好きなことを伸ばした方がいいのでは?

学校の予習復習をしたい子はすればいい。

その他、ほかの勉強をしたい子はまたそれをしたらいい。

朝から晩まで学校の勉強・大学入試の為の勉強をした結果、最高に良くて世界で40番台の東大だ。(今年は36番か?)

そして、全てではないが、その中からデータ改ざん、公文書破棄などに命をかける人達が生まれる。

アホらしくないか?

子供たちの成長を妨げるようなアホの教育改革で、アホな国が作られていく。














タバコは百害あって一利なし 2020/02/09

2020-02-10 00:23:00 | 日記


タバコをやめたら5年で肺が元通りになる! と思い込んでた私には驚きの記事でした。

昔、医者がそういう論文を書いていたので、いまだにそれを鵜呑みにしてました。

そうですよね〜

医者の言うことは年々変わっていくからね。

風邪の時は風呂に入るな! とか言われてたのが、今では風呂に入った方がいいとか。

熱が出てる時は冷たいものは食べてはいけない! とか言われてたのに、欧米ではアイスを食べた方がいいとか言ってるし。

何がホントで何が嘘かわかりませんわ。

汚れた肺は元には戻りません!!

これが結論。

しかし、だからといって、タバコを吸い続けるのは一番最悪!

それを説明したのがこれ↓↓↓



周りのタバコを吸う人達にも伝えてください。

『タバコやめて!』

というと、ウザがられる事が多いですが、それでも本気でやめて欲しい。

いい事なんてひとつも無いから。

吸ってる人からすれば『本人の自由さ!』とか思ってるようだが、周りにも害を及ぼしていることをお忘れなく。

そして、

『フィルターがついてるから大丈夫!』

とか思ってる人も要注意!!

実は、アメリカの研究で、フィルター付きの方がフィルター無しよりも肺腺がんになる確率が大きいという研究結果が出たとの事。

フィルターで吸うと、空気と一緒に煙が入ってくる構造なので、より多くの煙を吸い込みやすくするとの事。

とにかく、

吸わないのが一番です。

私も若い頃に吸ってたが、とっくの昔にやめました。

『やめきれない』というのは嘘です。

全てが心の持ちよう。

気持ちの問題ですから。

商売人に踊らされることなく、子供たちのためにも、タバコは✋(◉ ω ◉`)やめてくれ。



ウザかったですか?(笑)

でも、心からそう思います。










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