独り言雑記ブログ

将棋関係の一人言雑記帳

王将戦第3局と朝日杯決勝

2009-02-15 19:33:39 | Weblog
前期に続いて、ホテル花月まで行ってきました。
どうしても平日に行われることがほとんどで、なかなか行けなかったんですが、今回は休日開催ということで栃木県大田原市へ。

また、今回は戸辺四段と田村六段が現地へ来てたので、解説会に参加。
午後は途中からワンサイドな将棋なってしまったので「大熱戦で…」とはいかなかったんですが、リアルタイムで将棋を見ながら聞くのはやっぱり違いますね。
ネット中継見てても、出てる情報は現地の検討のホンの一部なので

▲6九飛の局面で検討して、「これは先手勝ちですね」と言った局面とほぼ同じ形で必死がかかり先手玉が詰まず投了になったということは、やっぱり大差だったんでしょう。

中2日、14日は朝日杯決勝へ。実は去年は熱を出していきそびれたので、かなり楽しみにしてました。
準決勝(渡辺竜王-久保八段戦)、決勝と解説会にはいかずにずっと盤のそばでみてました。
もちろん自分で局面を理解しなきゃいけないので大変なんですが、対局姿勢とか手つきとか見てると面白いんですよね。
王将戦のときも、休憩時間は対局室の様子が見れるのでまったく飽きることなく見ていられましたし。

このあたりのことは、まと後で書きたいと思いますが、プロ棋士が一心不乱で局面を考えてる姿ってのはやっぱりもっとオープンにするべきだと思います。
昨年のA級順位戦最終局(佐藤二冠(当時)-木村八段戦)や竜王戦第7局のように、秒読みの中、それもどっちが勝ってるか分からないような対局は、棋譜以外にも人をひきつけるものはいっぱいあるんですから…

今回の朝日杯は途中で急転直下ということがあって、秒読みの中でもややたんたんとしたことがあったのは残念ですが、それでもそういうのを見てとれるのも公開対局の良さだと思います。

最後ですが、阿久津朝日、優勝おめでとうございます。