梅干しの土用干し

今年初めてお店の販売用にチャレンジした梅干しですが、土用の日を過ぎても今年は一向に梅雨が明けるような気配がありません。

　合計２９キロの梅を漬けた中、果実酒用のビンに漬けた５キロだけを、先週のよ～く晴れた２３日の朝に干しました。


・・・・・が、その日のお昼過ぎからなんと今日までずう～～っと雨、もしくは曇り。もしくは・・・・・・。
　梅干しを晴れ間が見えては外に出し、空が暗くなってきては中に入れ・・・。
　まさに梅干しに振り回される１週間でした。


　そして、とうとうビンに戻すことができずに、１週間が過ぎました。


　さすがに心配になってきた私は、部屋に乾燥機を設置。みるみる間に部屋の湿気がなくなって、水がタンクに溜まっていきます。

　梅干しの表面も、しろっぽい粉がふいてきて、いい感じになってきました。

　

　うんうん！いい感じになってきたあ～



　そこに従業員さんの一言。

　「Yちゃん、暑すぎへん？」



　・・・・・・・・



　慌てて乾燥機をストップして、わずかに晴れ始めた庭に梅干しのザルを並べなおしました。


　夕方まで途切れ途切れの太陽の光を浴びさせて・・・・仕方ない、ビンに戻しましょう。



　この５キロは、駄目もとです。


　そして残りの２４キロは、来週になろうが、再来週になろうが、梅雨が完全に明けるまでは出しましぇん。



　梅干しを漬け始めて３年目。

　本当によい勉強になりました。

　梅干しの極意は・・・・



　慌てて干さない


　これに限りますね