会津屋

東海道関宿、地蔵院前の手作りおこわと、蕎麦の店の紹介ブログです。

臨時休業のお知らせ

2009-05-18 15:54:47 | Weblog
 突然ですが、明日、5月19日(火)は臨時休業とさせていただきます。

 連休の疲れが溜まっていたのか、女将さんが風邪をこじらせて体調不良です。

 ここ数日は、お昼過ぎからは、半日横になっていました。

 ここらでぐっと休みをとって、疲れをとってもらおうと思っています。

 19日、来店予定だったお客様がおられましたらごめんなさい。

 また、今後とも宜しくお願いいたします。

絵手紙更新

2009-05-18 15:29:49 | Weblog

 

藤の時期も過ぎ去って、まぶしいほどの新緑の季節となりました。

 皆さん、お元気でお過ごしですか?

 

会津屋に、Sさんを通じてまた新しい絵手紙が届きました。

 Sさん、そして、今回も絵手紙の展示にご協力いただきました。

mieさん、sizueさん、いつもありがとうございます。

 

私のお気に入りのmieさんの一枚・・。

さやの中に仲良く並んでつまっている実を、

子供のころのご自分の家族に例えていらっしゃいます。

それは、私が会津屋で普段、女将さんや従業員さんから聞いている、

古き良き時代のイメージと重なります。

「何にもない時代やったけど、心は本当に豊かで、

皆、考えて、工夫して生きていた・・。

皆がそうやったから、それで普通やったもの。

・・・いい時代やったなあ・・。」

と、皆楽しそうに昔の話をするのです。

 

 

 

 

shizueさんの絵手紙には、いつも、深~いメッセージがありますね。

この一枚を見て、私は子育てを振り返りました。

 

使い方次第の子供達。 

 上手に声をかけて励ませば、とてもいい子のわが子達・・・。

 はい! 愛情持って接します。

頑張る子供達が見たいから・・・。

 

 

歴史の街に、あなたの絵手紙を飾ってみませんか?

 

会津屋では、全国のお客様からの絵手紙を募集しています。

http://www16.ocn.ne.jp/~aizuya/


会津屋オリジナル葉書作りました!

2009-05-16 21:31:30 | Weblog

 長年、おかみさんの願いだった、会津屋のオリジナルの葉書をつくりました。

 

 写真の撮影は、お客様と私で・・・。  

 

 記念切手も置いてます。  待ち時間の間にさらさらっと書いて、お家でお待ちになっていらっしゃる奥様に・・・。会社の方、お友達に・・・。

 関宿での旅の様子を知らせてみてはいかがでしょうか?

 

 

 絵葉書は、一枚100円。   お好きな組み合わせでお買い求めいただけます。

 

 まだまだつたない写真ですが、会津屋でしか撮れないショットを葉書にしていきたいと思います!

 

 そのうち、会津屋のアイドル猫、「チロ」も登場するかもしれません・・・。

 

 皆さん、お楽しみに!

 


GWに

2009-05-05 21:35:38 | Weblog
 長かったGWも、残すところあと一日になりました。

 お陰様でお天気にも恵まれて、関宿の街道も、会津屋も、連日家族連れのお客様で賑やかでした。

 私は朝、お店に着くとまず竈に火をおこします。このGWの間は、普段よりも早い出勤です。
 
 竈に薪を放り込みながら、お湯が沸くまでの時間で具を煮ます。

 今の時期は、筍をおこわに入れているので、筍も細かい短冊に切っておきます。

 湯が沸いてきたら竈に蒸篭をかけ、上に筍を散らす。

 もち米が蒸さってきたら、具と出汁を加える。

 具を入れてもう一度蒸篭にかけて、そこからおこわが蒸しあがるまでの間に、その日に使う3点盛りのフルーツを、客数に予想を立ててカットする。


 普段の営業日なら、ここまでの作業は開店時間の前に終わりますが、このGWは開店時間前からお客様がお店に入られていました。

 早い時間に家族連れや大人数で来られたお客様は、座敷から使っていただいています。

 このGWは、座敷に上がる家族連れのお客様は、大抵小さな子供さんを連れていました。

 小さなお客様は、座敷に上がる前に奥の竈と私の方を、「何をしてるんだろう?」と興味深そうに見ています。


 私は、こちらをじいっと見つめている小さなお客様に手招きをする。


 「こっちおいで!・・・おいで!おいで!」


 私の手の動きに気づいた小さな彼女は、おそるおそる近づいて来る。


 「はい!どうぞ。  内緒な~!。」


 私は、大粒のイチゴを一粒差し出した。


 差し出したイチゴを見た小さな彼女は、緊張した顔からぱあっと笑顔になって、「ありがとう!」とイチゴを受け取った。

 大抵の子供さんは、ここでイチゴを食べずに小走りに家族の居る座敷に戻っていってしまう。
 そして、ママの肩を後ろから小さく叩き、小さな内緒声で「これ、もらった・・。」とイチゴを見せるのだ。

 この小さな子供の仕草が、なんとも言えずかわいくて、ついついイチゴを差し出してしまいます。

 私が小さいころ、郵便局に行くと、受付のおばちゃんが風船やらシールやらをくれました。

 熱を出して病院に行った時、本の付録の、紙のお雛様をもらったこともありました。

 それは、何十年も経った今でも、忘れられないサプライズプレゼントの記憶なのです。

 ちょっと予期してなかった、ちっちゃな幸せ気分。
 そんな場面に出会った子供の笑顔がかわいくて、ついつい見てみたくなってしまうのです。

 母もよく、小さな子供さんが居ると、孫のおやつに買ってきたお菓子をあげてしまいます。

 そういうところに喜びを感じるのって、やっぱり親子の遺伝でしょうか・・・?

 というか、こういうことが自由にできてしまうのも、商売の醍醐味かもしれません。


 座敷のお客様が、レジに清算に来られました。

 ママの後ろから、先ほどの子供さんが顔を出して、こっちを見てにこっと笑いました。

 「ありがとう!また来てな~!」

 ちょっとしゃがんで私が言うと、彼女はうなずいて手を振った。

 大げさかもしれませんが、一粒のイチゴのお陰で、私達は「秘密」を共有する「仲間」になれたのです。

 おかみさんと私が表に送り出した後も、彼女はママに手を引かれながら、振り返り、振り返り、手を振っている。


 観光駐車場の方向に津路を曲がるまで、振り返って手を振る彼女に手を振り返しながら、「かわいいなあ・・・。」と、どちらからともなく呟いているのでした。





 

  


 


 


 


  

 

 

GWの営業について

2009-05-01 00:09:03 | Weblog
東海道53次  47番目の宿場町

 関宿  会津屋   http://www16.ocn.ne.jp/~aizuya/


 連休中の営業日のお知らせです。

 1日より、6日まで営業で、7日が振り替え休日です。


 ゴールデンウイークは、連日暖かい日になりそうです。


 会津屋のおこわには、今、地元の新鮮な筍が沢山入っています。


 是非、食べてみてくださいね!