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ダックスチューリップ

なんで・どうして・どうなるの・で...

[シーケンサ]ラダー記述のプチこだわり

2009-04-26 19:27:24 | シーケンサ
ラダーのちょこっとしたこだわりが以下のブログに記載されていました。
http://d.hatena.ne.jp/ladderman/20080311/p1
比較は全て「<」こっち向きに揃えるとの事

私も同じ事をしています。
例えばD0の値が1~100の範囲かと言った比較回路は

---[<= K1 D0]-[>= K100 D0]----
と書くのでなく
---[<= K1 D0]-[<= D0 K100]----
と書きます。この方が瞬間に判断がし易いからです。
[K1 <= D0 <= K100] と言った感じです。
考えたら、比較命令が上記のように引数3つにも対応してくれてればいいのですが。
(メーカによっては対応しているかもしれません?)

考えたら、ラダーのコマンドの作りが
①、人間側よりの作りなのか
②、CPUよりの作りなのか  と考えられます。
もっと言えば、CPUの命令の作り方が上記の①なのか②なのかに行き着くような気もします...
ハードの能力が弱かった時代ならいざ知らず、現在は十分あるはずです。
ものの作り方は(設計思想)、人間側から攻めて貰わないとと考える私です。

[シーケンサ]ステップコイルの書き方向

2009-02-09 14:14:32 | シーケンサ

普通シーケンス(PLC)プログラムは、ステップコイルを上から下に書いて行きますが、私の場合指定が無い時、下から上に書く事があります。
シーケンサの実行は、上から下に向かってスキャン処理されます。
なぜ下から上に書いたかと言いますと、各自己保持回路の動作を確実に1スキャン遅らせる為でした。

①、一般的な上から下への書き方
  X1
──┤├─┬─────<M1>─
  M1 │
──┤├─┘
  X2   M1
──┤├─┬─┤├──<M2>─
  M2 │
──┤├─┘

②、下から上への書き方
  X2   M1
──┤├─┬─┤├──<M2>─
  M2 │
──┤├─┘
  X1
──┤├─┬─────<M1>─
  M1 │
──┤├─┘

②だとX1とX2が同時にONしても<M2>のONは、<M1>のONより1スキャン遅れます。
1スキャン遅れで何んのメリットがあるかといいますと
  M1   M2
──┤├──┤/├───<M10>─
M1=ON and M2=OFF のタイミングが欲しい時があるからです。
(M10が1スキャンONとなる)
下から上へ記述すると何も考えずに上記タイミングが取れます。

[シーケンサ]通信ケーブルの作成

2009-01-31 17:51:35 | シーケンサ
シーケンサ(PLC)関係でネットサーフィンしていたら、三菱通信ケーブルの結線図を公開しているブログを見つけました。
参考URLは http://pub.ne.jp/fss_service/?cat_id=50061です。
”三菱通信ケーブル”RS232C、RS422変換、シーケンサー、タッチパネルGOT編集ケーブル、結線図公開Pdf”
Qシリーズ用通信ケーブルを持っていないので早速作る事としました。



まずミニDINコネクタ(6pin オス)を探したら、マウスの付属品に付いてくるミニDIN6P/USB変換コネクタがありました。
まずコネクタの表面プラスチック部分を剥がしました。
次にDIN6Pinコネクタ部のプラスチックを剥がして、後はDサブ9Pinコネクタとの結線です。
結線図は上記参照のURLと同じ次の通りです。
9pin Dsub (メス)  DIN(6pin オス)
  ②--------②
  ③--------①
  ⑤--------③
  ⑥--------⑥  と半田付けします。


完成した三菱シーケンサ用ケーブルです。
DIN6Pinは別のミニDIN6P/USB変換コネクタの外皮プラスチックを綺麗に剥がして被せました。(結局ミニDIN6P/USB変換コネクタは2ケ壊しました。)
先ほど剥がしたプラスチックの内部は、ホットボンドを充填して固定しました。
動作確認は、今現在手元にQシリーズシーケンサがありませんので行っていません。

[シーケンサ]ドモルガンの定理

2009-01-20 18:51:18 | シーケンサ

コンピュータの世界では、一般的に知られているドモルガンの定理があります。
  ____  _  _
  A×B = A + B
  _____  _  _
  A + B = A×B

 
上記のラダー図でも分かる用に、ORで記述すると縦に長くなります。長くなると1画面に入らなくなりデバックなどで画面をスクロールしないといけなくなります。
こんな時、ドモルガン定理を使うとANDで接点を横に記述出来、1画面内で表示可能となります。
この時、論理が反転するので、直感的にはわかりづらくなります。 ようは使いようです。

[シーケンサ] 目次用コイルの続き

2009-01-16 17:12:10 | シーケンサ
シーケンサプログラムの目次テクニックの続きとしてラベルポインタを利用する手もあります。
あくまでも目次ジャンプ用なので条件ジャンプ命令"CJ P***"は常時OFF"M9037"で無効とします。
画面が読出モードで、"CJ P***"部分にカーソルを持って行き3回リターンすれば
"P***"ポイント部分にカーソルが移動します。

[シーケンサ] 目次用コイル

2009-01-13 17:34:44 | シーケンサ
自信のシーケンサ(PLC)プログラムテクニックについて
(三菱シーケンサ ラダーソフト GX Developer での例です)
プログラムは、文章に通じるものと考えています。
本に目次があるのだから、プログラムにもあっていいのではと気がつき目次用コイルをモジュール毎に追加しています。
通常この目次コイルの処理については
①、常時OFF接点でONしない
②、そのモジュール部分の主要コイルのOR条件でONする
 (デバック用で、そのモジュール部分がアクテブならONで直ぐに判断出来る)  等色々考えられます。
直接動作に関係するコイルだけしか書かないといった考え方はナンセンスだと思います。
目次やデバック情報等を記述したっていいじゃないですか。それによってプログラムの作業効率があがるのであれば....
画面が読出モードで、プログラム先頭の目次接点にカーソルを当てて3回リターンすればそのコイルの行に飛ばせます。