この銀杏の町には一村だけに約一万本あるそうだ。
いま黄葉祭りが行われている。
テントを張って銀杏饅頭や、銀杏うどんなど、
ゆかりの品が種々売られている。
風が吹くと落葉の舞が見事である。
収穫はすでに済んで、ゆっくりと有終の美を飾っている。
今年は天候の加減で、黄葉が遅れていている。
肥料が豊富な畑のものは、黄葉するのが遅れるらしい。
この畑はまだ少々早かった。
銀杏には雄・雌があって、街路樹には雄木が使われる。
そしてつぎ木をしていないので、縦に伸びる。
この撮影の日はまだ黄葉が早すぎたが、
機会を逃したら、今は強風ですっかり散ってしまった。