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by zeniyu

「幸福路のチー」試写会 日本語字幕版を見ての感想

2019-09-04 21:31:36 | 好きな台湾(映画・ドラマ・本)・雑記

本日機会あって、今年の11/29より公開の台湾の長編アニメ映画
「幸福路のチー(原題:幸福路上)」
の試写会が当たりまして、観に行ってきました。
実は去年の4月にこの中国語版を虎ノ門で見てきまして、
もう涙涙の感動もので、主人公のチーが大人になった時の
声優さんのグイ・ルンメイちゃんの声にもやられちゃったのよね~。
涙を誘うというか。。今回は声優さんも
みんなよかった。それとエンディングの
も最高に泣かせてくれる曲だし。。

で、どうにか日本でこの映画を見れたらなと、クラウドファンディング
なるものにも参加などして、、うれしいことに願いが叶いました。
そんな私と同じいろんな人の思いも感じつつ、本日会場へ。

前回は中国語字幕と耳で追いつつ、うまく理解できなかった部分が
今日めでたくクリアに~。お話はアニメだけど、
いろんな大切にしたいなっていうセリフとか、
台湾のこれまで歩んできた歴史や社会情勢なんかも
垣間見れ、「ちょっと台湾好きになってきたぞ」な最初のステップから
結構分かりやすく、躓くことなくステップを進められるなかなか
濃い内容になってると思います。

そこからね、後は自分で「あそこのくだりは一体?」と詳しく知りたくなる
わなわな感が沸き上がり、そしたら今度は自分で調べてみるという~
モチベーションまでお土産としていただけちゃうという。そんな映画です。

それから、両親は台湾語ということで、稀に見る台湾語率が高い映画。
過去見てきた台湾映画は、ほぼ華語ですが、台湾語がたくさん出てくるので
なんだか、台湾らしさが出てて、「そうそう!こんな感じ!」と
チーのお母さんとかなんて、もろ台湾のおばちゃんって感じで
親近感がわくし、近所のおばさんやら、親戚の集まりなんかで
交わされる会話とかもなかなか雰囲気醸し出してる~

で、感想としては、本当に、こういう映画はなかなか出会えないというか
「あ~面白かったね」とかでは終われないという後を引く何かがある気
がする。昔、小学校とかの道徳の授業で見たような、
見た後で友達といろいろ意見を交わしたくなる感じ。
主人公のチーの小さいころから今までの事を振り返った時に
社会情勢とか自然現象の脅威とか政治の移り変わりなどに
いろんな体験をして、更に違う文化を持った外国人との
生活なんかもあって、自分だったらどうなるかな?とか。
よく台湾の人は「没関係~」なんて、すぐ「きにすんな!」
って慰めてくれるけど、そういう例えばそういう経験を
乗り越えてきたからこそ言える「没関係~」なのか??
なんて考えたり。

いや~本日はいろんな思いを抱いて帰り路に着きました。
アミ族の亡くなったおばあちゃんの言葉が結構ね~。
心に残ったな~。昔の人ってやっぱり器がでかい。
あれくらいに私も年齢を更に重ねたらなれるのか?

今の世の中、SNSやらなんやらで人間関係も複雑になってきて、
ほんと何が正しいのかどうなのか?自分はいったいどうあるべき
なのかも分からないけど、この映画を見終わると、
なんとなく答えは見えてくる気がする---。
次回劇場公開分も見て、更にいろいろ感じたい~。









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