おしゃべりなあぐねす保育園

ジツハ保育園トハ ナアンニモカンケイナイブログ 

突然

2008-04-21 19:45:10 | くらし
4月から月曜が朝市

朝、5時起床。

たけのこご飯を炊いて、出し巻きたまごをつくります。

今が旬やけんね。季節のごはんは人気もの。

出し巻き卵は自分が好きだから作る。

売れ残ったらお昼ごはんのおかずにしよっと。

と思って。

売れ残らにゃーい。

といっても3つしかできんからね。

ごはんも出し巻き卵もまじめに作っとります

一番だしをちゃんととっとります。


そうしてから畑の野菜を収穫。

午前9時15分。作業がすべて終わり、後藤寺商店街に出発。

15分後に到着したら・・・

お客さんの方が先に来てた毎度なんだけどおーね。

「もっと早これんね」

「8時半から開けりー」

「病院の時間とかぶる(重なる)き」

と言われながら荷を開く。

今日は95%が10分で売れた。

けれども正午までは笑顔だけ売りながら、そこにいる。

話に来る人も多いけんね。


家に帰った午後は、畑を少しした。

じゃがいも。やっと植え付け終了。

3種類のじゃがいもをひと月かけて植えた。

本日は芽ねぎも植えた。

エホバクという韓国かぼちゃ。植えたい。

・・・・種がない。のよ。


その後は論文。

自分のは難しい。

結ぶ日本語がぎこちない。

肩の力が抜けたまろやかな文章にあこがれる。

どうすりゃーいいんだあ。。


と、頭をにゃりにゃりしていたら、突然、浮かんだこと。

奈良女子高等師範学校の朝鮮人卒業生に会いに行きたい

手がかりはある。

某経済史学会

2008-04-19 21:14:19 | 研究
たった今、Q大から帰ってきた。

今日は経済史の研究会に出席した。

発表は明治から大正期にかけての鉱山における労働力市場について。

鉱山労働者のうち熟練した技術をもっていた「友子」という全国組織の職業集団について分析したもの。

「友子」に朝鮮半島の人々がいた。

質問してしまった。いろいろ。

そして、もうひとつの発表は、

戦前期におけるドイツのルール地方の工業化と環境運動について。

染色工場に着目していた。

朝鮮半島と染色工場。

縁を感じてしまった研究会だった。


今、研究している李王家御慶事記念会の会長は染色工場の社長さん。

大和川染工所。

日本陸軍の指定工場だった。

陸軍、空軍の軍服の色は、この工場が作り出したもの。

斉藤実、日本陸軍、「満州国」、教育政策、民間人、キリスト教。

それと朝鮮総督府学務局。

満州国期の教育史研究課題として、追わなければいけないといわれているもの。

全部揃っている。

点と線で結んでいかなくては。

李王家御慶事記念会は、「満州」の教育にも絡んでいた。

近いうちに研究しなければならない。

そうしたら、

戦前期の大和川染工所についての分析は避けられない。


去年から某経済史学会の九州部会のメンバーに入れていただいている。

教育史とは違う分析視点。

勉強になる。

水曜日と木曜日

2008-04-18 16:05:56 | 長崎県立大学
16日と17日は長崎県佐世保にてお仕事開始日だった。

約二ヶ月ぶりの大学。

到着して驚いたことは。

「それでは4月にね」

と言い合った非常勤講師の方々が・・・

全員いらっしゃるわけではなかった。

「・・・・あのう・・・○○先生は」

と顔なじみの講師の方に聞いてみると。

「講座がなくなったらしいのよ」との答え。

えっと、思いながら講師控え室を見渡すと。

少ない。いつも部屋には多くの講師の方々がいらした。

講師連絡ボックスを見た。

空きボックスが目立つ。

「毎年、ちゃんと論文を書いていないと、粛清されてしまいますよ!!」

とおっしゃった、私担当の先生のお顔が浮かんだ。

おそらく、そんなことではないと思うのだけれど。。。

来年はどうなるんやか・・・WATASHI。

不安が襲った。

恐ろしやでごじゃります。


そんな気分のまま、教室にいくと、

去年担当していたKO君が部屋で待っていてくれた。

春休みを大連の家で過ごして帰ってきていた。

どおおおおおーん

お土産をもらった。

私の好きな中国の幸福飾り。

そして、オリンピックグッズ。

5人の妖精がついたもの。とてもかわいい。

いままで、いろいろなオリンピックグッズがあったけれど。

中国のものが一番いいと思う。

と。そこへ「センセー部屋まちがっとらん」

院生のKOさんがやってきた。

「601よ」

えへへ。と笑いながら着いていく。

と。ここでもKOさんから

どわああああーんとお土産をもらった。

KOさんも春休みを中国瀋陽の家で過ごして帰ってきていた。

お茶。幸福飾り。そしてオリンピックグッズのヨンヨン。

ヨンヨン、大きくてかわいい。

実はKOさんも妖精みたいに愛らしい。

自分では気づいてないらしいけど。


こんなふうに微笑んでいたら、さっきまでの不安が飛んでた。

今年の新入生はベトナムからの留学生。

私に現代ベトナムに関する知識がなく、とまどいながら話をした。

ベトナムのこと、もっと勉強しよう。



そのほかの学生さんもにこやかに現れた。

元気そうでよかった。

いっぱいいっぱい話をした。

したがって???

勉強しなかったよーーー

来週から来週から♪


来週から授業とは別に自主勉強会をすることになった。

授業が終わっての6時間目。

留学生は仕事ばかりして勉強しないと思われがち。

そんなことはない。

勉強と仕事を両立している。

めったにいないと思うけど。日本の若者にワ。

自分の国の事情を、よおく見てから言ってほしい。


木曜日。授業を終えて博多に戻り、Q大に行った。

図書館で確認事とちょっとした勉強会。

その勉強会。終えて教育史の部屋にいったら。。

ヤンシ先生がいらっしゃった。

部屋の院生さんたちと先生の話の輪に入れていただいた。

先生のお話。掴んでは懐に入れきた。

いつものように一日おいてそれを頭の中で整理しファイルした。

大事なんですにゃあ。。このファイルが。

研究をしていて立ち往生した時こそ必要になる。


今日は金●大学を終えて午後早く帰宅。

程よく休んだので、いまから論文。

気合入れてがんばろうとおもちょります。

論評

2008-04-14 16:09:30 | 研究
昨日の日曜日。Q大で月例研究会があった。

修士論文を論評するという初めての経験をした。

自分が研究している分野とは違う中国と日本に関係することだった。

2月には決まっていたことだけど、

集中できたのが4月になってからだった。

不器用でなにかとなにかを並行することができない。

明治末から敗戦までを研究対象としていた。

いろんな史料をひっぱりだした。

そうして知らなかった戦前の歴史の扉をあけた。

朝鮮と日本の関係ばかりみていた私が

中国との関係をみることで、

ここのところ抱いていた疑問が、ああそうだったのかと解かれていった。


論評の指名をいただいた時、なんでわたしが・・

専門外なのに・・・できない。

という思いが頭の中をぐるぐる回っていた。

口に出しても言った。

それでもヤン先生は聞き入れて下さらなかった。


ご指導だったんだ。

と作業の過程でじわじわ理解して行った。

そうであるけれど論評するということは本当に難しかった。


どのような言葉で表現すればいいのか、なんどもなんども立ち止まった。

大阪での調査の夜、言葉をおいては置き換え、

それが自分に向けられた言葉だったらと深く考えていた。

とにかく私にとって難しすぎる論文だった。


論文の著者は中国からの留学生。

あれだけの論文を外国語という日本語で書くための努力を

いったいどのくらいしたのだろう。

戦前に書かれた文章の読解は難しい。

それを読み取り、論を展開しているのだ。

はかりしれない努力に頭が下がった。

そんな思いを素直に論評の席で口にした。


あたりまえのことかもしれないけれど当たり前じゃなかばい。

読んでみればわたしの気持ち、ぜったいわかる。

授業開始

2008-04-11 18:53:45 | 近畿大学
本日から大学お仕事。

初日の今日は、デザイン学科と経営ビジネス学科の担当。

気持ち、緊張して教室に入っていくと。。

学生さんも緊張してた

第一回目の授業は、授業を受けるにあたっての御願いをした。

携帯電話の電源を切る。

とか。

授業の前にトイレに行くように。

とか。

おかしいようだけど、これが大事。

約束すると学生さんは守ってくれるから。

その後は、課題。

簡単そうで簡単じゃないかったらしい。

予想外に苦戦してた


集めてみると、

みんな丁寧な文字でまじめに書いてくれていた。

ありがとう。


この大学。関西地方出身の学生さんが多い。

本校が大阪にあるからね。

教室の共通語は関西弁??てな具合かな。

四国の子も多い。

善通寺の話題で盛り上がり。

小豆島の子もいた。感激。

二十四の瞳のファンですもん。

それから。

桃山の子がいたびっくり。

セントアンドリュの話題できゃーきゃー笑いあった。

長崎の子がいた。

海星の話で蛇踊りの話に花が咲いた。


学生さんが課題をしている間。

こんなふうに席を回り、近づいていった。

30分後。

教室は和やかな空気に変わっていた。と思う。

学生さんとの時間。楽しい。

しあわせな仕事をしていると感じる。


午後、家に帰って畑をした。

夏野菜を植える準備にとりかかっております。

明日には。

2008-04-09 23:41:02 | 研究
桃山での調査。

未整理の史料を漁るっていう感じ。

今回の調査でもキラキラ星の史料発見。

んーーーん。でも元気が出なかったにゃあ。。

出掛けに受けた衝撃的なニュースで気分はへこんだままだった。

なあ。。

どっかにまるめこんでいたんだけど、

ふとした瞬間に・・・・となった。


5月の発表。宙に浮いてる。

先着3名様だったらしい。

締め切り日を守ればいいと思ってた。


あ。そうだったのですか。

とあきらめきれない気持ちでいっぱい。

そやけど。

今日寝て。明日には、もう忘れよう。

葉書

2008-04-07 23:39:35 | 研究
正午すぎ。心の中がおだやかでいられないことがあった。

わけは・・・・・。

呆然としていたら。

郵便屋さんが来て、ポストの蓋を閉める音がした。

気を取り直して、郵便物を取りに行って。


取り出した一枚の葉書。

小さな文字がたくさん並んでいた。

★先生からだった。

私の研究に関連した史料の行方を知らせて下さっていた。

私の研究分野は**教育史研究の内実を豊かにしてくれるものと信じているから

「研究を続けてください」と書いてくださっていた。

3月に予定していた「九州詣で」に行けなかったので、

「お会いできませんでしたので、葉書にしました。次回からはメールで」と結んでくださっていました。

葉書。読み終えたら、わけもなく涙がぽろぽろ出てきた。

そうして、がさがさになっていた私のこころは

なにかにくるんと包まれて、どこかに仕舞いこまれた感じになった。


明日、明後日と大阪で調査。

がんばろう。

こんなこんなの

2008-04-01 18:55:41 | くらし
頭。ぷっつん。して、気分たるんどう。。

今日のあたし。

こんな日のお薬は畑。

ちいさな畑だけど、あたしに広~い。

温かくなって、草がびよ~~~んと伸びてきた。

無農薬の畑の草は元気すぎる。

重点的に作業したところはニラコーナー。

ニラは天道生え。

新ニラの季節だから、いっぱい背を伸ばしてる。

韓国料理修行を始めてからニラをよく使うようになった。

しかーし、生は弱いにゃ。

韓国ではニラは生サラダのメンバーなん。

う~ん。

ニラ畑を知っているからにゃあ。。

まあ、ほとんどがハウス栽培やろうから関係なかかもおお

とにかく一日、畑にいた。



桃の花。

満開。

キッチンの窓をあけると、わあぅと咲いてる。

雛の節句の頃だもんなあ・・と毎年おもう。

博多の町で生まれたわたしは旧暦の節句を祝ってきた。

長い間、お雛様を飾っていたいだけというか。。

桃の花は愛らしい。

愛らしさが伝染して、見ているわたしの心が愛らしくなる。

気持ちだけ。気持ちだけ


ゆすら梅の花も咲きそう。

ちいさなちいさな梅ができる木。

花は普通の梅の花の半分くらい。

花の色はゆすら梅がだんぜん濃い。

ほんとうに小さな花なのに凛している。

梅は京都にお嫁入り予定。

天邑さんや俵屋さんの料理人の方々の手で極上の梅酒になる。


畑仕事の休憩時間。

長い時間、花々の下にいた。


こんなこんなの後は

某所に提出しなきゃにゃらにゃいお仕事、急接近。

実は大阪も行かにゃあ・・

気持ち、立て直して。

がんばらなあ。いかん。