websatou::photo life

いつもカメラ(SONY NEX5R と FUJI XF1)を持ち歩いて
仕事や生活の景色を撮っては載せているブログです

カメラを買ったいいわけ-5

2007年05月16日 | 写真のこと
その次はハッセルブラッド

一回12枚取り、マニュアルフォーカス
露出計を別にも持たなくてはいけない、兎に角重い

今までの大義名分はなんだったのかデジカメから一気に後退
流行のダブルスタンダードってやつです。



ライカと並んで職人の手作りカメラの様にいわれるハッセルですが
生産合理化を進めプラスチックを多用した
最新の501CMあたりはマニア層には、評判が悪いようです。

確かにCFE80mmのレンズは表記が全てシルクプリントで
プラモデルのデカールのようにぽろりと剥げてしまいました。

でもクロームのキラキラ光るスクエアなボディはかっこいいし
持ってて撫でなでしたくなります。



この頃はネオパンで撮って家で現像してプリント設備はどうしても
大掛かりになってしまうのでスキャナで読み込むというやり方がメインでした。

カメラを買ったいいわけ-4

2007年05月16日 | 写真のこと
毎回何かと理由を付けて買い替えていたんですが
もうこの辺になるとなんで買い替えたか忘れた。

Pentax初の一眼デジカメPentax ist*D

ファインダーがとにかく見やすい思い通りにコントロールができる
マニアなりにこれは一番撮りやすいカメラだったなぁと記憶しています。



撮ってて楽しい、撮る気になるというのは画素数や連射速度よりも大事な性能。

カメラの修理屋時代に感じた事ですがカメラ、というのは趣味の対象で
生活必需品ではないけど人間のその「時」を記録して人生を豊かにする機械。

ただきれいに写れば良いだけではなく撮っていて「気持ちのよい」
のも大事な性能の一つ

数多くのカメラを分解、操作していると設計、作った人たちの考え方が
少しこちらに伝わってくる

ほんとうに、撮る人が長く使えるようにメンテナンスの考えられたカメラもあるし

写真を撮らない人がつくったんじゃない?というものもある
値段の高い安いは関係なしに。

このカメラの問題は初参入だけあってか今イチ色がよくなかったことと
不自然な発色をすることが多かった。

写真のとうがらし庭の畑に成ったもの赤色がが不自然に浮いてます。


カメラを買ったいいわけ-3

2007年05月16日 | 写真のこと
それまで一眼デジカメというとほぼ業務用でウン十万円するのが常だったのですが
初めて十万円台で出てきた、というのがCanonのEOS10D

前述のS2proを"高く"売却してそのまま購入

当人以外誰も興味を持たない写真で見る我が家の歴史アルバム、みたいですが

結婚して逗子の畑付きのアパートに住んで旅行も"あまり"しなくなり
なんだか生活感あふれる写真が多い。



と、遠い目で語ってますがわずか3、4年前の話なんですね

CanonのEF100マクロがえらく写りがよかった。


カメラを買ったいいわけ-2

2007年05月15日 | 写真のこと
OLYMPUS E-10は序章で結婚前の悪足掻きとばかりに買った
カメラがFUJIFILMのS2proNikonのレンズ込みで約参拾萬円。

ほぼ同価格でNikonD100というカメラが発売され
D100はバカ売れだったけどS2proはさっぱりS2proはとにかくデカくて重い

何が良いのかと言うとフィルムメーカーのカメラだけあって「色」がよく出る
実際、S2proは商品撮影のお客さんが多かった今見ても、いい発色。



最新型はS5proだそうですがやっぱり良いお値段がするそうです。

この頃の写真は沖縄ばっかりもの凄いハイペース(月に2回行った事もある)
で沖縄に遊びに行ってました。

いや、いまの清貧ぶりからは考えられない...


カメラを買ったいいわけ

2007年05月15日 | 写真のこと
カメラに関する仕事をいままでやっていたし、写真カメラが元々すきなので
普通の人と比べると普段からカメラを持ち歩いていることが多い。

半年、一年に一度程にしか会う機会のない友人、身内に良く言われること
「あ、またカメラ変えたね」

確かに、中学生になり親戚からPENTAXの一眼レフをお下がりでもらってから
何台のカメラを買い換えたことでしょうか

特に、デジタル全盛になってからその速度は速くなった気がします
エコじゃないですね。



「そういうことに使えるお金があるんだねぇ」なんて思われそうですが、そうでもないんです
そんなにカメラにお金はつぎ込めません

5年前、二十数万円の大枚はたいて出始めのデジタル一眼レフを買って以来
徐々に性能が良くなり低価格になり、というデジタル製品の値下がりを利用して
殆ど追い金を出さずにここまで買い換えてきたのです。

そのルーツになるのがオリンパスのE10という
レンズの交換できない一眼レフです

黎明期の製品なので色々と機能の制約や問題はありましたが
とにかくデジカメ、というものに驚かされました。

たった5年前なのに色が今のカメラとは比べものになりませんね。


ルーツ巡り

2007年05月14日 | 今日のこと
連休6日目、あいかわらず朝から天気がよろしい
「木陰で寝っ転がって本読んでのんびり」
という連休の本当の目的を達成すべく根岸の森林公園へ。


ついでに自分の幼少期を過ごした本牧の邸宅跡を見学に
というかボロアパート約30年の時を超え原型そのままに残ってました
人生の一番古~い記憶がアパートの前で寝かされて日向ぼっこしてる時のあったかーい感触



懐かしくて写真を撮ってたら知らないばぁちゃん登場、今まで知らなかった
このアパートの名前の由来など昔話をたんまりと聞かせてくれた、ありがとう。

お昼ごはんは、これまた小学校時代を過ごしたマンションの隣にあるパン屋「本牧館」の
ハンバーグサンドこれがとにかくデカくてウマイ。



さて、ごはんも食べたし森林公園で「木陰で寝っ転がって本読んでのんびり」
を実践しようと思ったのですが、とにかく風が強い!日なたと日陰の温度差が大きくて右往左往。



1時間弱無理矢理ねっころがったりして頑張ったけど、どうにもこうにも
風に体力を奪われのんびりできないことを悟り断念、仕方ないまた今度来よう。

国際子ども図書館を見に

2007年05月14日 | つくるしごと
連休中の出来事ですが、上野の「国際子ども図書館」を見てきました
図書館として、はそんな規模ではないのですが見所は明治39年(1906)
帝国図書館として建てられたこの建物に現代の建築をプラスしてレストアした
新しい形の歴史建造物の保存+改修形態です。



現存する古い保存建築物というと、改修はしたけど博物館化して本来の使命を終えたものが多く
ひどい場合は、ただのレプリカだったりしますがここは
しっかりと新しい役目を与えられ現役の建築物として生きています
相当な改修時間と資金がつぎ込まれたようですが...

元々建物の美しさはもちろんですが、例えば階段「子ども図書館」故安全性の確保
またオリジナル保存のためか階段手摺の造形部分には内側から触れることのないように
ガラスが貼ってあるのですが、ガラス保持用の金具がオリジナル手摺の円形の部分に
上手くはめ合わせてあり、形を崩さないようになっています。





こういうレストア具合の上手さ、かといって元の建物の完成度の高さに平伏して「博物館化」する事なく
さらに足してしまえとばかりに増築してしまう、こういうのは個人的に大好きですね。

図書館としてより、この建築目当てに来る人もおおいのか建物内は
部屋(図書室)以外は来館者を写し込まない事を条件に撮影可能となっています。



貴賓室床の象眼が、チーク、黒檀、欅と見事だったのですが
ここは図書室として利用されているので、撮影はできません
この床を見に行くだけでも行く価値あると思います。



D&DEPARTMENTへ行く

2007年05月14日 | つくるしごと
今年のGWはなんと8連休!会社潰れるんじゃないかと思ったら、夏場にかけてまた
大口の仕事が入るので盆休み代わりに、今のうち休んでおこうということらしいです。

「食いだめ」「寝だめ」が全く意味がないように「休みだめ」
したからといって連休明けから休みナシで働ける訳じゃないんですが、ありがたく休んでおきましょう。

前から気になってたセレクトショップD&DEPARTMENTに行ってきました
「コンセプト=ロングライフデザイン」というお店、内容は上のリンクから見て下さい



元商社兼倉庫を思わせる建物、その後自由が丘駅周辺のショップを見ましたが
商品の並んでいるのを見てて「落ち着つくところがない」、というのかなんか疲れる
コンセプトがはっきりしてるしてない、という差なのか

逆にコンセプト絞って商売するとなるとリスクも多いし、売れ筋を適度に置いた方が商売としては手っ取り早い
ポケットに10万入ってたら思わずカリモクのソファーを買っていたでしょう。



親方によく「他の家具を見てこい」などといわれるのですが、その「家具屋」とは
「シマムラ」とか良くて「無印」のことを指していて
青山、世田谷界隈の家具屋の話をするとイヤなカオをされてしまいます
まぁ頑固なので「デザイン重視のチャラチャラしたモノ」という先入観ガッチリで
それ以上話をしても機嫌が悪くなるばっかりで、そこで話は終わるんですが

衰退する一方の日本の家具屋、去年訪問した旭川家具の衰退もはっきりと
「これまでの販売方法が今になって足を引っ張った」といっていました
そういうなかでも、元気のあるところはいくらでもある
そういう家具屋さんの商売の仕方を今はしっかりと見ておくべきだぁ、と感じました。



お昼ごはんは1FにあるD&DEPARTMENT DININGでポークソテー。

古民家岸邸

2007年05月13日 | つくるしごと
厚木市にある古民家岸邸に見学に行きました、築明治24年頃
普通の古民家と違うのは、建具やらガラスやら意匠デザインが凄い



明治とはいえちょっと斬新すぎる、透かし彫りやら建具やら素人目で見ても
もの凄い手間とお金のかかった仕事だと分かります
横浜、根岸山手界隈ならともかく厚木市郊外にこんな家が
あったなんてごく最近まで知りませんでした



あまり広い家ではないのですが、和と洋、栃一枚板の壁
神代木の天井、総拭きうるしの階段、竹編み漆塗りの家具...







現在、建物のみ厚木市に譲渡され無料で見学できるのですが
いい意味で田舎のマイナーな保存建築物のため
改修も壁面への蛍光灯の設置など最小限に抑えられていて

痛みが激しい部分も散見できますが観光地のようなうるさい制約もなく
見学者の良識に任せた展示とでも言いましょうか。

興奮して写真撮ってたら最近充電して無くて電池切れちゃいました

西に面した窓には赤いガラス、日が傾くと赤のモザイク模様が和室へと入っていきます。