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いつもカメラ(SONY NEX5R と FUJI XF1)を持ち歩いて
仕事や生活の景色を撮っては載せているブログです

カメラを買ったいいわけ-7

2007年05月17日 | 写真のこと
E-300の時点でもうデジタル一眼も安くなることは無いだろう、とおもってましたが
ニコンのD40キムタクのカメラ、レンズ込みで5万円
5年前の二十数万円が、機能ほぼそのまま、画質アップ、サイズダウンしてここまできました。

ニコンは小型、低価格モノは昔から不得手だったのですが、このD40は使いやすいし撮ってて楽しい
3点フォーカス、ボディモーター外部LCDの省略など少なくともバッサリと
「自分は使わない」機能を捨てたのが潔いですね
実質一万円程のキットレンズでこれだけ写るんだから素晴らしい。



元々、EOSKISSを買うような層を狙った製品らしいのですが
この機能バッサリ具合がマニア層(自分含む)にうけてるそうです
しかしこの「見かけのスペックが低い」D40ニコンが焦って作った偶然の産物か
発売後わずか3ヶ月で「見かけのスペックが高い」D40Xという機種が出ました。

さて、自分の職業は「カメラマニア」ではなく「貧乏木工職人見習い(家庭持ち)」
なのでこれ以上カメラに散財するわけにはいきません

丁度いい機会なので、いままで眠っていたフィルムカメラ達もオークションにて処分することにしました
自転車旅行やら放浪の旅のお供で思い出深い品なのですが
今となってはフィルムカメラを使う機会もなく
それなら使ってくれる人の手元へ行った方が良いのではないか、と。

このPENTAX LXは熟練工による手作りカメラ


修理屋時代に聞いた話ですがオーダーがたまってLXを組み立てる時は
生産ラインのベテランの組み立ておばちゃんたちが召集され、食堂に部品を並ベ時間をかけて組むそうです
同じ歯車の部品でも、スムースな駆動のため微妙な組み合わせで数種類用意されていました。
生産終了には需要の減少もあるんでしょうが、使用されている電子部品があまりにも旧式になりすぎて
電子部品メーカーが「超旧式の生産機器」を維持できなくなり音を上げてしまったのも一因だそうです。


走ってる自転車から落とすわ、濡らすわと酷使したんですが機械はビクともせず
しかも絶版品ということもあって想像以上のお値段が付きました
LXは定価15万円十年以上、いやもっと現役機として動きますが
25万円のデジタルカメラは5年"も"たったら過去の遺物。

儲けたお金は道具の資金にします。いや、ぱーっと使っちゃうかも...


カメラを買ったいいわけ-6

2007年05月17日 | 写真のこと
6台目 オリンパスE-1 / 7台目 オリンパスE-300
1台目のオリンパスE-10を、レンズ交換式にしたようなもの



国産デジカメのCCD(受光素子、フィルムにあたる)というと生産してるのが
SONY,SHARPぐらいしかないので大ざっぱにいうと同じCCDを積んでいる以上"劇的"な画像の違いはでないハズ
(異論補足あればいっとく君どうぞ)

オリンパスは他社とCCDサイズ自体違う規格なので仕方なくなのかなんなのか知りませんが
当時はコダック製のCCDを載せていてこれが非常に個性の強い発色をしてくれたのです

コダックブルー、なんていいますが、青系の色がはっとする程強烈。

デジカメ画像は後から加工、補正ができるといいますがやっぱり一番大事なのは原板。



レンズも11-22mm、50マクロと今まで使ったことのあるレンズの中でもトップクラスの写りでした。

またE-1を処分したお金でこれで最後とばかりに廉価版のE-300を買いました
すでにレンズ込みで6万円程。