言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

あの団塊の世代の説教とは

2008年06月27日 10時01分12秒 | 話題
J-CASTニュース : 『美味しんぼ』雁屋哲 「茶髪、金髪何とかなりませんか」

 モラトリアム人間、甘えの世代、と精神科医から指摘されてきた団塊の世代が、最近になって若者世代を憂えているという。
 山手線はボロボロにし、旅館には放火し全焼させる。最後は全共闘での革命を訴えた赤軍派が、浅間山荘で従業員を人質にして、機動隊に銃撃して殺害し、さらに仲間も殺害していたという恐るべき世代であった。

 それでも最近になって、「日本の今の若者は団塊の世代の残した遺産を食いつぶしているだけだ」と耳を疑いたくなるような言いようだ。

 後4年で年金受給者となる団塊の世代こそ、国家予算を食いつぶし、さらに借金を増やすという、日本の危機ではないだろうか。
 「団塊の世代の残した遺産」があるなら、膨大な借金をそのままにしないで、後の世代のために849兆円の解消をお願いしたいものですね。

 年金や社会保険などの財源不足でも、現在は増税などする余裕もないという情況だ。
消費税率:首相発言が迷走 与党に募るいらだち - 毎日jp(毎日新聞)
小沢氏、消費税率問題で「首相は右往左往」 - MSN産経ニュース
山崎養世の「東奔西走」 ブラックホールに飲み込まれる消費税 増税しても破綻への道を行く日本の年金運用(日経ビジネスオンライン) - goo ニュース

 特に少子高齢化に伴う年金の破綻という不安を一番切実に感じているのが団塊の世代なのでしょう。その苛立ちのために、何世代も年下に不満をぶつけるしかすることがないとは、この世代の政治的意識や意欲の低下すら感じてしまいます。

人気ブログランキングの「ニュース」が検索できます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿