言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

改ざんは前から知ってたはず

2008年09月19日 08時14分54秒 | 批評
行政の問題における過去の記事 言語分析未来予測/ウェブリブログ
ミスの多い社会保険庁の分析
2008年02月02日 08時20分42秒 | 分析
<厚生年金>転記作業で派遣の中国人ら大量ミス(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
年金記録転記で大量ミス、中国人アルバイトが誤記(読売新聞) - goo ニュース
 上の記事は、「年金記録紛失問題」が、実は「データの改ざん」であったということを証明しているものなのである。
 「コンピューターに未入力の古い厚生年金記録1430万件などの手書き台帳からの書き写し作業で、昨年(2007年)12月」の話しだ。誤記された記録は修正したというが、このような社会保険庁の管理のあり方こそ「データの改ざん」という証拠なのである。

行政の劣化についての分析2008年02月02日 14時59分15秒 | 分析
 問題を抱えているのに、当事者意識の薄く無責任という行政の劣化においては、特に論理的矛盾が目立つ。宙に浮いた5000万件の年金にしても、1年で照合可能であるという自民党の公約はパラドックスの何ものでもない。
舛添大臣、逆ギレ。それでも論理的不可能 - 言語分析未来予測
 しかし今となっては「できないものは神様でもできない」などと、逆ギレするなど筋の通らない説明しかできないのだ。
 ……
 また無責任にしても苛立つのは、年金受給者に対して冷淡であるからだ。彼らにとって年金受給者たちは、今まで日本を支えた功労者だという敬意はない。それよりは不信感の方が強く、猜疑心に満ちているのだ。
 結果、相談に来ている受給者の対応は雑になっていく。どんなに高齢な人にでも配慮はなく、無神経な対応だけが目立つようになる。
社保庁、年金「裏マニュアル」 特別便、訂正できぬ人も(朝日新聞) - goo ニュース
 このような状況だと、行政は猜疑心や、過剰な警戒で、情報を開示する義務をも放棄しかねない。そうなれば、被害者や、不利な状況におかれた人達は、なおざりにされる恐れがあるだろう。



全記録で改ざん有無調査へ 厚生年金の標準報酬月額(共同通信) - goo ニュース
 厚生年金の支給額の算定基礎となる標準報酬月額の改ざんの調査は9月5日から、「不審点」やら、「不自然な訂正」などの表現で、9日で1件、職員による改ざんをやっと認めたのである。
職員主導の年金記録改ざん1件 社保庁、190件調査へ(朝日新聞) - goo ニュース

年金記録改ざん、新たに1件の証言 都内の会社社長(朝日新聞) - goo ニュース
 それから9月16日、新たに1件の証言があった。標準報酬月額の欄の申請書類を社保事務所の徴収担当係長(当時)を偽造したと言うのだ。

厚生年金記録改ざん、組織的関与認める 厚労相(朝日新聞) - goo ニュース
 9月18日、舛添厚生労働相は参院厚生労働委員会で、組織的関与を認めた上で、さらに改ざんの可能性が高い記録が6万9千件あることも明らかにした。

改ざん被害さらに拡大も 6万9000件は86年以降(共同通信) - goo ニュース
 しかしこのデータは、年金記録がオンライン化された1986年3月以降に不審な処理が加えられた記録に限られるものである、という。86年から現在20年以上経っており、6万9千件がいったい何倍になるのか、聞くも恐ろしい事態ではないか?

 どうして事実の発表が、外部からの指摘でないと調査もされずに、またこうも姑息にも小出しに、また不必要な時間を掛けて長引かせるようにするのだろうか?
 これこそ「行政の劣化についての分析」2008年02月02日における、《……どんなに高齢な人にでも配慮はなく、無神経な対応だけが目立つようになる。……このような状況だと、行政は猜疑心や、過剰な警戒で、情報を開示する義務をも放棄しかねない。そうなれば、被害者や、不利な状況におかれた人達は、なおざりにされる恐れがあるだろう。》などの、このような予測が現実化したものなのである。

 自民党総選挙、真っ盛りだが、その候補者の誰も、公務員の不正に対する防止策や厳罰化などの声は一切聞かれない。

人気ブログランキング。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿