言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

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いろいろ勉強することがある

2008年06月29日 08時06分59秒 | 批評
地球と一緒に頭も冷やせ! - 池田信夫 blog
 ここでは「地球が温暖化している」のではなく、「2000年ごろをピークにして始まった寒冷化」なのだそうだ。

 いやー、世の中、いろいろ勉強することがあるものだ。
 しかしこれは読めば、「疑問」、「疑わしい」、「わからない」という言葉で締めくくられている。
 そんな内容とは結局「一要因だけでは納得できない、最大の原因が知りたい。細かな数字のデータが分からない」と読めるのである。
 また「同じコストを飢餓や感染症への対策にかければ、数千万人の生命を救うことができる」は、いつも言われていることだ。戦闘機を買う金があれば、の類である。

 そしてこの記事の最後では、「温暖化に疑問」が、「自然科学者と環境ロビーの作り出した幻想にすぎないのだ」とまでに高まってしまうのである。

 現実の海面上昇までも幻想であるなら、どんなに世界が救われるか分からないが、池田氏のこのブログの記事だけで、その責任を自覚させるほどのことでもないだろう。
 閲覧者数を増やすために「現在の温暖化騒動のバカさ加減」とまで過激に表現したとしても、それもブログやアマチュアなインターネットジャーナリズムによくあるやり方であるのだから。
 もっとも誰でも、実は寒冷化であって海面上昇も深刻なものではなく、後、数年で北極の氷も元通りとなる、“と考えたい”という気持ちであることは同じではあるのだが……。

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異常な教育

2008年06月29日 07時27分21秒 | 批評
【衝撃事件の核心】教師がわいせつ犯に墜ちる「そのとき」 指導上の疑似恋愛が妄想に  (1/4ページ) - MSN産経ニュース
 問題なのは、権力のあるものがその威力を依頼者に発揮する、ということである。
 教師は生徒の人生を左右するほどの権力を持っていて、生徒は学習を教師に依頼しているのである。生徒は教師を選べない変わりに、教師はそれなりの厳しい倫理規定がなければならないし、また全ての生徒に平等な教育をほどこさなければならないはずだ。

 教師や教育者としての権威で、生徒に痴漢行為を行うのは、セクシャルハラスメントという犯罪行為である。

 何度も言うが、生徒は、教師や教育者に、学習や学校生活において様々な指導を好むと好まざるとに関わらず依頼しなければならないのであって、そんな依頼心があったとしても、そこにつけ込んで自分の性的欲望を満足させようとするのは、教師や教育者としての権威におけるセクシャルハラスメントという犯罪行為である。「魔が差した」などの言い訳はとても通用しないことである。

 教師と生徒の関係を、擬似恋愛、擬似親子、などと様々に分析はできるだろうが、それが教育の本質ではない。生徒は教師を選べない変わりに、教師はそれらりの厳しい倫理規定がなければならないし、また全ての生徒に平等な教育をほどこさなければならないはずである。結局は、公私のバランスを崩した者が、その矛盾を自らの欺瞞で拭おうとしただけのことである。

 根本的な問題は子供を性愛対象にしている大人が教師になってしまうことだ。これ自体、最初から教育者としての権力を利用して子供を狙っていた、というのであれば悪質としかいいようがない。
 子供を性愛対象にしている大人が教師になってはならない、という倫理規定や条例などを作るべきだ。

秋葉原、無差別殺人
 最近「学校教育の敗北」という言葉をよく使う。

 学校では何を学ぶのか?
 ――客体と客観は否定できない、ということを学ぶのではないか。
 幼稚園では自分とは別の考えを持ったお友達がいて仲良くしなければならない。これが成長過程で他者も尊重しなければならない、という教えになる。これを土台にして、話し合いというものが一つの作法となる。次第に客観的な知識の意味と訳を知り、神も逆らえない普遍な論理がこの宇宙に存在することを学ぶ。

 しかし最近の学校では、感性だけを尊重し、衝動をも認めてしまうようで、まるで主体だけしか存在しないような教育なのではないのか。
 道徳教育が何の効果もないのか、そもそも存在しないのか、それとも道徳自体をあざ笑うことでより悪質を育てているのか。
 その結果、感性に突き動かされた衝動だけで行動してしまい、教師は生徒と恋愛したがるのである。

 狂っているとしか言いようがない。

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