なかなか沈静化しない

僧侶ら８人死亡　四川省、死者１５人の情報も - MSN産経ニュース
　３日夜に発生した僧侶や住民らと治安部隊の衝突で、僧侶や女性など少なくとも８人が死亡。
　５日、治安部隊の発砲により住民や僧侶ら１５人が死亡。
　地方政府の建物へデモ行進しようとした仏教僧ら数百人に発砲。
CNN.co.jp：四川省でチベット人暴動と新華社、８人死亡の情報も　
　ラサで発生した大規模暴動は、店舗などが放火。

　非暴力でのデモの先頭に立っていた僧侶などが逮捕されたり、殺害されたりすれば、抑制したり調整したりするリーダーがいなくなることであり、デモはたがが外れて、どんどん無軌道にも暴力化してしまうだろう。

　ダライ・ラマは、自分の力で何とかしようとするだろうが、外国からの影響では、寺が隔離されたり、僧侶がいなくなることで、チベット市民へは届かないものとなる。
　結局、平和主義の仏教では現実的な政治には対応できない。

　チベットが独立するには、民族自決主義意外になく、現実的にはどこの国がチベット独立を支援するか、であろう。
　インドがチベット独立を支援し、かつこの地域の安定化を達成できたら、アジアの中でインドはかなり大きな影響力を持つこととなる。

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まだまだリスクがあるようだ

Ｔシャツの有害物質で乳幼児に湿疹、中国製３０００枚を回収(読売新聞) - goo ニュース
　3000枚だけと思ったのだが、記事を読むと、乳幼児向け衣類全約10万点の販売を中止、と書かれてある。買い付けなのか、委託販売なのかは書かれてないが、これはそうとうの損失だろう。
　委託で製造させていたのであれば返品はできないにしても、買い付けであっても中国では返品できるのであろうか？
　衣類を1枚、100円で仕入れたとしても、10万点で1000万円の出費。その他に輸送、包装、宣伝、営業などの人件費、デザインなどの企画まで関わっていたら、それらの費用までかさんでくるくる。安く見積もっても合計すると1500万円ほどか。

　商品が高級品であればあるほど損失額も比例して増える。
　中国は戦略的ビジネスパートナーか、リスクが高い危険な存在か。
　完全管理ができなければ、リスクは存在し続ける。
　しかし現在的に中国を日本の企業が完全管理できるはずもない。

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