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北海道 10/2(日)③知床の温泉

2006-04-06 18:16:55 | 旅行
天狗岩のさらに奥。
そこにセセキ温泉があります。

『2002遺言』で、純とトド(唐十郎)が入っていた温泉です。
潮の満ち具合は、劇中と同じくらい。
けれども、雪の有り無しでだいぶ印象が変わるようです。

残念ながら、この温泉には入れませんでした。
ここが開放されているのは、9月下旬までとのこと。
フェンスを乗り越えて入っていくのは簡単そうでしたが、僕もいい大人です。
素っ裸で人に叱られたくはないと思い、諦めました。

けれども、せっかく知床まで来たのだから、どこかの温泉には入っていきたい。
そこで僕は、熊の湯というところへ向かいました。
ここは、羅臼の街から知床峠を登って、2~3kmのところにあります。

見ての通り、川沿いにある野天風呂です。
写真を少し拡大しましょう。

見えているのは男性用の風呂です。
開放的というか、丸見えですね。
一方で、女性用はどこかというと、その右に見える小屋の中なのです。
覗かれる心配はないでしょうが、景色も見えません。
野天風呂としての魅力は味わえないものと思われます。

ところでこのお風呂、お湯が異常に熱いのです。
肩まで浸かってしまえば意外と平気なのですが、それまでが大変。
自分や他の人が動いて波が立つと、もう地獄です。

「50℃はあるでしょ、これは。」

とか、周りの人と話していましたが、実際はどうなんでしょうね。
お風呂の適温は、だいたい38~42℃と言われます。
たかだか4℃の差の中で、熱いだのぬるいだのと感じているわけです。
この熊の湯にしても、45℃までないのかも知れません。

男性であれば、この熱さについても気は楽です。
直ぐにお湯から出て、肌を風にさらせば済むわけですからね。
やはり、女性は大変です。
小屋の中はきっと、ただのガマン大会になっていることでしょう。

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