はなん下からさき生まれた。

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沢口靖子が好き

2006-07-07 23:10:29 | 今日の戯れ言
唐突ですが、僕は'65年6月11日生まれの女性までOKです。

理由はこの人。

40才を過ぎているのですが、キレイというか、かわいいですよね。

『ゴジラ』('84年/東宝)
『澪つくし』('85年/NHK)
『結婚物語』('87年/日本テレビ)

僕がこの人を好きになったのは、このあたりです。
もう20年越しということになりますね。
実はこの後、この人の出演作はほとんど見ていなかったのですが、ここ数年は違います。
そう、『科捜研の女』('99年~/テレビ朝日)です。

いわゆる刑事モノなのですが、法医学やら鑑定やら、他にない切り口が面白いドラマだと思います。
話の性質上、当たり前のように難しい単語が出てきて、その辺はさっぱり分かりません。
けれども、話の筋道はしっかりしているので、話の内容まで分からないということにはならないのです。

昨日の晩、このシリーズの最新作として『新・科捜研の女』が始まりました。
2時間のスペシャルだったのですが、これがまた、良い出来だったのです。
数日間のうちに2つの事件が起きる、という話だったのですが、この2つが上手く絡み合っていました。
事件そのものがではなく、伏線を使って話に連続性を持たせていたのです。

感染症「アルタイラ出血熱」の患者、赤井(蟷螂襲、これでも芸名)が病院から逃走した。
彼の目的は、以前から恨みを抱いていた刑事の土門(内藤剛志)に復讐すること。
そればかりか、感染症の拡大を狙ったテロの可能性も出てきた。
様々な手段を使って、赤井の移動の痕跡を追う榊マリコ(沢口靖子)。
それに協力する、感染症研究所の曽根崎裕子(とよた真帆)。
この事件を通して意気投合する2人。

「同じB型独身女のよしみで…。」

1つ目の事件はこんな感じなのですが、この中で「筆跡鑑定」のネタが出てきます。
例えば、ホテルに宿泊する時などにサインをしますよね。
字を書く時に、線がどういった順番で重なっていくかで、筆順の鑑定まで出来るのだそうです。
この時はさらっと説明されたのですが、これが2つ目の事件で再び登場しました。
『重複指紋』というものがあるそうです。
複数の指紋が重なってしまったものを言いますが、「筆跡鑑定」のノウハウで、その順番が分かるとか。
この事件では、これが被害者と犯人とが一緒にいたことを示す鍵となり、解決につながりました。

また、この事件では、マリコが犯人に刺されてしまいます。
輸血が必要となり、自分の血を提供する裕子。
ここで、「同じB型~」という先程の台詞が生きてくるのです。
2人の中はさらに深まり、話は終幕へ。

…と思っていたのですが、最後にどんでん返しがありました。
マリコは入院先の医者から、自分の体内にアルタイラウィルスの抗体が存在していることを知らされる。
そこから考えられるのは、輸血に協力した裕子もウィルスを保持していること。
それも、抗体の状態から見て、赤井の事件より前に…。
裕子は語る。
「危機管理能力のないこの国に、そのことを気付かせる必要があった」と。
彼女は赤井の復讐心を利用して、感染症の大汚染を目論んでいたのです。

僕はてっきり、とよた真帆はレギュラーになるのかと思っていました。
『報道ステーション』の時間も迫っていましたからね。
それが最後の10分足らずで、大犯罪者となります。
おかげで、ギリギリまで驚きながら見ることができました。
この先も、丁寧な話づくりを期待したいものです。

そうそう、沢口靖子本人の話に戻ります。

この写真は、避けては通れません。
彼女のファンだと言っていると、必ず「タンスにゴンのCMはアリなのか?」と聞かれるのです。

…ええ、アリですとも。
全部含めて、沢口靖子です。
「清純派ばかりではない」と評価が変わったのも、思えばこのCMのおかげですからね。

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