雑想

写真、カメラ、車、音楽、旅、ラーメンなど個人的な趣味のごった煮的な日記です。

スピグラ

2007-04-26 01:46:04 | 写真・カメラ
世の中には名前は知っていても見た事の無いカメラってもの沢山あるわけで、今日はそんなカメラの査定をした。

「スピード・グラフィック」

弁当箱みたいな箱をあけるとレンズが出て来る4×5スタイル。でもどう考えても4×5のホルダーはセット出来そうになく、なんとなく6×9っぽい気もする。シュナイダーのレンズが付いていて、オリジナルの真っ赤な蛇腹が印象的な一台。

査定をしようにもさっぱり判らないので、新宿に電話してT氏に聞いてみる。←さんくすT氏。

銀塩カメラの衰退で、この辺りのカメラは状態が良くてもそうそうは値段が付かないらしい。パッと見クラシカルで目立つけど、マトモな写真を撮るには相当技術がいるでしょうね。

御年配の所有者へ見積もり金額を伝える。一瞬残念そうな表情をしたけど、そのへんの事情は良く御存じ(古くからの同業者らしい)な様子で、このカメラについての思い出話しを始めた。

査定するとなると冷静にチェックしながらカメラを「物」として扱うけど、思い出には値段が付けられないのでちょっと辛いものがあります。
コメント
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