Notes3~ヨミガタリストダイアリー

名古屋市在住の俳優/朗読者・ニシムラタツヤの演(や)ったり読んだりの覚え書き

即興実験学校、ついに(わりとよく知られている)劇場へ!

2012年05月26日 | インプロについて


■昨日の『「青べか物語」を読む』ですが、ちょっと思うところあり、急遽の予定ですが来週6月1日(金)、もう1回いしぐれ珈琲(ここ)さんで開催することといたしました。読むモノは昨日と同じ「土堤の春」から始まる4篇です。今回は行けなかったわなんてありがたいことを言って下さるそこのあなた、是非お越し下さいね。お待ちしています。
■そして、これは今日明日の、はるか東京のお話です。AfroWagenを名乗って活動を始めた当時、3年間にわたって名古屋に招聘していましたインプロ(即興演劇)の普及・研究ユニットと言えばいいんだろうか、「即興実験学校」(インプロ・ラボ)が公演活動を始めたんだよということは何年か前に聞いていたのですが、まさかそんな規模の大きなものに成長していたとは思いませんでした。今日の夜と明日昼/夜、【即興実験学校 春のインプロ劇場公演】と銘打って東京・阿佐ヶ谷の「ザムザ阿佐ヶ谷」で公演を行います。即興実験学校のウェブサイトはこちらです。
■即興、というとどうしても「鶴瓶のスジナシ!」、いやもっといえばシーンを振りかえるアフタートークの様子から、とにかく笑えるものとして捉えられる方も多く、ちょっとそれは誤解を含んだものがあるなあと感じています。それに即興でござい、と自由に演じているようにみえて実は、それまでの自身の思考とか、身体の規則性の中からまり抜け出ていないことが多いのです。自分の体験も含めて考えれば。
■起こったことを受け入れ、その上でなお、普通でいること(Be average)。移ろいゆく心の動き妨げないこと。そういうアクションをしていると、シーンに奇蹟が起こるのです。今日の午後7時と明日の2時、6時の阿佐ヶ谷では、きっとそういう瞬間に生で立ち会えると思います。予約も特に必要ないとのことですので、お近くの方、ぜひ遊びに行ってあげて下さいませ。
■うーん、しかし明日か。どうしよ、行こうかな名古屋から…。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿