Notes3~ヨミガタリストダイアリー

名古屋市在住の俳優/朗読者・ニシムラタツヤの演(や)ったり読んだりの覚え書き

「夢街 一宮迎陽館」の話

2005年05月07日 | 日々の雑感
GWまでの、やけに忙しさとヒマさの濃淡のある
日々を終えると、普通の生活に…、というわけでは
どうも無いらしい。ま、先月よりは多少その振幅が
狭まるという程度なのだろうな、と思う。

こつこつと行こうと思う。
いや、具体的に何かがあるわけじゃないが。



今週の初め、次回の「二十代の潜水生活」の会場探し
も兼ねて、実家のある一宮市へ戻った。

かつての通学路として何度となく横を通った、
旧「グランドタマコシ」の建物は、すでに取り壊しの
最中だった。会社自体は平和堂が継承し、他の店舗は
残ったが、老朽化の激しかったここだけは生き残れ
なかった。

この日の目的地は、そのちょうど裏手にある「迎陽館」と
いうところ。もともと一宮を代表する料理旅館として
営業していたのだが、その廃業後、さまざまなジャンル
の店舗が入居するショッピングモールとして生まれ変わっ
たというのだ。それが「夢街 一宮迎陽館」というわけ。

正面から見ると…


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敷石を踏みしめながら中に入ってゆくと、
木造建築特有の暗さと、床のきしむ音と、割とカラフルに
装飾された各店舗のデコレーションが同時に目に飛び込ん
でくる。特にそれぞれの店舗の間に統一のテーマがある
わけでも無いらしくて、雑然とした印象が残る。POP類
もお世辞にもセンスがいいものばかりでもなくて、結構
街の喫茶店(カフェではない)にも通じる印象が持たれる
かも。

2階に上がる。ウェブを見た限りでは、朗読が可能なスペ
ースがあるとのことだったが、雑貨屋のスペースに飲み込
まれている感じで、舞台があるんだろうなあ、というところ
にもカーテンが下り、商品棚が並べられている。唯一いた
店員の兄ちゃんをあまり問い詰める気にもなれず、黙って
そこを辞して外へ出た。

やはり連休中というタイミングが悪かったのだろうか。
しかし、連休中の午後、ちょうど陽気も良いころだから
もう少し客足があってもいいかと思った。でも、今の、核と
なるショップがない状況では閑散となるのも仕方ないのかも。
一応名古屋から往復600円かかるしなあ、公演の会場と
するのは…。

もう少し考えてみようと思う。
一宮市出身者としては、継続的に市内で会場を確保し、
ゆくゆくは、朗読会を続けることで、中心部の盛り上げに一役
買えたらいいとは思っているのですが。それに、演者としても、
稽古を積むことと、同じくらい本番の舞台に立つことも大切だと
思っているので。

うーむ、悩ましい…。


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