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輝きつづけて

あなたの勇気で救える命があります。
一人でも多くの方に「AED」を知っていただきたいと願っています。

繋がる思い

2007-05-13 17:43:42 | 踏み出す勇気(CPR)
昨日は大阪ライフサポート協会の指導者養成コースを受講してきました。

9:00~5:30までのなかなかハードな講習でした。
試験にも無事パスして、プレインストラクターとして講習に参加することが出来る様になりました。
ここからがまだまだ大変です。
プレインストとして2回の講習をします。その講習で、認定インストラクターとディレクターにOKがもらえて、やっと認定インストラクターとなれます。
講習を受講する事より、テストを受ける事より、これが一番大変なような気がします。

ライフサポート協会のインストさんはほとんどが医療従事者です。一般人といっても、学校の先生、福祉関係のお仕事、海上保安官と、やっぱり救急救命を必要とする仕事をされている方です。私みたいな「兼業主婦」っていないんじゃないかなぁと思っています。

そんなこともあって、インストラクター講習を受ける事を躊躇していました。

でも、ライフサポート協会のインストになれば、一回の講習で4人~5人の方には確実に心肺蘇生法を知ってもらえます。「救急救命の大切さ」をお知らせする事が出来ます。
こりゃやっぱり、インストになるしかないかなぁ・・・と思い腰を上げた次第です。

なんとか頑張って認定インストラクターになりますぞ!

夜、の後うたた寝をしていたら、薫英のお母様から電話がありました。
以前、ブログにも書いた薫英女学院AED講習会の時にお世話になった方です。

「どうしてもお知らせしたい事があって・・・」とお話してくださったのは、
昨年同様、PTAの役員さんは7月に、PTA会員の方は10月に「救急救命講習」が実施される事が、当然のように決定されたと、いうことでした。

なんと、嬉しい事!!繋がっていってるんだ!!

彼女達が昨年、初めて計画し短時間の中で実行に移してきた事が、次の役員さん達にもちゃんと伝わって当然のように行事に組み込まれていくって、スゴイ!スゴイ!
昨年の役員さんの熱意の賜物です。

本当に嬉しいお知らせありがとう!

こんなふうに、みんなが思ってくれたらどんどん「救命の心」が広がっていきます。広げていかなければいけないと思っています。




ダウンロードで命救え

2007-05-08 23:09:44 | 踏み出す勇気(CPR)
今日の読売新聞、夕刊の記事です。

「ダウンロードで命救え」
   応急処置法携帯配信へ 大阪市消防局
=交通事故や急病で倒れた心肺停止傷病者の救命率を高めるため、大阪市消防局は近く、人工呼吸や止血など応急手当のマニアルを携帯電話に配信するサービスを始める。

119番を受けて救急車が現場に到着するまでの間に応急処置をしなければ心肺停止傷病者は9割以上が死亡する。しかし、AEDでショックを与えた場合の救命率は与えなかった場合の5倍で、心臓マッサージした場合も1.4倍にまで高まる。(総務省消防庁調べ)
このマニュアルでは気道の確保や人工呼吸、心臓マッサージ、止血法、AEDの使用法などを紹介する。

市消防局は「救急車の到着時間を短縮するには限界があるが市民の協力の輪が広がれば助かる命が確実に増える」としている。

15日頃をめどに市の携帯サイトhttp://www.city.osaka.jp/から配信を開始する予定。=
                            
                         読売新聞より

飛翔館高校の救命があってから、AEDは何度となくTVなどで紹介されていました。世間での認知度が大幅のアップしただろうなぁと嬉しく思っていました。
この調子でAEDだけでなく、心肺蘇生法の必要性もどんどん認知してもらいたいと思っていました。
今日のこの記事はです。

消防局の人がおっしゃっているように、「市民の協力の輪」を広げないといけません!!


最近、町で見かける光景で気になっているのがありました。

私は、車で通勤をしているのですが、よく救急車に遭遇します。緊急車両が近づいてきた場合いは車両を端に寄せて道を開ける。たとえ、自分が青信号であっても止まる。これ常識ですよね。それが出来ない人がとっても多いのです。ビックリするような車がいます。
いつも「早く通らせてあげてよ!」と心の中で怒鳴っています。
もし、その救急車が自分の大切な人を救いに行くのだとしたら、1分でも1秒でも早く着いてほしいと思うに決まってますよね。
みんなが協力すれば救急車の到着時間ももう少し短縮できるんじゃないかと思います。

こんな小さなことも「市民の協力の輪」の一つです。
日本人に「救命の心」が根付くように、「小さなことからコツコツと」頑張らなくては

























 

救命講習を受けましょう

2007-03-15 23:07:46 | 踏み出す勇気(CPR)
2月13日に和歌山県田辺市で悲惨な交通事故がありました。

その事故に遭遇したご兄弟が、事故をおこした車の中から3人を助け出し、その後炎上した車の消火活動と、けが人に心肺蘇生をされました。

新聞でこの記事を見てビックリ!そのご兄弟は私たちのよく知っている同業者の方でした。

後日、同業の業界新聞にも事故の記事が載っていました。その中でお兄様が話されています。

=とっさの事だったが、途中から腹が据わった。夢みたいな事が現実に起こるとは、まるで地獄でした。でも、救急救命の訓練は日ごろからもっとやっておくべきです=

実際に体験した方の言葉は本物です。

お兄様は、昨年の秋に同業の組合が開催した救命講習を受講されていました。
この講習は、私達がAEDのお話をさせていただいた事がきっかけとなって、親しくしていただいている組合の方々の発案で行われました。
そのことは以前日記にも書かせていただきました。

皆さんありがとうございました


悲しい結果になってしまう事もあるでしょう。
でも、救える命もあります。

絶対に救命講習を受けましょう!!

私達の思い

2007-03-15 11:12:55 | 踏み出す勇気(CPR)
先日、息子の担任だった先生とお会いした時に、「この間、ちょっと嬉しい事があったんです」とおっしゃいました。

息子と同級生だった生徒が、学校へ先生を訪ねてきたそうです。その時、「最近はどこの大学にもAEDが設置してありますよね」と話し出したそうです。彼と息子は、特に親しい関係でもなかったようですが、彼はやっぱりAEDのことを意識してくれてるんだと思い嬉しくなったそうです。
私たちも、本当に嬉しく思いました。ちゃんとAEDを知ってくれている子がいるんだ、息子の思いが繋がっているんだと思いました。
息子の学校には、AEDが一般市民にも使用が認められてすぐに一台目が設置されましたし、同級生達には、AEDのことを知ってもらえるように手紙を出したりもしました。
やっぱり、発信する事って大切なんだと感じました。


此処のところずっと、AEDと心肺蘇生法とどちらが大切なんだろう?と馬鹿なことを考え続けていました。
もちろん、どちらも大事には決まっているのですが(そんな事は百も承知なんですが・・・)
「初めての人でも音声ガイドで簡単に使える」と、AEDだけが注目されているようで、そうじゃないんだけどなぁ・・と思うことがしばしばありました。

シアトルの町がAEDの設置台数が少ないにもかかわらず、世界一の救命都市だったことが考えるきっかけになっていたのかもしれません。

救命講習を受講してもらえれば、AED重要性がよくわかるはずです。でも、AEDを知っただけでは充分ではないんだと思います。
最近は、新聞の記事にも「救命講習を受けて・・」という文章が出てくるようになったことは嬉しい傾向です。

でも、取っ掛かりはAEDでいいんだなぁと先生の話を聞きながら思いました。
まずは、知ってもらうこと、意識してもらう事、そして体で感じてもらう事ですよね。
学校や、私たちが発信した事で意識してくれている人がいるのならそれはとても嬉しい事ですし、発信し続けていく事が私達の「仕事」なのかもしれません。




明日に繋がった命

2007-01-19 21:40:39 | 踏み出す勇気(CPR)
「AEDをすすめる新潟の会」のうぶみさんからバイスタンダーによる救命の実例を頂きました。

一例目は、ご自宅で倒れられたご主人を救った奥様
もう一例は、フットサルの練習中に倒れた中2の少年を救ったコーチ

うぶみさんのブログ

やっぱり、私たちが言い続けてきた事は間違いではなかったんだ!!ととても嬉しく思いました。

目の前で誰かが倒れた時、理由など考えることなく「助けないと!」と思うに決まっています。そんな時、ほんの少しでも心肺蘇生法を知っていたら、後は「火事場の馬鹿力」できっと大きな力が発揮されます。

皆さん、一度は救命講習を受けてください。
きっと命の「重さ」を実感するはずです。
命を明日に繋げる事の「重さ」を実感します。
それが「生きる」事の大切さを知ることに繋がるんじゃないかと思ったりもしています。

皆さん救急救命講習を受けましょう




明日に繋がった命

2007-01-11 22:35:43 | 踏み出す勇気(CPR)
今朝の朝日新聞、堺泉州のページに「心肺停止になった男性をAEDでの心肺蘇生で救助した市民が表彰された」という記事が載っていました

記事には、藤井寺市内の体育館でソフトテニスをしていた男性が倒れ、心肺停止になった。市職員の男性がAEDを、同じテニスサークルの女性が気道確保をなどをして救助した。とありました。

良かった、良かった!!たぶん、体育館にはAEDが設置してあり、市の職員の方も講習を受けてらしたんだろうと思います。だからすごく早いタイミングで適切な処置が出来たんでしょう。

一台でも多くのAEDを設置する事、そして、一般市民が救急救命講習を受講する機会をたくさん作り、受講してもらう事、それが一人でも多くのバイスタンダーを作り、延いては誰かの命を明日に繋げる事が出来るのだと思います。
今回も、AEDが命を救ったのではなく、勇気を持って救命をした方々が命を救ったのだと思っています


新・蘇生法

2006-10-04 23:22:58 | 踏み出す勇気(CPR)
昨日の朝日新聞朝刊に「救いたい あなたの命」と題して、新しいガイドラインでの救命救急を詳しく説明する記事がありました。


新しいといっても全体の流れは変わっていません。その中で新しく変わった点は、

★人工呼吸を省略しても良い★
人工呼吸をするほうが効果が高いがためらうあまり手をこまぬいていると、命の灯は消えてしまう人工呼吸をしない場合でも、きちんと胸の真ん中を圧迫できれば、何もしない場合と比べて救命率が大幅によくなることがわかってきた。
                          
★胸を圧迫する回数が15回から30回に増えた★     
心臓の血流を十分に回復させるため、中断を出来るだけ少なくする目的だ。圧迫のコツは強く、早く、絶え間なく。

「細かなところがあやふやだからと、ためらわないで。出来る事をするだけでも大きな助けになりますよ」
一番大事なのは「大丈夫ですか」と声をかける勇気を持つこと。

                       (以上 朝日新聞 記事より)


今回の記事にはありませんでしたが、AEDの通電も3回から1回に変わりました。

心肺蘇生法は、決して難しいものではありません。誰にだって出来ます。
一番難しいのは「勇気をもって」ということなのかもしれません。


                         

救われた命

2006-10-01 18:13:28 | 踏み出す勇気(CPR)
くるみさん(「AEDで子供を救おう」の管理人さんです)のサイトに嬉しい記事がありました。
さいたま市での出来事です。

こちらからご覧下さい


良かったです。

その場にいらした「バイスタンダー」の皆さんに拍手です
1㎞を走ってAEDを取りに行かれた仲間に拍手です

勇気あるバイスタンダーとAEDの力で彼の命は明日へ繋がりました。
日本がAEDと勇気あるバイスタンダーでイッパイになることを信じて話し続けて行かなくては・・・


シアトルを目指して!

2006-09-24 22:18:23 | 踏み出す勇気(CPR)
アメリカ合衆国の北西部にシアトルという都市があります。
イチローや城島のいるシアトル・マリナーズの本拠地です。

このシアトルは世界一の救命都市です。
救命率が平均30%、時には40%を超える年もあるそうです。
ちなみに、日本の救命率は3%です。

なぜ、シアトルは世界一の救命都市になったのでしょう?
それは、バイスタンダーCPRの高い実施率にあるようです。
シアトルの現在のCPR(心肺蘇生法)の普及率は全市民の70%にもなるそうです。この高い普及率は1970年代後半から行われた、公立中学一年生(13歳)を対象にした「バイスタンダー育成のためのBLS教育」を始めた事が大きな効果となっているようです。

詳しくはHIGEさんのスポーツ救急救命inUSAをご覧下さい。
こちらからどうぞ

的確な心肺蘇生が行われ、迅速にAEDによる通電がなされ、高度な二次救命がなされたとしても悲しく、辛い事が起こることも事実です。
世界一の救命都市ですら、救命率は30%なのですから・・・・
100%でないのならやめちゃいますか?
いいえ、3%を10%に上げれる努力をしましょうよ。
シアトルのように30%を目指しましょう。
一人でも多くの人の掛替えのない命が明日へ繋がっていくように考えていかなければいけません。

私たちのように辛く悲しい思いを抱き続ける親は、このやりきれない思いをエネルギーに変えて訴え続けていきます。
AEDを知ってください!救急救命講習を受けて下さい!




お知らせ

2006-08-09 22:59:00 | 踏み出す勇気(CPR)
いつもお邪魔しているブログの中にこんな記事を見つけました。

あなたの勇気でいのちを救う 心臓マッサージとAEDでつなぐ命の輪キャンペーン

一般市民の方に心肺蘇生法やAEDの大切さを理解してもらい救命処置に参加してもらう という目的のキャンペーンです。今日から読売テレビでコマーシャルも始まっています。
HPリンクさせていただきました。

こちらからどうぞ


毎日暑いですね
皆さんに暑中お見舞い申し上げます
よく寝て、よく食べて、よく飲んで
乗り切りましょうね