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輝きつづけて

あなたの勇気で救える命があります。
一人でも多くの方に「AED」を知っていただきたいと願っています。

阪大生救命措置で助かる

2008-05-21 22:28:15 | 救える命(AED)
夕方、友人からメールが届きました。
「阪大生がフットサル中に心肺停止になるも、仲間の学生の心肺蘇生とAEDで自己心拍が再開したんですって!!素晴らしいですよねなんだか涙してしまいました」

まだ、帰宅途中だった私は、今やっと記事を読みました。

記事はこちら

よかった!!本当によかった!!
素晴らしい奇跡がまた起こりました
すべてが迅速に行われたのですね。
記事によると、消防本部救急隊の指示で心臓マッサージなどの応急処置が行われたとありました。
そうなんです。119番通報すれば応急処置の方法を電話の向こうから指導してくださいます。大切なことですよね。

先日のめざましテレビで、「意識を失って倒れている人を見たら110番通報」と放送していました。
理由は事件性があるかもしれないからということでした。
えぇ~それは違うでしょう、119番でしょう?と思い、めざましテレビにメールしてみたのですが、残念ながらいまだ回答はありません。

110番通報すれば救急車の手配をするかどうかは聞いてくれるようなのですが、心臓マッサージなどの応急処置の方法を指導してくれるのでしょうか?と、心配になりました。
重箱の隅をつっつくようなことかもしれませんが、私にとっては大きな問題です。
なぜなら、迅速な心肺蘇生によって救命率は大きく変わってくるからです。
今日の阪大の学生さんも、消防本部の救急隊の方が指導されたことで仲間が胸骨圧迫心臓マッサージを行い、命が繋がったのかもしれません。
もし、救命処置を指導してくれるのが消防庁だけだとしたら、やっぱり意識を失って倒れている人を見たら、119番ですよね。
警視庁も指導してくれるのか、確認してみないと・・・



西浦達雄チャリティーコンサート

2008-05-19 23:03:41 | 救える命(AED)
遅ればせながら西浦さんのコンサートのご報告です

当日は17時から心肺蘇生法の講習がありました。
ミニアンちゃんを使って、1時間での講習だったそうです。(私は参加できなかったので、後でお聞きしました)
ダイエーの職員さんや、西浦さんのバックコーラスをしている若い子たちも受講されたようです。
コンサートはいつものように心が洗われ、優しい気持ちにさせていただきました。

今回は、コンサートの中ほどで、飛翔館高校の生徒さんのお母様が、昨年の試合中に起こった事故の状況を話されました。(西浦さんがインタビューをされました)その時、AEDに録音された現場の音声も流れました。

お母様はボールを胸に受け、子供さんが倒れた時も、「いつものようなことだろう」と思ったと言われていました。
まさか命にかかわるようなことになっているなどと思いもせずに「痛そう~」などと思っていたと、おっしゃた言葉が印象的でした。

誰も皆、まさか自分の身の上にそんなことが起こるなどとは思ってもいません。
でも、不幸にも起こってしまうことがあるのです。
「他人事ではないのです」とお母様も言っておられました。
子供たちに関わっているたくさんの大人に、「他人事ではない!」と思ってもらいたいのです。

後半はさすがタイガースの応援歌(タイガースファンでない私にはよくわからなかったのですが・・・・)なども歌われ会場は盛り上がっていました

西浦さんのブログには反省をたくさん書いてらっしゃいましたが、心の伝わるコンサートでした。
西浦さんが声が出なくなった時期に、北海道で学校のスポーツテスト中に心臓突然死で亡くなった14歳の少年のご両親と出会い、AEDというものを知ったこと。
それから毎年北海道でAED普及のチャリティーコンサートを行っていること。
今年はその収益で北海道に3つの離島にAEDを寄付できたことなどを語られました。
とつとつと語られるその言葉からは西浦さんの熱い思いがしっかりと伝わってきました。
とってもいい時間を過ごしました



万全の備え

2008-05-07 22:46:54 | 救える命(AED)
友人からメールがきました

先日、子供さんの野球の試合で東淀川河川敷グランドに行った時、隣のグランドでは中学生の硬式野球チームが練習中でした
ダッシュを何本かしていたら一人の選手が急に倒れたそうです。 
子供さんの野球チームの父兄がAEDを持って駆け寄り(ここの少年野球チームはAEDを常備されています)看護士の父兄と様子を診ていました。大事には至らずにすみました。
その選手は過度の緊張による血液中の酸素不足が原因だったそうです。

その数日後に、今度は高校生の息子さんの野球の試合で、相手チームの選手が後頭部にデットボールを受け、コーチの車で病院に運ばれたそうです。
こちらも大事には至らなかったようですが、試合をしていたグランドは山の中で、何かあったときに救急車が6分では(日本で119番してから救急車が到着するまでの平均時間)来れない場所だそうです

どちらも一つ間違えば・・・と考えると、寒気がします。

この2件のような事は、きっと日常茶飯事なのでしょう。
ですから、みんなこれが大変なことだと思わずに過ごしているのだと思います。
大変なことになってからでは取り返しがつかないということを、考えずにいるのだと思います。
そして、自分の身には起こらないと思っているのです。

「公式試合には、AEDと医師、看護師の常置を」と訴えていらっしゃるご父兄もいます。
子ども達が安心してスポーツに打ち込めるように大人は万全の備えをしてやらなければいけないのではないでしょうか?


今年の初めに、整形外科のお医者様からこんなメールをいただきました。

=今年は、4月13日の日曜日に、高槻市空手道選手権大会があります。
毎年、この大会の大会ドクターをして、すでに20年が経とうとしています。
20年間の間に、たいしたけが人も無く過ごせたのは、本当にラッキーなことだと
最近つくづく思います。
昨年は、空手の大会で、胸部を強打されて、心肺停止をきたした事例が報告され
ています。
今年は、この大会ドクターをするうえで、自前のAEDを持参する予定にしています。=

当日の会場にはもちろんAEDはあったそうなのですが、実行委員の方もどこに設置されているかご存じなかったそうです。
先生が持参されたAEDはドクター席で先生と一緒に、皆さんの安全を見守っていらしたようです

先生のような思いの方がいてくださることは本当に嬉しいことです。

本当は、グランドや体育館にはAEDが設置され、それぞれのスポーツチームが自前のAEDを持ち、そして何より誰もが胸骨圧迫ができ、AEDが使える。そんなことが当たり前の社会にならなくてはいけないのです。


道北3島へAED

2008-03-10 22:48:56 | 救える命(AED)
北海道でAEDの普及に頑張っていらっしゃる友人が、離島へAEDを寄贈されました。

道北3島へAED

今年で3回目の西浦達雄さんのチャリティーコンサートは素晴しいものだったそうです
今回のAEDの寄贈は、思いを込めたコンサートを毎年続けてこられた「絆」の会と西浦さんの熱い思いの賜物だと思いました。

3つの島にはAEDだけでなく、皆さんの思いも一緒に届いた事でしょう。
島の方がその思いをしっかりとキャッチして下されば、思いはまた繋がっていきますね

AEDの設置場所

2008-02-10 14:19:05 | 救える命(AED)
先日、大阪の養護教諭の勉強会に参加させていただきました。
さすがに、養護の先生方は私達の思いをしっかり、100%受け止めてくださいました
現場での取り組みや悩み、これから子供達にどう指導するかなどのお話を伺い、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。

その中で、やはり話に出たのはAEDの設置場所のことでした。
学校にAEDがあっても盗難やいたずらを考えると、どうしても建物の中に収めてしまうとのことでした。

本来AEDはいつでも、誰もが使える場所に設置していないと意味がありません。
鍵のかかった建物の中にあったのでは、迅速な除細動は出来ません。最悪の場合、あったのに使えなかったということにもなりかねません

茨木市に住む友人が茨木のAEDの設置状況や学校の取り組みなどを話してくれたときに、やっぱり設置場所について学校が悩んでいると言っていました。
子供が学校にいる間は、いつでもAEDが使えるようにしてあるそうですが、しかし、夜などに地域の方が体育館を使用されたるする時には、AEDは使えない状況にあるそうです。「生徒も地域の方も使えるようにしないといけないのですが・・・」とおっしゃっていたようです。

こんな悩み、たくさん聞きました

1月24日に国公私立の幼、小、中、高のAED設置率が4割との発表がありました。
その数字を見ながら、本当は何割なんだろう?と思いました。
この4割のAEDはいつでも、誰でもが使えるAEDなのかなぁ?と疑問に思ったのです。
以前、生徒にいたずらされると困るからと、鍵のかかった保健室の奥の棚にしまい込んであったAEDを見たものですから、そんなふうに思ったのかもしれません。

外に設置する事に対してはたくさんの問題点はあるかもしれません。
でも、少なくとも自分の学校の生徒に対しては「AEDが何をするためのものなのか、使うことによってどうなるのか、使えなかった場合の事」を教えるべきだと思います。
子供だからわからないとは思いません。
小学生でも生きることと、死んでしまう事は解るはずです。
AEDは高価なものだと言う前に、大切なものなんだと言う事を教えてあげてほしいのです。

そんなところから子供達に「救命の心」を教えていく事も大人の大事な仕事です。






AEDの必要性

2008-02-03 23:28:00 | 救える命(AED)
昨日のブログに付け足しです。

一般市民により心肺停止の時点が目撃された心原性の心肺停止症例のうち
一般市民による除細動(AED)のあった場合と、なかった場合の一ヵ月後の生存率の比較です。

平成17年 除細動無の場合  7.1% 
       除細動有の場合 26.9%
              
平成18年 除細動無の場合  8.3%
       除細動有の場合 32.1% 

           
除細動有の場合は除細動を行わない場合の約4倍になっています。
つまり、4倍の救命ができたという事です。
AEDの必要性が良く解る数字だと思います。

AED

2008-02-02 23:31:08 | 救える命(AED)
先日のニュースウオッチ9のおかげでたくさんの友人からメールや電話を戴きました。ありがとう

娘のお友達のお父様から戴いたメールです。

=今年は、4月13日の日曜日に、高槻市空手道選手権大会があります。
毎年、この大会の大会ドクターをして、すでに20年が経とうとしています。
20年間の間に、たいしたけが人も無く過ごせたのは、本当にラッキーなことだと
最近つくづく思います。
昨年は、空手の大会で、胸部を強打されて、心肺停止をきたした事例が報告され
ています。今年は、この大会ドクターをするうえで、自前のAEDを持参する予定にしています。=

嬉しいメールでした

おので整形外科

先生は、患者さんに対していつも最善の医療が出来るようにと心がけていらっしゃるようです。その思いが「自前のAEDを持参」ということに繋がっているように思いました。

平成18年中の「一般市民により心肺停止の時点が目撃された,心原性の心肺停止症例」のうち、一般市民によってAEDで電気ショックを与えた場合の1ヵ月後の生存率は32.1%です。17年度は,同じ症例の生存率は26.9%でした。ここ1年で、AEDの設置台数も増えたようです。その結果が数字に表れているのだと思います。
もちろん、心肺蘇生+AEDが大切なのですが、AEDの有効性が良く解る数字だと思いました。
やっぱり、そばにAEDがあるのは大切な事です



親切なお知らせ

2007-11-05 22:46:18 | 救える命(AED)
友人から届いたメールです。

泉佐野市のいずみの森ホールに行ってきたんですが、ここは1階の事務所の横にAEDを置いてるそうです、私は2階に用があったので2階でエレベーターをおりたのですがその前にこんな看板がありました。「AEDは1階事務所の横に設置してます、ご入用の方は1階事務所の横までお願いします」確かこんな言葉だったと思うのですが、すごく親切だなあと思って感心しました、多分各階に設置してるとおもいます、ここまで配慮してくれたらうれしいですね。
それから、岸和田体育館のAEDは、説明が日本語と韓国語で書かれています。

へぇ~
すごく当たり前のことなのに、そんな親切な看板見た事無かったなぁ・・・
建物の入り口や、AEDの横にはステッカーが貼ってあるけれど、友人のように、AEDを目にすることなく他の階に行ってしまったらどこに設置されているかわからないままです。
設置する事の大切さと同じくらい、お知らせする事もとても大切な事です。

旅先のAED

2007-10-18 22:31:17 | 救える命(AED)
友人が送ってくださったAEDの写真です。
場所は東北自動車道 那須高原SAだそうです。

友人からのメールです
=せっかくいくんだからとおもってAEDを意識して旅したのですがサービスエリアはほとんど写真のように案内所の横とか、食券売り場の横とかでした。入り口に必ずステッカーがはってありました、案内所の人に役にたったことがありますかってたずねたらまだ一度もありません、というお返事でした、東北の道の駅は見てまわったんですがみつけることはできませんでした。=

意識するって大切な事ですよね。
見えていなかったものが、見えてくるはずです。
AEDを意識していなければ、きっと見過ごしていたはずですから・・・というか、目では見ていても、多分脳までは伝達されていないんでしょうね。

楽しい旅の中にAED視察も入れてくださってありがとうございます
皆さんが、少し意識を持ってくださるだけで、AEDの設置価値がグ~ンとUPするはずです。街に出たら、AEDのある場所を意識してくださいね

大人達に必要なこと

2007-09-02 22:28:08 | 救える命(AED)
今朝の新聞に、悲しすぎる出来事が載っていました。

どうして、子供達の命のためにグランドにAEDを置くことを考えてはもらえなかったのでしょう・・・
4月にAEDで救われた命があったことを知らなかったのでしょうか?

以前、教育現場にいらっしゃる方に「学校に1台きりのAEDでは不十分です。」と訴えました。返ってきた答えは「必要に応じて考えます」でした。
何の必要?どんな必要?必要って何?

大人達は一度、立ち止まって足元を見つめ直して見ましょうよ。
何が本当に大切なのか?
子供達が笑って明日を迎えるために何をすればよいのか?
皆で考えましょうよ。