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ソンナカンジで。~のろのろと~

本・映画・アニメ好きvv
日記中心ときどきレビュー。
声を掛けて頂くと簡単になつきます。
リンク・TBはご自由に♪

凹。。。orz

2006年12月20日 18時14分19秒 |  ∟お仕事紹介
擬音語であらわすと、『 ベ コ っ 』って感じです……。
はぁぁぁぁ~~~~~~~(;´Д`)……またやっちゃったよ、朝から;

ヘコんでます。ヘコんでいる最中です。ベッコベコです。
剥がす前のうちの床板みたいです。 (もぅいいよ…)


朝一番のスタート作業。
今日は9時50分上映開始の『ライアンを探せ!』だったんです。
この『ライアン』もそうですが、『オープン・シーズン』も実は、他の映画と
上映の仕方が違うんです。

幼い子がお母さんと一緒に観る確立が高い映画(アンパンマン等もそうです)の、
朝一番最初の上映限定で、場内の明かりを真っ暗にはせず、薄明かりで上映しないと
いけないんです。小さいお子さんが真っ暗で恐がるといけないし、お母さん方も
お子さんの様子が見れるように…との配慮らしいですけども。

なので、いつもなら調光を「900」におとし、ほぼ真っ暗の状態で上映されますが
この2作品は「65000」で開始しなければならなかったというのに
私は…私は………………ぐあああぁぁぁっ。ヾ(`Д´)ノ"!!!なにやっとんじゃーーっ。
自分に苛立ちます。アホだ。

もちろん調光を変えなくてはいけないことは知っていたんです。
そんでもって、タッチパネルで「65000」になっていることを確認もしました。
ですが、それで安心してしまっていたんでしょう。
スタートした後に、場内の明るさをチェックするのを忘れてしまったんです(ノ◇≦。) 

いつも通りに「守護神」「ハリー・ポッター」「バッテリー」などの劇場予告を
観ていたというのに、劇場内の明るさに気が付かなかったんですよ。
ぼへ~っと予告に見入ってしまってて…。
真っ暗だったっつーのによぉ…。

それから、まだまだ他のスタート作業があるのでそっちの作業へ。
そして休憩時間になり―。その休憩時間を終えて、更に時が過ぎスタート開始から
1時間を経過したのち…見回りをしていたスタッフのGさんに、
  G:「イチコさん…5番、場内真っ暗なんだけど…いいのかなぁ?;」
  イ:「…………(・∀・)?」

……しばし固まりました。そして5番に猛然とダッシュ。社員さんもかけつけます。
そこでようやく事態を把握(遅っ)。タッチパネルの表示は正しかったようですが
どこかが誤作動していたらしく照明が落ちていたようです。
  G:「スタートの時はちゃんと明るかったんでしょ?」
  イ:「……スイマセン;……よく確認してませんでした……(´Д`;)」
  G:「……そっか……」

本編が始まって1時間以上経っていたし、今から照明を明るくしてもおかしいので
仕方なく真っ暗なまま上映をすることに…。
スイマセン、スイマセン、スイマセン、スイマセン、スイマセンスイマセンスイm(略)
もっと早く気づけよ…ってか、ちゃんと確認しろよ…。
ということで、まだヘコんでます。


*  *  *  *  *  

♪購入本♪
・BLACK BLOOD BROTHERS(S) <3巻>  /あざの耕平・著(富士見ファンタジア文庫)
   ↑無かったんです;他のファンタジア文庫の新刊は平積みされてるくせに、
    肝心のジローさんがいなかったんですよ!!そりゃねぇ~だろうっ(怒)って
    思って、店内をグルグルしていたら――隅っこに本が積まれたカートを発見。
    その本の山の中に3冊だけジローさんがΣ(゜m゜*)一瞬にして鼻の下が伸びました。
    20分も店内グルグルしてよかった~。マジよかった~(泣)
    ――今夜はこれで、ヘコんだ自分を膨らませようっ(//▽//)(単純)
    いや、その前に店員さんっ!!ちゃんと並べとけよっ、平積みでヽ( `皿´ )ノ

紹介13―作品確認表

2006年12月01日 17時15分16秒 |  ∟お仕事紹介
ちなみにこの作品確認表は「武士の一分」。
一番上にタイトルが入ってるんですがそこまで写真にいれてしまうと、
編集者の名前や、仕事先の名称が入ってしまうので中途半端なところでパシャリ。

この作品確認表には劇場予告や、その時間、音量、プリントテストを担当した人の名前、
本編の時間、終了時間などが記入されていて、すく確認できるように
覗き窓の横にペタっと貼っておきます。


「武士の一分」は今日からの公開で、一回目の上映の時はかならず劇場予告の
時間をストップウォッチで計らないといけないんですよ。
「大奥」とか「ゲゲゲの鬼太郎」とか「東京タワー」とか合わせて7本。
あ、ちなみに写真の確認表は、時間を計った後に私が作り直したやつなので
予告の時間が記入されてる状態ですけど。ほんとは空欄だったんです。
プラス、1回目の上映の時は音量チェックもしなきゃなんです;
2つの作業を同時進行しつつ、いつもの確認作業もしなくちゃならなくて……。

そんなこんなで、今日の1番最初の仕事―「武士の一分」のスタート作業…
…ミスりました(;´Д`)えぇ、早速ですよ。
社員のTさんが、「本編はとりあえず音量“5.0”からお願いします」と言ったのにも関らず、
イヤホンを片耳にはめた私には「“3.0”からお願いします」と聞こえてしまい
劇場予告から本編に切り替わった時に、3.0に……。
 (劇場予告は3.3だったのに…本編が予告より音小さくていいのか…(;◎_◎)?) 
と思いつつ、Tさんのトランシーバーからの指示を待つことにしました。

  T:「……イチコさん……0.5上げてもらえますか?」
  イ:「了解しました。今0.5上げて“3.5”です」
  T:「…えっ!?“3.5”?――違う違うっ“5.0”からって言ったでしょっ!?」
  イ:「Σ(゜д゜lll)へっ!!」

いや~…めちゃめちゃ焦りましたよ;;0.1か0.2ならいきなり音量を上げても
お客さんが気付くか気付かないかの微妙な変化ですけど、結局最終的にOKを
もらえたのが“5.5”でしたから。一番最初の音量から比べて

誤差“2.5”ですから。

ちょっとずつちょっとずつボリュームをあげていきましたけど……
絶対お客さんに気が付かれましたね、こりゃ。つか、気付かないほうがおかしい…。
最初が音小さすぎですし。
あの渋い尺八の音色が、やたら小さく遠くに聞こえっちゃったことでしょう;
ババ~ンとタイトルが出てきてカッコよく決まるはずだったのに……。
申し訳ありませんでした!公開初日の一番最初の上映からやっちゃいました…(;´Д`)
だって、予告の時間も計らなきゃいけなかったし、スタート間際からワタワタしてたんだもん…。
ウエンツの鬼太郎にもびっくりしたしさ。(まったく関係ないし、言い訳にしても酷い)
ってか、あのハーフ顔でなんで鬼太郎のオフォーが来るんだろう…。ウケ狙いか…。
それはとっても楽しそうだ。ちなみに目玉親父は“あの声”のままだった。よかった(笑)

*  *  *  *  *

そして、話は変わって。
「デスノート」、今度はLが主人公の『ロサンゼルスBB連続殺人事件』も
映画化されるそうですね!…そうなのかな…(ぇ?)とりあえず内容はほんとに
それなのかわからないけど、Lが主人公なのは間違いなさそうです。
知らなかった~。来年クランクインで、公開予定が2010年だとかなんとか。
松ケンさん(L役:松山ケンイチ)人気が高まりそうです♪
アニメのほうでも、松ケンさん(←略さないほうがいいかも;)はジェラス役として
声優にチャレンジするそうです。ってか、あれ?もう出たっけ?………まだだよね?

それと「ハリポタ」の劇場予告も届いてました。
早く社員さんが編集してくれないかな~と待っていたりします(´∀`)

誤作動っΣ(´Д`;) !?

2006年10月31日 19時33分32秒 |  ∟お仕事紹介
もぉ………びっくらこきましたから(←古くさっ)、今日は…。
スタート作業が全自動になってから、こんなこと初めて起きました;
心臓に悪いったらないよ…...(((;´ω`)


進行表を確認すると、私が、3番スクリーンの15時20分から『父親たちの星条旗』の
スタート作業に入っていたんです。なので、10分前くらいには待機していて、
いつも通りにフィルム、レンズ、カットマスク、音量、音質、客席などの
チェックをしていたんですよ。そしたらいきなりっ――

―――ガッチャン、ウィィィィン~……―――チャララッ、チャララン~♪…

聴きなれたBGMと一緒にスクリーンに映像が流れていて…。
   (なぬぅぅっーーーΣ(Д゜ |||ノ)ノ!?)
ってなりましたから、マジで。飛び上がってびっくりしました。
自分の腕時計を確認すると、まだ15時15分。上映時間よりも5分早いんです。
そして、もちろん電波時計を確認。こちらも15時15分。

つまりはミキサーの内部時計がズレてるのか?と思いきや、こちらも15時15分。
でも、スタートタイマーはきっちりと上映開始時間の15時20分に設定されているんです。
   (じゃあ、なんでスタートしちゃってるのよぉおーーーっっヽ(´Д`;)ノ!!)
もぉ~パニックですよっ!!ダッシュで社員さんに助けを求めにいきましたからっ。

  イ:「Yさん、Yさんっ!!3番のスタートが…時間がおwきしう(言葉にならず)」
  Y:「っ!?…だからよく確認してからっ…」(私がへマしたと思ったらしい)

とりあえず2人してまたダッシュで3番へ。
まだ上映時間じゃないのに、映写機が回りだしてしまったことを告げると
Yさんも「(;◎◇◎)はぁ?」って顔になりました。
タイマーもちゃんと設定されてるのに…。

とりあえずは、Yさんが事務所に無線連絡。至急映写機をストップさせることに。
劇場にはお客さんもいるし、スクリーンには既に鑑賞マナーなどの諸注意が
流れている途中でしたけど、止むを得ません。
急に映像が途切れて、お客さんもびっくりしたことでしょう……

それから回り始めてしまったフィルムを手作業で巻き戻すことに。
映写機には“巻き戻し”という機能がついていないんです。
この時には、もう一人の社員・Tさんもかけつけてくれて、
なんとか頑張って巻き戻していたんですけど、通常の上映開始時間15時20分が
迫ってきてしまって…;;
仕方なしに、途中の映像からでもいいから時間通りに上映を開始することになりました。

そして、15時20分……。今度はきっちりと自動でスタートしてくれました。
   (ほっ……( ´д`)、よかった~…。)
と思ったのもつかの間、またYさんがいきなり、
  Y:「ちょっと、待ったっ!!」
  イ:「えぇっ!!もぉ、始まっちゃ……」
  Y:「ループが大きすぎてる…;」

フィルムを少しだけたるませて、カットマスクにスムーズに流れてくれるように
してある部分があるんですけど、今度はそれが大きすぎてしまって…;;
さっき、手作業で巻き戻しをしている時にズレてしまっていたようです。
ループが大きすぎるとスクリーンの映像がブレてしまうんですよ(泣)

もぉ、踏んだり蹴ったり…。――また映写機を止めることになりましたorz
1回の上映で2回も映写機を止めるなんてことは、そうそうありません。
こんな機会に巡り合ってしまったお客さんは……ある意味貴重な体験かもしれないです。

にしても、嫌な汗びっしょりかきました(;´Д`)全自動は便利で正確ですけど
こういう誤作動はマジで心臓に悪いです。
しかも社員さんには、どうやら私が誤って手動でスタートさせてしまったとか
思われているみたいだった…。
全自動なのに、手動でスタートさせないっつーの!!誤解だよぉっ、私は無実だ(´Д⊂ヽ
でも、面と向かって言われたわけじゃないから、言い訳も言えず。ぅうっ、胃が痛いっ。

全自動!

2006年10月03日 19時06分31秒 |  ∟お仕事紹介
稽古とかシフトの都合で3連休だったんですけど、今日は3日振りにバイトへ。
いつも通り進行表を作って、さぁ~てフロアのモップ掛けにダスキン掛けだ~!
と、はりきって動いていたら…何故か社員のTさんに「?」って顔で見られました…。

Tさんの態度に私こそ「(゜∇゜)?」って顔になったのですが、かまわず掃除。
広いフロアをモップとダスキンを両方掛けなきゃいけないってのは、結構腰にきます;

そしてなんとかスタート作業の前に掃除を終わらせることができたので、
さぁ~スタートする映写機へ移動しよう^^…と思ったところ。
ふとホワイドボードが目に留まりました。
いつもなら貼っていない“お知らせ”のようなものが…。

よくよく読んでみると…フロア掃除の縮小のお知らせ……(10月1日より)

っっっおぃおぃ、待ってくれYOっΣ(゜д゜lll)!?
ダスキン掛けだけでよかったのかよ!しかもフロアの半分だけっ!?
汗だくになりながら、腰の痛みも我慢しながら、全フロアをモップ&ダスキン
かけたのにぃ~(ノ◇≦。) ヒドイや…私の無駄になった労力を返してくれっ!!
朝っぱらから貴重なブドウ糖が減少してしまいました…;
ハイチュウ(ブルーベリー味)で補給しましたけど(笑)

どうりで、Tさんが不思議そうな顔していたわけだ…。
ってか、気がついたなら教えてくれよ、Tさん(泣)


その後も、びっくりしたことが…。「夜のピクニック」をスタートする時、
いつもなら「3番スタートしま~す」と声をかけてタッチパネルのスタートボタンを
押し、それから映写機が回り始めます。ですが、なぜか今日は
「3番スター…」くらいでウィーンって映写機が作動してしまって…Σ( ̄□ ̄;
そりゃもうアタフタしまくりでした。スタートボタン押してないのに
勝手に動き出すなんてこと初めてだったもんで(焦)

なんでも全映写機、自動でスタートされるようになったそうです。
これなら、スタートが遅れることもないですし安心ですねっ。
現に早速私は、自動スタートに助けられました。

ぇ…いや、今日の朝はスタッフさん人数が少なくて、映写機掃除&フィルムテーブル掃除で
手一杯だったんですよ;なので、その掃除が終わって、猛ダッシュでスタート場所へ
向かってみたら、既に自動でスタートされていて助かりました(;´Д`)

でも自動になったからといって、仕事がそれほど減ったわけじゃないんですけどね
…。
結局は自動でスタートされても劇場予告や本編のチェックしなきゃなので、その場に
待機していないとなのであまり変わらないっちゃ、変わらない…。

まぁ、電波時計とにらめっこして、ぴったりにスタートしなきゃ!!っていう
プレッシャーがなくなったのは嬉しいんで…いいんですけど^^;

*  *  *  *  *  *

バイトが終わって帰宅後、Dグレ見ましたっ♪
アレンが小林早苗さんなので、ヘタレアレンに聞こえなくって、カッコよかったvv
アキラくん(ヒカ碁)だ~っ(〃▽〃)って思った(笑)
千年伯爵は…ブフッ…(*≧m≦*)
クシャミしたら「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」って出てきてくれそうっ!!

紹介12―進行表

2006年09月26日 12時14分52秒 |  ∟お仕事紹介
早番の場合、バイト先へ着いてまず最初に行う仕事が、進行表の仕事分担。

写真だと見づらいかもしれませんが、一番左の列が映画をスタートする時間、
その隣りが映写機とフィルムテーブルの掃除に入る時間、その隣りが掃除場所、
そして作品名となっています。

この進行表とシフト表を見ながら、誰がどの作業につくのかを決めて
作品名のとなりにあるメモ欄(写真には写ってませんけど)に名前を記入していきます。

早番はいつもだいたい2人、そして社員さんが1人。
8時台や9時台はスタート作業だけですが、それでも私とスタッフのSさんの
2人だけで、交互にスタート作業に入るのは結構大変です。

11時台12時台はスタートと掃除のラッシュ続きで休んでいる暇はありません。
なので、この忙しい時間帯には中番の方が1人増えて、3人で作業するのがいつものパターン。
(ちなみに社員さんは、フィルムの編集とか別のお仕事。)

なのに…なのに、どうして私は忘れていたんでしょう(;つД`)
11時からスタッフのAさんが中番でシフトに入っていることを!!

シフト表で確認しながら進行表を作成していたんですよ…?
にもかかわらずAさんの存在を忘れて、16時台まで仕事の分担を記入してしまいました;

  (……なんだか今日はやけに仕事量が多いな~…(・∀・;))

…って、当たり前だっつーの!?
3人でやるはずの作業を2人で分けてたんだから!!

そんな、間違いだらけの進行表にSさんが気がついてくれました。
………しかも、進行表をSさんに作り直させてしまった……(。 。;)
  ――ひぃぃぃいいっΣ(д゜|||ノ)ノ!!
朝の忙しい時に、ご面倒をお掛けして申し訳なかったです;
私がアホなばっかりに(平伏っ!)尻拭いをさせてしまった…orz

存在を忘れてしまったAさんにも…すみませんでした…。
おっかしぃな~。シフト表みてたはずなんだけどなぁ…。
進行表の仕事分担――だいたいみなさん10分くらいで記入し終わるんですけど、
私はど~も苦手で、20分くらい考えてしまうんですよね;

時間の配分とか難しい…(;◎_◎)

紹介11―音量チェック

2006年08月23日 19時04分09秒 |  ∟お仕事紹介
今日は初めて音量チェックをしました。

“プリント移動”という作業があって、もともと2番で上映していた
「花田少年史」を6番に移動したんです。
2番と6番の劇場では広さが違うので、もちろん音量も変わります。

ってことで、レシーバーの使い方を社員のTさんに教えてもらいました。
お尻のポケットにレシーバーを装着して、イヤホンを耳に、ネクタイピンみたいなのは
とりあえずみんなのマネして胸の前につけとけばいいか~。
と思って、準備してからTさんのもとへ。

  イ:「あ、あの喋る時はどのボタンを押せばいいんですか?」(レシーバーを探りながら)
  T:「…ぇ?…いやいや、そっちじゃなくて、……胸についてるほう…」
  イ:「へっ?」
  T:「胸についてるのがマイクだから、これをキュっと押して喋るんだよ」
  イ:「………ぁ、………あぁ、…はい…」

アホだっーー(///□///)!?ただのピンだと思って胸の前にとめていたのが
マイクだったとは…Σ( ̄□ ̄;…ぐぅ…恥ずかしかった……。
どうりでまったく意味が無いピンだな~って思ってたんですよ…。
まさかマイクだったとは…。

それからTさんが下の劇場フロアの6番へ降りて行き、私は映写フロアで
「花田少年史」をスタート。
  T:『イチコさん、聞こえますか?どうぞ~」
  イ:「は、はい、聞こえます」(←緊張してる:笑)
  T:『今、予告の音量いくつですか?』
  イ:「3.7になってます」
  T:『じゃあ、0.1あげてみてください』
  イ:「了解です。今3.8になりました」
  T:『了解です。じゃあ予告はこの音量でお願いします』
  イ:「了解しました~」

予告と本編の音量は違うので、「花田~」本編も同じように音量チェック。
無事終了しました。
はぁ~…緊張した(;´Д`)…でもちょっとこういうやりとりかっこいいな…(ぇ?)
無線をやると何故か語尾に“どうぞ~”がつく…。なんでだろう?
私はちょっと恥ずかしかったから言わなかったけども。

とりあえず今日わかったこと。
映画の音量は、劇場フロアで音チェックした社員さんの好みで決まるようだ(笑)
上映中でも「うるさいな~」とか「よく聞こえないな~」とか思ったら
近くのスタッフさんに言ってみてください。
音を調節してもらえますよ(*^▽^)ノ空調も調節可です。

あ、他の映画館はどうなのかわからないや…(ぉぃ)     

紹介10―バラし作業

2006年08月21日 09時54分42秒 |  ∟お仕事紹介
先週の金曜日は「ハチミツとクローバー」と「ブレイブストーリー」の
楽日(上映終了日)だったので、最後の上映が終わった後は“バラし”です。
(※映画館によって作品の楽日は違うようです。)

といっても、作業するのは社員さんですけどね。
映画のフィルムは映画の配給会社から回ってくるんですけど、その時は
いくつかに小分けされて回ってきます。

それを社員さんが一本のフィルムに繋げて、予告を付け足したりして編集し、
それから上映されているんです。
トイレットペーパーと一緒ですね(笑)30m12ロール入りのトイレットペーパーが
もしも1ロール(360m!?)にされて売られていたら大変ですから(>Д<)
持ち運びも大変ですけど、ペーパーフォルダーに設置できません。
なのでフィルムも同様に、大体6巻~9巻ほどに小分けされてるんですよ。

バラし作業は、一本に繋げたフィルムをもとの小分けされた状態に戻すことを
言います。
フィルムがつなげてある部分は、写真でみてもらえるとわかると思いますが
黄色いラインの入っているところですね。
ここがつなぎ目だったわけです。専用のテープ(?)のようなものでとめて
あるみたいです。
このラインを真ん中にして上下1コマのところをカットしてバラしていくようです。
1コマ、2cmもないですね~。小さっ。

私も、その作業を見たわけではないので詳しくはわからないですけどね。
カットされているフィルムがみんなこんななので、たぶんそうではないかと…;
そして、そのカットされた部分…。実は不用なので捨てられちゃいます。

…ってことで欲しい人はもらえるようでさっそくもらっちゃいましたっ(ノ*´▽`)ノ
写真のフィルムは「ブレイブストーリ」のものです。ピントあってなくてすいません;
3枚ほどもらいましたけど残念ながらミツルくんが映っている部分はなかったようで…。
でもワタルくんが小さく映ってるシーンがあったからいいや♪

スタッフのKさんは「ハチクロ」の切れ端をもらいたかったみたいなのですが
すでにどなたかにもらわれてしまったようでがっかりしてました…。
人気作品は結構競争率高いようです。
「パイレーツ・オブ・カリビアン2」なんか特にそうだと…。実は私も狙っては
いるものの…たぶんもらえないだろうな~。
まぁ、つなぎ目の部分がどんなシーンかわからないから、ジョニー・デップさんや
オーランド・ブルームさんが映ってるかどうかも微妙だしね;

フィルム、普通にみると真っ黒で何が映ってるのかわからないですけど
光にさらしてみるときちんときれいに絵が見える。
つくづく不思議でしょうがない……この絵が高速で流れながら映し出されて
動く映像としてスクリーンで見れるんですよ?
―――…すっげぇ~。

ついてない日

2006年07月07日 18時25分14秒 |  ∟お仕事紹介
バイトへ行く前からなんだか不吉だったんです。
いつも通っている、交通量の少ない道路でニャンコさんが轢かれていたし(泣)
更衣室のロッカーの鍵につけているビーズのストラップがいきなり切れて
散らばりだすし…。

案の定、バイト中ミス連発でした…(・_・;)

8番映写機で「インサイドマン」のスタートに入っていた私は
いつも通りにスタートさせた後は、本編が始まるまでの劇場予告の音質チェックと、
スクリーン、アパチャマスクの切り替えチェック。

ゲド戦記やラフ、サイレントヒルなどの予告があったんですけど、
問題は「ユナイテッド93」の時に起こりました。
スクリーンのサイズが<VV>(ヴィスタサイズ)から<CS>(シネスコサイズ)に
切り替わったんです。

私は、レンズが「ガチャリ」と大きな音を立てて切り替わっていたことで
安心してスクリーンを眺めてたんですけど………な~んかおかしいんですよ;
映画には必ずある、映し出された映像の上下にある黒い帯の部分?
あれがあることでスクリーンに映る映像の幅が狭くなってますよね?
その部分がやたらと広くなっていたんですよ…。

へぇ~こんな作品もあるのか~、とかのん気に思っていたらまたおかしな所を発見。
白い字幕の下に白い点々が見えていたんですよ。…ん?とそこで異変に気付きました。
…もし…かして…字幕の二行目が途切れてるΣ( ̄□ ̄;!?
白い点々正体は、字幕の二行目がほんのちょっと顔出していたってわけです。

慌ててレンズをチェック!!でも、きちんと切り替わっていて問題なし。
次にアパチャマスクをチェック…
――っって、<CS>サイズに切り替わってないしっ―!!

ひぃぃぃっっ(((( ;゜д゜))))!!あわあわしながらも手動でマスクを奥まで押し込み、
強制的に<VV>から<CS>にしちゃいました。その切り替わる過程ではもちろん
スクリーンに映し出されてる映像は真っ暗になったりいきなりサイズが変わったりと
おかしなことに…(;つД`)す…すんません…、マスクが動かなくなる時にでくわしたの
初めてだったんで、まったく気がつきませんでしたっm(_ _;)m

そして、チェック表の隅っこには「マスクに注意」って書いてありました……。
ほんと心臓口から飛び出すかと思ったから…。頼むから自動で切り替わってくれ…(泣)
でも本編が始まる前の予告で気がついてよかったわ、ホントに(それでも遅すぎ;)


その後の「着信アリ」のスタートでもミスしました(ノ◇≦。) ダメダメだ…。
レンズは掃除した時に開いておいて、スタートする前に閉じるんですけど、
すっかり忘れていてレンズを開いたままスタートさせてしまったんです;

音声はしっかり出てるのに、スクリーンには何も映っていないという状況に!!
なんでやねんっΣ(д゜|||ノ)ノって驚きながらも原因を探ろうと思って映写機を見たら
レンズが閉じてなかった……。音だけ先行して、あとから映像が映るという
間抜けな上映をさらしてしまいました。

ほんとお客さまには申し訳ないっす…面目ないっす(つд⊂)

学習能力

2006年06月27日 18時54分59秒 |  ∟お仕事紹介
また…やってしまいました…m(_ _;)m
今日で4度目か…。

掃除…さぼっちゃったんですよ…、映写機の。
いや、さぼりたくてさぼったわけじゃないです決して。

進行表に仕事の分担が書いてあって、それを見ながら掃除に入ったりスタートに
入ったりするんですけど…。

自分のチェックミスです…(つд⊂)
私は次の掃除場所に待機して待ってたんですよ、「ダ・ヴィンチ・コード」が
終わるのを…。あと20分もあるなぁ~…とか思いながら…。

そしたら、スタッフのNさんが走ってきて…
「イチコさん、5番のセット(掃除)に入ってるよっ!!」
「…っΣ(д゜|||ノ)ノ!!?」

ウソでしょっ!?と思ってあわてて進行表を確認。
そしたら…「ダ・ヴィンチ~」の前に「着信アリ」の掃除の欄に私の名前が!!

そりゃ猛ダッシュで5番映写機へっ。
そしたら……社員のTさんが…。あの以前チョコジャンボ●ナカをくれたTさんが。
私のかわりに掃除をしているじゃありませんかっ!?

ギャーーーっヽ(□ ̄;ヽ))((ノ ̄□)ノ!!
心の中で絶叫ですよ……。社員さんに掃除させてしまいました…;
以前もマネージャーのYさんにさせてしまったし…。

はぁぁぁあ~(;´Д`)自分のうっかりさに呆れかえります。
蛍光ペンでチェックまでしてたのに見間違えるんだもん。
母のこと笑ってる場合じゃないわ…。いい加減学習しないと。


*  *  *  *  *

Aさんがまた、京極堂シリーズの3冊目を貸してくれました♪
どうもありがとうございます!ちょっと気分上昇しました(〃▽〃)(単純)

紹介9―劇場

2006年06月20日 18時15分51秒 |  ∟お仕事紹介
10分後に「トリック2」をスタートさせるところです。(午前10時)
小窓から撮影。

ちらほらとお客さんが入ってきました。朝一で映画か~。いいなぁ…。
私もトリック見たいなぁ~。

よしっ!暇を見つけて“スッタフ鑑賞”で見るぞっ(≧∇≦)ノ彡
まだ先のばしになりそうだけど…。

さてさて、チェックを開始してスタートの準備をせねばっ!

紹介8―アパチャマスク

2006年06月20日 18時07分20秒 |  ∟お仕事紹介
変な名前ですよね。(いきなりっ)

初めて聞いた時は、南米のダンスに用いられる伝統的な仮面?
とか思ったりもしましたが、まったく違います。断じて違います。

正式名で呼ぶことはあまりなくスタッフさんの中では『カットマスク』で通ってます。
四角い小さい窓にフィルムの1コマがぴったり合うようになってます。
その後ろからライトが照らされフィルムを通って、レンズ越しにスクリーンに
映し出される…という仕組みです。
レンズがCS(シネスコサイズ)に変わる時は、このカットマスクも
自動で「ガチャリ」と奥まで移動し1コマのサイズが変わります。
VV(ヴィスタサイズ)も同様に自動で真ん中までマスクが移動してくれます。

が、しかし!!たまに動いてくれない時があって油断できないんです;
そういう時は、実力行使…手動っΣヽ(`д´;)ノ!!…でいいそうです。
きちっと移動されていないとスクリーンに映し出される映像が切れていたり
ずれていたりしちゃうので。

まだ私は手動体験はありませんが、できたら体験したくないです;
絶対あわてるっヽ(□ ̄ヽ))...((ノ ̄□)ノ

鑑賞マナー

2006年06月19日 14時04分53秒 |  ∟お仕事紹介
昨日はいつもより数倍疲れました…(_ _;)
連休明けに「中出」で22時までバイトだったからでしょうねぇ…。
朝はつらくてもやっぱり「早出」のほうが気分的に楽だわ…


そして、昨日はちょっとだけ『イラっ』としたことが。
進行表をチェックして「デスノート」のスタートに私の名前が入っていたので、
私は意気揚々と懐中電灯、トランシーバー、デジタル時計をもってスタートする映写機へ。

フィルムや作品、音量などのチェックが済んだので、客席をチェックするため
小窓から劇場内を見たんです。
その時は20時も過ぎていたんで「デスノート」と言えど、お客さんは少ない
ほうでした。が……、その少ないのがわざわいしたんでしょうね(・_・;)

高校生くらいの男の子達(友達同士)数人が、バラバラにお互い離れて席に
着いていたんですよ。空いてるし別によくあることなんですけど……。
そいつら、一体何はじめたと思いますっ…!?(これ以下言葉遣い悪くなります

ポップコーンの空中口キャッチですよっヽ( `皿´ )ノ!!
はぁぁっん!?他のお客さんだっているんだぞっ…ナニやってくれちゃってるわけ?
しかもキャッチしてねぇ~しよ~(メ`Д´)ボロッボロッそこらじゅうにポップコーンが
飛び散りまくりなわけですよっ!!仮にすべてをキャッチしようが迷惑行為に
かわりねぇんだよっ!アホでバカで常識ないことこの上ないんです。
てめぇら、この劇場を清掃するスタッフさんの身にもなれっつーんだよ、ごるぁぁあ!!
こんっクソガキャーっ、鼻の穴と耳の穴貫通さすぞ、われっ!!(さすがにいきすぎ;)

と、7割ほど本気でムカつきながらも無表情のまま心の中で葛藤を繰り広げていた所…
気がすんだのか6、7投ほどでやっと席に座ってくれました。
まぁ、靴を脱いで自分の前の座席に足を乗っけて…ですけどね…( ̄- ̄)(怒)

私も、映画館で映画観るときは靴ぬぐのがクセですよ?それでも場内の明かりが
消えてから脱いでます。さすがに前の座席に足を投げ出すことはしません。

まぁ、そういうお客さんは結構いるんですけどね。空いてて他のお客さんに
迷惑にならなければそれでいいとは思います;
でも、ポップコーンの口キャッチは大迷惑にしかなり得ません。映画館ではね!!
本編が上映される前には、鑑賞マナーについてのご注意も上演してるんです。
見ているお客さんは少ないですけど(泣)
もぉちょっと常識ってものを学びましょうね~おバカさん達・:*:・(*´∀`*)フフっ…


にしても…私はよく小窓から場内を見てるんですけど、まだ誰一人として
私の目線に気がつくお客さんがいない…。小窓の存在自体が気付かれていないのか…?
暇な時とか「こっち向け~」と熱視線を送ったりしてるんですけどね(アホ)
まぁ、目が合ってしまっても気まずいだけです(笑)
コンビニで飲み物を取り出そうとしたら、裏から補充しているバイトさんと
目が合っちゃった…みたいな気まずさなんでしょうね。

小窓からは場内全体が見渡せるので、みなさんもお気をつけ下さい。
もしかしたら私みたいな変体が覗いているかもしれませんよ~っ(恐っ)

紹介7―レンズ

2006年06月09日 20時33分56秒 |  ∟お仕事紹介
映写機が回っていない時は、レンズはガチャリと開いておきます。
まぁ、掃除する時に開いて掃除してるからなんですけど。

黄色いレンズがCS(シネスコサイズ)で、赤いレンズがVV(ヴィスタサイズ)と
いうらしいです。映写機によって色が違うので色で覚えるのはダメだといわれました…
色そろえようよっ…Σヽ(`д´;)ノ!

CSサイズのほうがスクリーンを大きく使うようです。時々映画を見ている途中とかに
スクリーンの両端にあるカーテンが「うぃ~ん」って空いたりするのを
見たことないですかね?
その時はVVからCSにレンズが切り替わってる時なんですよ~。
はい、トリビア(ムダ知識)です。3へぇぐらいですか?…そうですか。


映写機のレンズは3種類入るようになっているんですが、とりあえずは2種類だけ
セットされているそうです。
もう1つ「スタンダードサイズ」というのはウチの劇場では上映していない
そうなので使用しないようです。

なので、そこの空いた穴を埋めるべく銀色のカップが…
しかもなぜかアヒルさんの絵柄付きのカップが埋め込まれていたりします(笑)
この写真だと見えないんですけどね;

レンズの左隣りにある銀色のごちゃごちゃした部分。
あの部分にフィルムをあっちゃこっちゃ通すんですねぇ~…。
まぁ、もう覚えられたからいいんだけどさ…映写機によって掛ける部分違うのって
どうよ?
この映写機の他にももう1種類あって、そっちのほうがフィルムを通すところが
多いんですよ;

まぁ、もう覚えられたからいいんだけどさ… ̄ー ̄)ノ

プリントテスト

2006年06月02日 17時49分52秒 |  ∟お仕事紹介
今日はプリントテストをしました!
あ、でも私はいつも通りの仕事内容でしたけどね(・_・;)

※プリントテストとは※
これから新しく上映される作品をスタッフさんが観て確認することです。
ピントがずれていないか、音量は適切かどうか、フィルムに傷が付いていないかどうかを
劇場内で映画を鑑賞しながら確認します。

・「花よりもなほ」
・「トランスポーター2」
・「オーメン」

以上の3作品をテストしたそうです。先行上映よりも公開日よりも早くに新作映画が
観れるなんてすごいですっ!!なんて羨ましいんだっ
というようなことを、今日のテストに立ちあったスタッフMさんにぼそりと言うと…。

「観る映画にもよるよね…(;´Д`)」…と。

なんでもMさんはホラー系が苦手なのにもかかわらず担当にされてしまい
「オーメン」を朝8時から観させられてヘトヘトだったそうです。


確かにそうですよね…。
だいたい10時近くにはお客様を入れて上映が開始されちゃうから
テストするとなると朝早くか、夜遅くしかできないんだもんねぇ。
しかも血みどろなホラーは朝から重たいっスよ;;

でも、担当じゃない人でもテストに立ちあっていいらしいので
もう少し仕事になれて、観たい新作映画がテストの時は
早起きして立ちあってみたかったりします・:*:・(*´∀`*)Vv

初日に次ぐ大失敗

2006年05月31日 20時45分15秒 |  ∟お仕事紹介
知ってましたよ、えぇ。
自分が予想以上にアホで、予測しないことをやらかすヤツだって。
でもまさか…そんな…。ここまでとは思いませんでしたよ、はい。
自分でも心底驚いて、心底ヘコんで、心底笑えましたね~あの時は…(TωT)


その日は、日曜日で早出だったんです。
平日の早出だと朝9時までに出勤なんですけど、日曜日だけは8時からなんです。
しかも初めての8時出勤。
8時にバイト先に着くには6時に起きなきゃいけなかったんですよね~…。
いつもは9時、10時に起きていたのでそりゃもう辛かったです。
電車で一駅…約7分ほどの間に居眠りこきましたから。
…もぉ、このあたりから事件の前触れだったわけですよ(・_・;)

無事遅刻することも無く出勤し、その後は黙々と仕事をこなしていたんですが、
事件は私の休憩中に起きました…

休憩はいつも30分を2回、合計1時間頂いています。
そしてその日は1回目の休憩が11時に入ってました。なので時間になったのを
確認していつも通り更衣室へと向かいました。
他のスタッフさんは、休憩時は映写フロアの椅子と机を利用してお茶を飲んだり
雑誌を読んだりしてるんですけど、私は映写機の騒音とフロアの暗闇から
目と耳を更衣室で休ませることにしてるんです。

更衣室は結構狭いですけど、そこでふくらはぎを揉んだり足首を回したり
背骨を伸ばしたりとストレッチしていたんですね…。
さらに、更衣室の床にゴロっと仰向けになって両足を自分の体重から解放して
あげていたのがマズかった…( ̄▽ ̄;)
すぅ…と意識が遠のいていったわけですよ。

気がついたのは、「トントン」というドアをノックする音がした時―
私はその音にビクッとして跳ね起きました。すると、ガチャリ。
「失礼しま~す。あ、おはようございます」
と、1階下の売店フロアのスタッフさんが出勤してきました。
「え…あ、おはようございます…」
私は何が何だか状況がつかめないまま、とりあえず挨拶はしました(笑)
(あれ…?私さっきまでストレッチしてて…それで…?)
ぼぉとしたまま、何気なく腕時計を見て―――。

…どぅえっっΣ(((((( ̄□ ̄;)!!!

猛ダッシュで更衣室を出て映写フロアへっ!!
掃除用具箱を棚からもぎ取るとすぐさま3番映写機にっっ…、という時
「イチコさんどこにいたの?いなかったから代わりにやっておいたけど…」
ギャーっっ!!マネージャーのYさんに私の仕事をやらせてしまったーーっ!!
……もう私に言えるのは「すいませんでした」しかありません。だって、

「更衣室の床で大の字になってヨダレたらしながら爆睡してました」

なんて言えるわけないじゃないですか…。休憩は11時半までなのに
20分もオーバーして、しかもYさんに私の仕事をやらせたんですよ…。
尚且つ、ノックの音で跳ね起きなきゃ無様に大の字で爆睡していた様を
スタッフさんの目の前にさらしていた所だったんですから…。
ほんとに…。私は小学生以下かっ。もぉ××歳だっていうのに…。

そも、普通の人は更衣室の床に寝転がりませんよね。ましてや女性が。
いつ誰が入ってきてもおかしくない状況なのに。…そこからしておかしいです。
自分のありえなさに心底驚いて、心底ヘコんで、最終的には
自分で自分がおもしろくて大爆笑しました(死)

あぁ~~~あ、何だかなぁ~。